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投稿日:2021.06.22 Tue

日本初!「車載型EVバイク」を搭載した新カーシェアサービス「LOMACA」、福岡市内の実証実験を開始

日本初!「車載型EVバイク」を搭載した新カーシェアサービス「LOMACA」、福岡市内の実証実験を開始

株式会社LOMA(福岡市中央区)は2021年5月より福岡市内で日本初車載型EVバイクとソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するLPWA(Low Power, Wide Area:低消費電力の広域無線通信技術)の無線通信サービス「ELTRES IoTネットワークサービス(以下 ELTRES)、株式会社東海理化(愛知県丹羽郡)が提供するDigitalkeyとFREEKEYアプリの技術提供を受けてカーシェアのUBER版、好きな場所で借りて好きな場所で返す「LOMACA」の実証実験をスタートさせました。

■好きなところ借りて好きなところで返す「LOMACA」の実現する5つの特徴
1)顧客の指定する場所へカーシェアのお車をお届け
「LOMACA」は営業拠点とするエリアから半径5キロ圏内を商圏と捉え注文後30分以内にカーシェアの車を届けます。

2)顧客の返却を希望するエリアの近隣のコインパーキングに駐車することで返却完了SONYのELTRESを活用してGPS情報に基づきカーシェアの駐車位置を特定(福岡市内限定)して「LOMACA」の車の回収を行います。

3)「LOMACA」はレンタカーとは異なり無人で貸出、無人で返却も可能
東海理化が提供する DigitalkeyとFREEKEYアプリを活用してカーシェアの使用時間を管理して「LOMACA」の鍵の開閉時間の権限をアプリより1次的に顧客にカーシェアのサービスを提供します。顧客の希望する駐車場へ車をお届けして無人で受付・返却を完了でき、非対面・非接触で「LOMACA」のサービスを提供しています。

4)2020年3月に3台で「LOMACA」をスタート現在60台を突破(福岡市内のみ)
2022年3月期までに福岡市内10拠点200台の増車計画をしています。既存のレンタカー店はコロナ禍により旅行者の往来の減少を受け廃業もしくは業績の伸び悩みが発生していますが「LOMACA」は拠点より半径5キロに商圏を絞ることで周辺住民の潜在的な需要を取り込むため安定的な営業活動を行っています。

5)車の清掃・除菌について
新型コロナウイルスの影響により一般的なカーシェアサービスは顧客の使用後の清掃・除菌が社会問題となりつつあります。「LOMACA」は一般的なカーシェアサービスとは異なり、常に顧客が「LOMACA」のサービス使用後の清掃・除菌作業をスタッフが必ず1台1台丁寧に行います。

■協業・実証実験概要
好きな場所で借りて好きな場所で返す「LOMACA」
駅前レンタカーは事前予約が必要で必要な時にはすぐには借りられません。また、個人間カーシェアは事前コミュニケーションに時間と手間がかかります。
定額カーリースは使用しない月でも毎月の支払いや駐車コストが発生します。
駐車場型カーシェアはコロナ禍の滅菌対策が不透明で人気エリアでは在庫がないことがあります。
「LOMACA」は借りたい車を希望の場所へすぐにお届け、好きな場所(時間貸駐車場)で返却。返却はアプリでロックして車を駐車。
自動運転が始まる前にカーシェア顧客を囲い込みます。

同社は物流スタートアップとして半径3キロ圏内を20分以内で配送するAI仮想スーパーの仕組みをカーシェアに応用。AIが需要予測したカーシェアの車を需要予測したエリアへ事前配置、日本初車載型EVバイク搭載、注文後20分以内にカーシェアの車をお届けするSaaS型カーシェアです。

SONYのELTRESと東海理化のFREEKEY BOXの大手2社の技術提供を受け福岡市内限定の実証実験を行っています。自動車に搭載し、ハード・ソフトとしての機能確認、実フィールドでユーザーが利用した結果得られた、課題や利用状況等を確認しています。

■株式会社LOMA
URL:https://www.loma.jp

※「ELTRES(TM)」はソニー株式会社の商標です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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