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投稿日:2023.02.07 Tue

四国一周、何日かかる?車で回るモデルコースを紹介!【香川編】

四国一周、何日かかる?車で回るモデルコースを紹介!【香川編】

「四国一周ドライブ旅」には、何日かかると思いますか?

よく出会うのが、「3,4日で回れると思った・・・」と無理な日程でヘトヘトになっている旅行者の皆様。もちろん旅のスタイルによっても違いますが、ドライブをメインに、せっかくなら目ぼしい観光地も楽しみたい人には、最低でも8日程度必要ではないかなと思います。

そこで今回は四国のドライブ旅を考えている方に向けて、所要時間と周辺スポットを合わせた「車で四国一周おすすめモデルコース」をご紹介します!四国旅行をお考えの方は、ぜひこの記事を参考に、無理のない日程で旅を楽しんでください。

四国一周ドライブに時間がかかる理由は2つ!

四国一周ドライブに時間がかかる理由は2つ!

本題に入る前に、皆さんが思っているよりも四国旅に時間がかかる理由をお伝えしておきます。理由の一つは、高速道路が整備されているエリアが少ないこと。もう一つは山道がとても多いことです。

四国を走る高速道路は十字の形に各地域を繋いでいるのですが、カバーできていない範囲がとても広い。例えば、サーフィンと海亀で有名な徳島県南部や四万十川がある高知西部などは、高速道路が走っていないのでどうしても移動に時間がかかってしまいます。

また四国を横断するように四国山地が連なっていて、海沿い以外はほぼ山道。景色はとっても綺麗なのですが、移動時間という点で言うと平坦な道よりも時間がかかってしまうのです。

【車で四国一周モデルコース】
それでは、四国一周ドライブ旅のモデルルートを紹介していきます。今回は、瀬戸大橋を渡って香川から旅をスタートするルートを想定しています。

四国一周、何日かかる?車で回るモデルコースを紹介!【香川編】

各地域・観光スポットの詳細は後述しますので、まずは全体像を把握してみてください。
※あくまでも目安です。交通状況などによって変動しますのでご了承ください。

■四国一周ドライブ旅:香川モデルコース(1日目〜2日目)

■四国一周ドライブ旅:香川モデルコース(1日目〜2日目)

四国の右上にある香川県は、本州からのアクセスも良く旅のはじまりにはぴったり。瀬戸内海のゆったりとした雰囲気が魅力で、うどんやオリーブなどご当地グルメも豊富です。モデルルートでは、ドライブに欠かせない絶景ロードや、全国的に有名な“映え”スポットをチョイス。限られた時間の中でぎゅっと楽しめるルートをご紹介します。

四国一周、何日かかる?車で回るモデルコースを紹介!【香川編】

モデルルートでは、ドライブに欠かせない絶景ロードや、全国的に有名な“映え”スポットをチョイス。限られた時間の中でぎゅっと楽しめるルートをご紹介します。

海と空を絶景ドライブ!「瀬戸大橋」

海と空を絶景ドライブ!「瀬戸大橋」

瀬戸大橋は、瀬戸内海に浮かぶ5つの島を結ぶ10本の橋の総称で、岡山県倉敷市と香川県坂出市を繋いでいます。橋には鉄道も通っていて、「世界一長い鉄道道路併用橋」としてギネスにも認定されています。

運転中には瀬戸内海に浮かぶ島島の景色を楽しむことができ、橋を渡っているときの爽快感は最高!の一言。夜にライトアップした橋と電車はSF映画みたいでとても美しいので、時間がある方は夜景を見に行くのもおすすめです。

この絶景は香川ならでは。「五色台展望台・スカイライン」

この絶景は香川ならでは。「五色台展望台・スカイライン」

五色台は香川県坂出市と高松市にまたがる標高400mほどの台地で、瀬戸内海を一望する景勝地。名前の由来である色にちなんだ名を持つ山々(黄ノ峰、黒峰、白峰山、青峰、紅峰)が静かな瀬戸内海へと続く様は、ここでしか見られない絶景です。

その五色台を走る五色台スカイラインは全長約8km。途中には展望台や公園がいたるところにあるので、ゆっくり景色を見ながらドライブしたい方におすすめです。四国お遍路のお寺があったり、春には桜の名所になったりと、ドライブ以外にも楽しみの多い点も魅力です。

高松市内で、うどん休憩

高松市内で、うどん休憩

高松市は四国で一番人口が多い街で、市内中心部にはアーケードもありお買い物スポットも充実しています。うどんの名店やカフェも中心部にたくさんあるので、ドライブに疲れた時やランチ休憩におすすめです。国の特別名勝に指定されている栗林公園も中心地からすぐなので、ドライブ休憩がてらサクッと見学できるのも嬉しいですね。

また、小豆島や直島などの離島に渡るフェリーは高松港から発着していて、コーヒー片手にその様子を、ぼーっと眺めるのが個人的には香川でのお気に入りの時間。静かな水面をゆったり進むフェリーが旅気分を盛り上げてくれます。

「父母ヶ浜」で、夕日をバックに写真撮影

「父母ヶ浜」で、夕日をバックに写真撮影

1日目の終わりは、四国No.1の“映え”スポット「父母ヶ浜」で、夕日をバックに写真撮影がおすすめ!父母ヶ浜は香川県三豊市にある砂浜で、「日本のウユニ塩湖」とも呼ばれる超人気の絶景スポット。干潮時に砂浜に残った海水が光を反射して、鏡張りの絶景を作り出します。

「日本の夕日百選」にも選ばれるほどの夕日の名所でもあり、瀬戸内海にゆっくりと沈む太陽は惚れ惚れしてしまう美しさです。旅の思い出作りに、また1日の締めくくりに、ぜひ四国一の夕日を堪能してみてください。

〜ちょっと寄り道〜「高屋神社(本宮)/ 天空の鳥居」

〜ちょっと寄り道〜「高屋神社(本宮)/ 天空の鳥居」

時間に余裕がある方は、ぜひ香川県観音寺市の高屋神社の「天空の鳥居」に行ってみてください。高松市内から高松自動車道を使って約1時間、父母ヶ浜からは約15分。そこからさらに50分ほどかけて遊歩道を登っていくと、高屋神社本宮に到着です。標高404mの稲積山の頂上からは、鳥居越しに観音寺市街地と雄大な瀬戸内海が一望でき、まさに「天空の鳥居」という名にぴったり。四国八十八景にも選出された景色をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

■次回は、2日目〜3日目・徳島編!

香川県は他の県と比べると面積が小さく、県内ほとんどを高速道路で移動できるので、移動時間があまりかからないのが嬉しいですね。今回ご紹介した意外にもまだまだたくさんの素敵な場所があるので、ぜひ今回のモデルルートを参考に、オリジナルな旅行計画を立ててみてください。
さて次回は、車で四国一周・徳島編です。四国の大自然をより感じるルート・スポットをご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

(写真・文:甲斐 りかこ)

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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