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投稿日:2024.02.02 Fri

美ヶ原高原で大自然を満喫!おすすめスポットやモデルコースは?

美ヶ原高原で大自然を満喫!おすすめスポットやモデルコースは?

日本百名山にも選出されている美ヶ原高原。広大で美しい草原の風景を眺められる観光スポットとして人気です。美ヶ原高原は四季折々でさまざまな景色を見られるので、いつ訪れても美しい景色を楽しめます。今回は、美ヶ原高原のおすすめスポットやモデルコースなどについて紹介します。大自然に囲まれた美ヶ原高原で、日々の喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごしましょう。

1.美ヶ原高原の魅力とは?

美ヶ原高原は長野県松本市、上田市、小県郡長和町をまたがる高原です。まずは美ヶ原高原の魅力についてお伝えします。

高原の美しい絶景は必見!

高原の美しい絶景は必見!

美ヶ原は、日本一広い高原大地として知られています。美ヶ原の最高峰は、日本百名山の一つである王ヶ頭(標高2034m)。火山に侵食されてできた台地は遮るものがなく、高原からは北アルプス・南アルプス連峰、富士山も見渡せます。360度の迫力のある大パノラマは見逃せません。美ヶ原高原の美しい絶景を眺めながら、インスタ映えするフォトジェニックな写真が撮れるでしょう。広大な草原では遊歩道での散策など、本格的なトレッキングコースを楽しむことも可能です。

四季それぞれの異なる表情を楽しめる

四季それぞれの異なる表情を楽しめる

美ヶ原高原は、四季それぞれの異なる表情を楽しめるという魅力もあります。5月は新緑の季節で、5月下旬頃からは牛たちが放牧される様子を眺められます。6〜8月頃は、レンゲツツジやキバナノコマノツメといったさまざまな高山植物を楽しめるのが魅力。9〜11月頃になると雲海発生率が高くなり、美ヶ原高原から一面に広がる雲海の幻想的な光景を見ることが可能です。また、秋シーズンは紅葉が美しい季節でもあります。冬の時期は雪で覆われて、一面の銀世界となります。場合によっては、冬シーズンならではの雪紋やダイヤモンドダストが見られるかもしれません。

ハイキングやウィンタースポーツを満喫できる

ハイキングやウィンタースポーツを満喫できる

美ヶ原高原では、トレッキングやハイキングなどを楽しむ人が多い傾向にあります。大自然の中の観光道路をドライブするのも、気持ちが良いのでおすすめです。冬の時期は雪上車での雪上体験ツアーやスノーシューでの散歩なども満喫できます。南極探検にも使われている雪上車に乗れば、足場の悪い時期でも気軽に美ヶ原の風景を楽しむことが可能です。ウィンタースポーツが好きなら、スノーシュー(西洋かんじき)を装着して、大雪原を散歩してみてはいかがでしょうか。難しいテクニックなどは必要ないため、初心者でも簡単にスノーシューにチャレンジできます。

2.美ヶ原高原の基本情報

美ヶ原高原を訪れるなら、交通アクセスや駐車場の状況などの基本的な情報を把握しておきましょう。

交通アクセス

美ヶ原高原へのアクセスは、中央自動車の諏訪ICや長野自動車道の岡谷IC、松本ICを利用します。中央自動車の諏訪ICからアクセスする場合、大門街道からビーナスラインに入ると、約90分で到着します。長野自動車道の岡谷ICからのアクセスは約60分です。20号線から142号線を経由して、ビーナスラインに入り美ヶ原高原を目指します。松本ICからアクセスする場合は、67号線を走ってビーナスラインに入ると、約70分で到着します。

駐車場

駐車場

美ヶ原台上には、3つの無料駐車場が用意されています。ビーナスライン側には普通車800台が駐車できる「美ヶ原台上駐車場」と普通車60台が停まれる「美ヶ原長和町営駐車場」、美ヶ原スカイライン側には普通車150台が駐車できる「美ヶ原駐車場」があります。美ヶ原台上駐車場は駐車スペースが広いので、少し遅れて到着しても駐車できるかもしれません。ただ、ビーナスライン側の駐車場から王ヶ頭や王ヶ鼻に行くのには、1時間半〜2時間程度かかります。王ヶ頭や王ヶ鼻周辺を軽く散策したい場合は、美ヶ原スカイライン側の駐車場を利用するのが良いでしょう。

