VOL.6 果実味と樽熟成の絶妙な味わい。新潟県上越市、岩の原葡萄園の「深雪花」

VOL.6 果実味と樽熟成の絶妙な味わい。新潟県上越市、岩の原葡萄園の「深雪花」

日本ワインぶどうの父ってご存知ですか?
ワインを飲むのは好きですが、お恥ずかしいことにそのバックグラウンドを知らずに、ただただ美味しいワインを飲んでおりました(笑)。

そんななか出会ったワインが岩の原葡萄園の「深雪花(みゆきばな)」。
最初はラベルと名前の美しさ、そして新潟のワインという所に心惹かれたのですが、この岩の原葡萄園、実は、日本ワインぶどうの父と呼ばれる川上善兵衛氏が1890年に開園した葡萄園なんだそうです。

豪雪地域で地元の発展を常に考えていた川上善兵衛氏は、気候風土に適したぶどうの品種改良を続け、マスカット・ベーリーAなど様々な優良品種を生み出してきました。そして、現在では、全国各地で栽培され日本ワインの発展に大きく貢献しています。
その情熱は今も引き継がれ、新潟県上越市にある岩の原葡萄園では、こだわりのぶどうと、雪を利用した熟成といったこだわりの手法で、様々なコンクールで金賞を受賞するほどの上質なワインを作り続けています。

今回紹介する「深雪花」は、雪深い上越市の土地に可憐な花を咲かせる雪椿をイメージしたんだそう。グラスに注いだ時の色味もとても綺麗な赤なんです。
口に含めば、マスカット・ベーリーAの豊かな果実味が口いっぱいに広がり、酸味とほのかに感じるタンニンのバランスが絶妙。
正直、少し重たい赤ワインを想像していたので、最初に口にした時の果実味に少し驚きました。これまでに飲んだワインの中でも最も果実味、酸味が新鮮で、すっきりとした飲み心地。和食との相性も良さそうですが、そのままでこの味わいを楽しみたいと思えるワインです。油断するとグビグビ飲んでしまいそうなので、注意ですね(笑)

新潟県上越市のワイナリーには、創業当時の建物やレストラン、ショップがあるほか、イベントなども開催されているので、実際に景色を見ながらワインを楽しみたいですね。

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HIROKO / Drive! NIPPON編集・PR担当

ワインや日本酒、焼酎、そして、食べるのが好きで、Drive! NIPPONのロケでは必ずその土地のお酒をチェック。最近注目しているのは、安いのに美味しいワイン。一人飲みよりも、家族や友人と笑いながらお酒を楽しむ時間が一番好き。
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