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5月に入り、5月病もさっぱりと、スケーターたちはシーズンの疲れをリフレッシュしている頃。そして、この時期には来シーズンに向けてのプログラム作りに取り組んでいる頃でしょう。
毎日のように振付師やスケーターたちのSNSから様々な情報が流れてきては、このスケーターがこの振付師と組んだらこんなプログラムができるのかな、、、などと個人的に思いを膨らませ楽しんでいます。
さて今月は、プロスケーターとして活躍する無良崇人さんもホームリンクとしている「岡山国際スケートリンク」をご紹介。
岡山国際スケートリンクは、岡山県岡山市北区で1965年に開業。当初は冬季中心の営業でしたが、1995年からは通年営業になりました。先日、リンクに伺った際も一般滑走のお客さんとスケーターがうまく交じりあいながら、各々のレベルでスケートを楽しんでいたのが印象的で、その中には無良くんのご両親の姿もあり、とても温かい雰囲気がリンク内に流れていました。また、夜には貸し切り営業が行われ、24時間体制で営業する全国でも類を見ないリンク。アスリート、チームファーストなのが伝わってきます。
リンク自体は60m×30mで、全日本選手権に繋がる地区大会も開催されており、かつては、カーリング専用のシートも併設されていたそうですよ。
先日、無良崇人さんにお話を伺った際には、「近年、民間企業として営業するリンクが少なくなってきている。2010年には改修工事を行い、自分たちが滑ったり教えたりする環境を、ここまでサポートいただき、マルエス冷蔵株式会社さんには、とても感謝しています。」と語ってました。
「晴れの国」岡山というだけあり、これからの季節、外は体に堪えるという方もいらっしゃると思います。その際には、スケートリンクで涼しみながら、一般滑走で流れている音楽に合わせて振り付けを考えてみても、楽しいのではないでしょうか?

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小塚 崇彦 / フィギュアスケーター
現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフ、モータースポーツなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOCオリンピックムーブメントアンバサダーなど様々な方面で活躍。東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー (スケート教室) を開催。
東京2020、札幌2030招致を含めたウィンタースポーツからの盛り上げにも挑む。