3.美ヶ原高原で訪れたい観光名所をピックアップ!①

美ヶ原高原には、人気の観光名所がたくさんあります。

美しの塔

美しの塔

「美しの塔」は、美ヶ原高原の中心部に建っている塔です。元々は1954年に避難塔として建てられたものですが、今では美ヶ原高原のシンボルとなっています。美ヶ原周辺は霧が濃くなることが多く、過去には何度も遭難が発生したそうです。遭難対策として建てられたのが美しの塔なのです。塔の高さは約6mで、日本で最も大きな文学碑でもあります。南側には美ヶ原を愛した詩人・尾崎喜八氏の詩、北側には美ヶ原の登山道を整備した山本俊一翁氏のレリーフが埋め込まれているので、訪れた際にぜひチェックしてみてください。

王ヶ頭

王ヶ頭

「王ヶ頭」は、八ヶ岳中信高原国定公園の南西側にあります。先程お伝えした通り、王ヶ頭は標高2,034mで、美ヶ原高原の最高峰に位置しています。山頂付近に電波塔が並んでいることで有名です。標高の高い位置にアンテナを立てることで、より広い地域に電波を届けられるように工夫されています。大自然の高原と人工的なアンテナの組み合わせがユニークな場所で、他では見られない景色を堪能できます。王ヶ頭へ行く際は、美ヶ原自然保護センターの駐車場から徒歩で向かうのが一般的です。

王ヶ鼻

王ヶ鼻

江戸時代の石仏が鎮座する「王ヶ鼻」は、パワースポットとして有名です。石仏は、山岳信仰の聖地である御嶽山の方向を向いています。何度落雷を受けても力強く佇む石仏を見るだけで、不思議とパワーをもらえるはず。美ヶ原自然保護センターの駐車場からは約30分で到着します。王ヶ頭からは徒歩で約20分です。王ヶ頭から自然を楽しみながら散策し、王ヶ鼻まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

牛伏山

牛伏山

「牛伏山」は、長野県上田市と長和町の境にある山です。美ヶ原高原美術館駐車場からは、徒歩で約10分のところにあります。美ヶ原山頂部に広がる高原の東側が高さのピークで、標高1,990mです。山頂からは美ヶ原高原一帯を望めます。登山者が多いシーズンは5月〜10月頃まで。草原で草を食む牛たちや高山植物を堪能できます。山頂直下には道の駅・美ヶ原高原があるので、牛伏山に訪れる際は道の駅にも行ってみると良いでしょう。

  美ヶ原高原で訪れたい観光名所をピックアップ!②

道の駅美ヶ原高原

道の駅美ヶ原高原

「道の駅美ヶ原高原」は、標高約2,000mという日本一高い位置にある道の駅です。道の駅にある展望テラスからは、雄大な信州の山々を360度眺められます。夏場は長門牧場の新鮮な牛乳をたっぷり使用した濃厚なソフトクリームを食べながら、美しい景色を楽しみましょう。「レストランコンポート」はセルフサービス形式のレストランで、オリジナルスパイスを使用した山小屋カレーが人気です。道の駅内のショッピングモールは美ヶ原高原最大級の売り場面積を誇り、アートグッズや菓子類、そばなどさまざまなアイテムが販売されています。道の駅ではお土産を購入する方も多く、美ヶ原濃厚カマンベールケーキやまるごとりんごバームクーヘンなどが人気です。また、2階には美ヶ原高原美術館の入場口もあります。

美ヶ原高原美術館

美ヶ原高原美術館

「美ヶ原高原美術館」は、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部にある野外彫刻美術館です。1981年に箱根・彫刻の森美術館の姉妹館として開館。広大な野外展示場は約4万坪にも及び、大自然の中で現代彫刻を中心としたアート作品を楽しめます。自然と調和したアート作品の展示は、緑豊かな美ヶ原高原ならではの楽しみ方。自然の中に佇むアートは、その日の天候によってさまざまな表情を見せてくれます。企画展などが開催される室内ギャラリーだけでなく、子どもたちが体験しながら遊べる子ども美術館もあり、子どもから大人まで楽しめる観光スポットとなっています。

美ヶ原牧場

美ヶ原牧場

「美ヶ原牧場」は、美ヶ原牧場畜産農業協同組合が運営する牧場です。明治時代に始まった歴史のある牧場で、ルーツは平安時代末期の朝廷が管理していた牧場だといわれています。毎年5月下旬〜10月中旬は約200頭の牛や数十頭の馬が放牧されており、動物たちがのびのびと過ごしている姿を見ることが可能です。牛や馬をゆっくり眺めたいなら、牧場の中を歩く散策コースがおすすめです。山本小屋バス停と王ヶ頭を結ぶトレッキングコースは、片道約1時間半のコースとなっています。

