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四国一周ドライブ旅:愛媛モデルコース(8日目)
四国一周ドライブ旅もついにラスト!今回は愛媛県内、松山市からしまなみ海道へ続くルートをご紹介していきます。旅の終わりにふさわしい、瀬戸内海の魅力を存分に感じられる絶景ドライブスポットをピックアップしました!

今回の四国一周ドライブ旅は香川県からスタートする8日間の日程を想定しています。ドライブも楽しみたいけど、有名観光地も巡りたい、そんな旅人の方はぜひルート選びの参考にしてみてください。

日本最古の温泉へ「道後温泉」
全国から温泉ファンが訪れる道後温泉。兵庫の有馬温泉や和歌山の白浜温泉と並び「日本三古湯」と呼ばれていて、文献上では道後温泉が日本最古なんだそうです。
道後温泉の魅力はなんと言っても歴史を感じる街並みの美しさ!大正ロマン漂う街には湯気が立ち上り、懐かしい風情のお店屋さんもたくさん。昭和27年(1894年)に建てられた「道後温泉本館」は、日本最古の温泉施設の一つで、趣ある浴室や露天風呂に大興奮すること間違いなし。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったとも言われていますよね。

道後温泉には18本の源泉があり、それらをブレンドすることで適温を保っています。加温や加水もしていない全国的にも珍しい温泉だそう。温泉本来の効能を十分に感じることができる温泉好きにはたまらない場所ですね。
道後温泉からさらに4kmほど離れた場所には「松山の奥座敷」と称される奥道後温泉があります。山と渓谷の見事な自然を楽しめる穴場なので、より静かに逗留したい方はこちらもおすすめですよ。
旅の最後にゆっくりと日本の名湯に使ってみてはいかがでしょうか。

〜 ちょっと寄り道 / 松山市 〜
時間のある方は、道後温泉から少し足を伸ばして松山市内散策に出かけるのもおすすめです。司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』をテーマにした博物館、坂の上の雲ミュージアムや、松山市が一望できる松山城など、見どころがたくさん。最近では県内外で人気のクラフトビールブルワリーも松山市内に数カ所あり、飲み歩きや食べ歩きもおすすめです。

世界初の三連吊橋を臨む「来島海峡展望館」
道後温泉で旅の疲れを癒したら、四国一周のドライブ旅のラストを飾る瀬戸内海の絶景を見に行きましょう!
道後温泉から車で約1時間。愛媛と広島の県境を走るしまなみ海道の入口、来島海峡大橋を一望する「来島海峡展望館」に到着です。
しまなみ海道で最大の来島海峡大橋は、三つの島(大島、武志島、馬島)を中継してかかる世界初の三連つり橋です。瀬尾内海に浮かぶ小島を繋いで伸びる橋と、自然が織りなす唯一無二の絶景が楽しめます。来島海峡展望館はその絶景を大パノラマで眺めることができるおすすめの展望スポット。休憩スペースやお土産物も充実しているので、旅の思い出にぜひ立ち寄ってほしい場所です。
日中の景色はもちろん、夕日の時間帯もまた格別。オレンジ色に染まる空に浮かび上がる橋がなんとも言えない美しさです。夜には橋がライトアップされてとてもロマンチック。ドライブデートにもおすすめです。心地よい風を感じながら、時が経つのを忘れて景色を堪能できるはずですよ!

瀬戸内海随一のビューポイント「亀老山展望公園」
来島海峡展望館で景色を堪能したあとは、瀬戸内海随一のビューポイントとして知られる「亀老山展望公園」へ車を走らせていきます。
標高約300mの亀老山にある亀老山展望公園からは、先ほど紹介した来島海峡と海峡を真っ直ぐ走る来島海峡大橋の全景を一望できます。晴れた日には西日本最高峰の石鎚山も遠く眺めることができるかもしれません。
山道をくねくねと進んでいった先にパッと開ける眺望が素敵で、ドライブするのが本当に楽しい道。海に沈む夕日やライトアップされた来島海峡大橋など、時間を問わず楽しめる景色が最高なので、ぜひ四国へドライブ旅をされる際は立ち寄ってほしいスポットです。
ちなみに、亀老山展望公園の展望台は、建築家の隈研吾氏によるもの。自然の景観を守るために樹木などを活用して外からは見えないような造りにしているんだとか。