白糸の湯

白糸の湯

白糸の湯は、美ヶ原温泉の中で唯一の日帰り温泉施設です。料金がリーズナブルで利用しやすいため、観光客だけでなく地元の人々からも人気があります。泉質は弱アルカリ性単純泉で、疲労回復や筋肉の痛みを和らげる効果などが期待できます。CaイオンやNaイオンが多く美肌効果が期待できることもあり、女性からも人気です。内湯の他に、露天風呂も用意されています。4月〜9月は6時〜22時、10月〜3月は7時〜22時までが営業時間です。時期によっては営業時間が異なる場合があるので、当日の情報をチェックしてから行くことをおすすめします。

4.美ヶ原高原に泊まろう!おすすめの宿泊施設

美ヶ原高原にはさまざまな宿泊施設があるので、宿泊してゆっくり観光を楽しむことが可能です。ここからは、美ヶ原高原に泊まる際におすすめしたい宿泊施設を紹介します。

美ヶ原高原ホテル山本小屋

美ヶ原高原ホテル山本小屋

「美ヶ原高原ホテル山本小屋」は、完全予約制・完全個室の山小屋です。山本小屋に入ると、玄関に本格的な薪ストーブが設置されているのが目に入ります。高原は夏場でも夕方以降になると冷え込むため、夏の間も薪ストーブの火がついているはずです。薪ストーブの周りには椅子が置いてあるので、炎を見ながらリラックスした時間を過ごせます。ホテルの自慢はおいしいご飯です。夕食は通年提供されている牛すき焼や鴨すき焼き、4月下旬〜11月下旬頃に提供されるジンギスカンなどを楽しめます。
高原の美しい景色を眺められる温泉も完備。朝に入浴すると、運が良ければ雲海から顔を出す朝日を眺められます。宿泊客の方は、朝の散策ツアーに申し込むことも可能です。マイクロバスで王ヶ鼻の近くまで行き、徒歩で周辺を散策します。夏場には高山植物のきれいな花畑を見られるかもしれません。また、1日1組限定とはなりますが、ペットと一緒に宿泊できるのも魅力。ペットとともに美ヶ原高原観光を楽しみたい方におすすめの宿泊施設です。

山本小屋ふる里館

山本小屋ふる里館

「山本小屋ふる里館」は、ビーナスライン終点の美ヶ原山頂にあるおもてなしの宿です。最大の魅力は、信州の山の幸をふんだんに使用した料理を堪能できること。夕食では新鮮な岩魚をじっくり炭火焼した料理や、柔らかくてジューシーな信州牛の溶岩焼きなどを食べられます。朝食では、朝から元気に観光できるように牧場ブレックファーストが提供されています。お代わり自由のモーニングコーヒーや焼きたての高原パン、石窯で焼いたピザなどをたくさん食べて、1日の活力を蓄えましょう。天体観測&バスナイトツアー、早朝美ヶ原高原絶景&雲海見学ツアーなどの無料観光ツアーも開催されています。宿泊客だけに特別に案内されるツアーでは、美ヶ原高原のいいところを余すことなく堪能できるでしょう。

王ヶ頭ホテル

王ヶ頭ホテル

「王ヶ頭ホテル」は、標高2,000mを超える場所にある天空のリゾートです。部屋や露天風呂からは、山岳の絶景や雲海を望めます。周囲を気にせずにゆっくりに湯船に浸かりたいなら、無料貸切展望風呂を予約するのがおすすめです。こだわりの木曽ヒノキを使ったお風呂からは、広大な高原や満天の星々を堪能できます。雲上のダイニングで味わえるのは、信州地産食材をたっぷり使用した料理です。
地元農家が育てた野菜や美ヶ原の自然水で育った川魚など、信州ならではのおいしい料理を楽しめます。館内には木と自然を感じられるダイニングが2つあり、のんびり食事を堪能することが可能です。季節ごとにさまざまな無料イベントが開催されているのも嬉しいポイント。ガイドと一緒に美ヶ原高原を探索する王ケ鼻展望ツアーや、冬のシーズンしか楽しめない雪上車クルージングなどが開催されています。

桜清水コテージ

桜清水コテージ

「桜清水コテージ」は、大自然の中でグランピングを楽しめる宿泊施設です。コテージやオートキャンプサイトに加えて、バーベキューや釣り堀などが楽しめます。自由に使えるドッグランも完備されており、ペットと一緒に宿泊可能なコテージもあります。施設内には桜清水の湧水を利用した大浴場もあり、宿泊客はもちろん、日帰り入浴を利用することも可能です。コテージとオートキャンプサイトの間には、民芸調のお食事処「桜清水茶屋」があります。桜清水を使った手打ちそばをはじめ、自家養殖の岩魚の塩焼きや田舎のおばあちゃんの炊き込みご飯など、地産地消にこだわった料理を味わえます。

5.美ヶ原高原を観光するときのモデルコース

ここからは、美ヶ原高原を観光するときのモデルコースを紹介します。

【初心者向け】ちょこっとハイキングコース

初心者向けのハイキングコースは、王ヶ鼻と王ヶ頭をまわるコースです。美ヶ原自然保護センターの駐車場に車を停めて、約30分歩いて王ヶ鼻に行きます。王ヶ鼻からは3分の1ほどの日本百名山や松本市街を見渡せます。次は徒歩20分ほどで王ヶ頭に行き、電波塔が立ち並ぶ風景を楽しみましょう。王ヶ頭ホテルの「日帰りカフェ2034」で、ビーフシチューやカレーなどのランチ、オリジナルソフトクリームやプリンといったカフェメニューを堪能しながら休憩するのも良いでしょう。帰りは景色を眺めつつゆっくり散策しながら、美ヶ原自然保護センターに戻ります。全行程で約1時間半のコースです。

【中上級者向け】ハイキング満喫コース

中上級者向けのハイキングコースは、ハイキングを満喫したい方におすすめです。美ヶ原高原美術館駐車場から10分ほど歩いて牛伏山へ行き、北アルプスなどの山々を一望します。そこから15分ほど歩くと、山本小屋ふる里館に到着します。さらに5分程度歩くと美しの塔が見えてきます。広大な草原や牛の放牧風景を眺めながら1時間ほど歩けば、電波塔が立ち並ぶ王ヶ頭に到着します。王ヶ頭から徒歩約20分で王ヶ鼻に行き、その後に美ヶ原高原美術館駐車場に戻ります。中上級者向けハイキングコースは全行程で4時間程度です。少し歩く距離を短くしたい場合は、山本小屋ふる里館に車を停めてハイキングするのも一つの手です。

ビーナスラインドライブコース

ビーナスラインは、長野県茅野市から美ヶ原高原をつなぐドライブロードです。高原地帯に沿って走るビーナスラインは、自然を満喫できるドライブコースとして人気があります。中央自動車道を諏訪ICで下りたら、県道424号線からビーナスラインへと進みます。蓼科高原や白樺湖、車山高原、霧ヶ峰を走り抜けて、終点は美ヶ原高原です。ゆっくり景色を楽しめるように、道路の脇に駐車スペースがいくつか設けられています。ノンストップで走れば約1時間半で到着するコースですが、気になる場所で車を停めて、景色を眺めたり写真を撮影するなどのんびりドライブするのも良いでしょう。

6.ドライブで行こう!美ヶ原高原周辺のおすすめスポット7選①

美ヶ原高原の人気観光スポットや宿泊施設などを紹介してきましたが、周辺には他にもおすすめスポットがたくさんあります。ドライブをしながら、他の観光スポットもまわってみてはいかがでしょうか。

霧ヶ峰高原

霧ヶ峰高原

「霧ヶ峰高原」は、緩やかな起伏が続く美しい高原です。レンゲツツジやニッコウキスゲといった季節の高山植物が楽しめる場所として知られています。一帯に上昇気流が発生しているため、グライダー飛行に最適。また、霧ヶ峰高原は水蒸気を多く含んだ空気が諏訪湖から運ばれてくるので、霧が発生しやすいという特徴もあります。

白樺湖

白樺湖

「白樺湖」は、標高約1,400mのところにある湖です。1周約4kmの湖で、春は新緑、秋は鮮やかな紅葉を楽しめます。白樺湖はレジャースポットとして有名で、乗馬やパラグライダー、ボートなどを体験することが可能です。例えば、「ホープロッヂ乗馬牧場」では、アパルーサ・クォーターホース種という穏やかな性格の馬で乗馬体験ができます。経験豊富なインストラクターがついてくれるので、初心者から上級者まで誰でも安心して楽しめるでしょう。湖畔には美術館やレジャーランド、日帰り温泉施設などもあり、家族や友人と1日中遊べるのが魅力です。遊び疲れたら、白樺湖周辺で泊まって帰るのも良いでしょう。湖の周辺にはカジュアルなロッジから贅沢な時間を過ごせるリゾートホテルまで、さまざまなタイプの宿泊施設が点在しています。

諏訪湖

諏訪湖

「諏訪湖」は、諏訪盆地の真ん中に広がる湖です。信州一大きな湖で、海抜759メートル・湖周15.9キロメートル・面積13.3平方キロメートルという大きさ。レイクスポーツやかわさぎ釣りなど、諏訪湖には楽しい体験がたくさんあります。カヤックやモーターボート、ウインドサーフィンといった湖上スポーツが盛んです。夏には全国的にも有名な「諏訪湖祭湖上花火大会」が開催されています。また冬の諏訪湖は、「御神渡り」と呼ばれる自然現象が発生することで有名です。御神渡りとは諏訪湖が全面結氷すると、南から北の岸にかけて氷が避ける現象のこと。諏訪大社上社の男神が下社の女神の元へ行った道筋だといわれており、地元の八剱神社によって御神渡りの認定を受けています。

諏訪市湖畔公園

諏訪市湖畔公園

「諏訪市湖畔公園」は、諏訪湖畔に作られた公園です。公園内には足湯があり、諏訪湖の景色を眺めながらトレッキングなどで疲れた足を癒せます。足裏のツボを刺激する「健康遊歩道」は、痛気持ち良いマッサージが好きな方におすすめです。公園内には遊覧船や水陸両用バスなどの乗り場があり、湖の上から観光を楽しむことができます。観光やアクティビティで疲れたら、ベンチに座ってゆっくり諏訪湖や北アルプスの山々を眺めるのも良いでしょう。

  ドライブで行こう!美ヶ原高原周辺のおすすめスポット7選②

松本市街

松本市街

美ヶ原周辺で観光を楽しむなら、松本市街を訪れるのもおすすめです。国宝に指定されている「松本城」は、文禄2~3(1593~4)年頃に建てられたと考えられており、現存する五重六階の天守としては日本最古の城。松本市のシンボルともいえる松本城は、松本市街の観光には欠かせないスポットです。2019年に国宝に指定された「旧開智学校」を見学するのもおすすめです。明治9年に建てられた旧開智学校の校舎は、地元の大工棟梁だった立石清重氏が設計した擬洋風の学校建築です。文明開化の時代を彷彿とさせる独特な建築物を見学できます。
松本市には「松本市美術館」や「松本市時計博物館」といった文化施設も多いので、飽きることなく1日中楽しめるでしょう。また、アンティークな街並みの「中町通り」も人気です。どこかノスタルジックな雰囲気を感じる観光商店街で、松本民芸家具のお店やそば屋などが立ち並んでいます。4〜12月頃に観光するなら、毎週土曜日の朝に開催されている朝市に訪れてみるのも良いでしょう。地元の農家が育てた野菜や果物が低価格で手に入ります。

浅間温泉

浅間温泉

「浅間温泉」は、美ヶ原高原のふもとにある1,300年も続く歴史の古い温泉です。江戸時代に初代松本藩主によって、「御殿湯」が設置されたことで発展しました。周辺には城主や臣下の武士たちの別邸が建ち並び、当時は「松本の奥座敷」といわれていたそうです。御殿湯の詰所跡には、日帰り入浴施設が建っています。明治時代からは多くの文人に愛されるようになり、与謝野晶子や正岡子規といった文豪が浅間温泉に訪れています。源泉の温度は約50℃のため、完全掛け流しで入れる宿が多いのが特徴。無色透明の温泉にはニオイもほとんどなく、幅広い世代の方が楽しめる温泉となっています。温泉を楽しんだ後は、それぞれの宿が丹精込めて作る手打ちそばを食べるのもおすすめです。

上高地

上高地

上高地は、松本市内にある標高約1,500mの山岳景勝地です。国の文化財に指定されており、美しい絶景を求めて毎年多くの観光客や登山客が訪れます。上高地エリアに入れるのは、4月中旬頃〜11月15日まで。オープン時期は冬季に封鎖される上高地公園線の開通日によって異なるため、4月中に観光する場合は公式サイトなどでオープン日をチェックしておきましょう。
トレッキングやバードウォッチング、宿に泊まって温泉入浴や星空鑑賞をするなど、上高地での楽しみ方はさまざまです。より深く上高地について知りたいなら、プロのガイドが有名スポットや植物などについて解説してくれるガイドウォークに申し込むのがおすすめ。上高地ビジターセンターや各ホテルでガイドウォークが開催されているので、当日の予定などに合わせて申し込みましょう。

≪まとめ≫ 美ヶ原高原の大自然の中でリフレッシュしよう!

≪まとめ≫ 美ヶ原高原の大自然の中でリフレッシュしよう!

美ヶ原高原やその周辺には、大自然の絶景を満喫できるおすすめスポットがたくさんあります。高原を散策したり観光スポットをまわるなど、自分の好きな方法で美ヶ原高原を楽しめるのが魅力。周辺には宿泊施設も点在しているので、美ヶ原高原で泊まって帰るのも良いでしょう。美ヶ原高原へドライブして、大自然の中でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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