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投稿日:2024.03.22 Fri

山形・酒田ドライブ | 北前船文化の面影を求めて

山形・酒田ドライブ | 北前船文化の面影を求めて

江戸時代、奥州屈指の港町として栄えていた山形県酒田市。この地を反映に導いたのは、北前船と呼ばれる海運船や、明治時代に作られて以降2022年まで一部が現役で使用されていた山居倉庫などのように、船を中心とした文化でした。今回は、そんな歴史を辿りながら最上川付近をドライブ。かつての面影に思いを馳せながら、歴史探訪の旅へ出かけましょう。

山形・酒田ドライブ | 北前船文化の面影を求めて

START 酒田駅

①日和山公園

②山居倉庫

③屋形船みづき

④舞娘茶屋 相馬樓

⑤眺海の森展望台

港の繁栄の歴史を感じる「日和山公園」

港の繁栄の歴史を感じる「日和山公園」

港を望む位置にある「日和山公園」には、北前船の復元船が二分の一の縮尺で模型として残されています。丘の上には、北前船の船頭たちが使用した方角石などが展示されています。また、園内に移築保存されている木造の六角灯台は、明治28年に建造された日本最古級のもの。園内の散歩道を歩きながら、港の繁栄の歴史を感じてみましょう。

日和山公園の詳細

■住所:酒田市南新町1-10
■TEL:0234-26-5745(酒田市建設部 整備課 公園緑地係)
■URL:https://tabiiro.jp/kankou/touhoku/yamagata/city04248/

ロケ地としても有名!米どころ庄内のシンボル「山居倉庫」

ロケ地としても有名!米どころ庄内のシンボル「山居倉庫」

1893年に建てられた米の保管倉庫「山居倉庫」。屋根が二重構造になっていたり、天窓や換気窓を配置して空調管理を行ったりと、夏の高温から米を守るために工夫された先人たちの知恵の結晶が随所に見られます。建設された14棟のうち12棟が残っており、そのうちの2棟が観光物産館「酒田夢の倶楽」として公開されています。趣深いけやき並木とのロケーションは、テレビドラマや映画のロケ地としても有名。

山居倉庫の詳細

■住所:酒田市山居町1-1-20
■TEL:0234-22-1223(酒田夢の倶楽)
■営業時間:9:00~18:00(12~2月は~17:00)
■定休日:元旦
■URL:https://sakata-kankou.com/spot/30159

新井田川をのんびりクルーズできる「屋形船みづき」

新井田川をのんびりクルーズできる「屋形船みづき」

東北初の本格的な屋形船として平成16年に運行を開始。酒田港から山居倉庫の側を流れる新井田川を日本海まで水上クルージングできます。船内には冷暖房が完備されており、一年を通して心地よく展望を楽しめます。今春からは「Sakata Water Bus」として船がリニューアルされ、予約の必要なく乗船が可能に。約1時間のクルージングを、旅の思い出にぜひ。

屋形船みづきの詳細

■料金:大人2300円、子ども1150円(2名より運行)
■住所:酒田市本町2丁目 山居橋付近(乗船場)
■TEL:0234-21-8015(酒田湊観光企画有限会社)
■URL:https://lit.link/waterbus

伝統的な酒田舞娘の演舞が観られる「舞娘茶屋 相馬樓」

伝統的な酒田舞娘の演舞が観られる「舞娘茶屋 相馬樓」

江戸時代の高級料亭「相馬屋」を修復した施設で、北前船で栄えた当時の繁栄を象徴する貴重な文化財です。伝統的な酒田舞娘の演舞を観賞することができるほか、季節の食材を使った御膳をいただけたり、舞娘と記念撮影ができたりと、華やかな文化を心ゆくまで楽しむことができます。併設されている「竹久夢二美術館」にもぜひ足を運んでみて。

舞娘茶屋 相馬樓の詳細

■住所:酒田市日吉町1-2-20
■TEL:0234-21-2310
■営業時間:10:00〜16:00(最終入場15:30)
■定休日:水曜、お盆、年末年始(ほか不定休あり)
■URL:https://www.somaro.net/

庄内の風景を一望できるスポット「眺海の森展望台」

庄内の風景を一望できるスポット「眺海の森展望台」

豊かな水をたたえる最上川や広大な水田、遠くには日本海と、庄内平野の穏やかな風景を一望できるビュースポット。どの時間帯に訪れても美しい景色を拝むことができます。眺海の森内には、スキー場やキャンプ場といったアウトドア施設や、自然に触れ合う学習施設があるほか、遊歩道を利用したトレッキングも人気です。

眺海の森展望台の詳細

■住所:酒田市土渕
■TEL:0234-62-3323(森林学習展示館)
■URL:http://choukainomori.ec-net.jp/

「支那そば」をルーツに持つ酒田グルメ「酒田のラーメン」

「支那そば」をルーツに持つ酒田グルメ「酒田のラーメン」

魚介系出汁の旨味と動物系出汁コクを感じるさっぱりしたスープと、もちもち食感の縮れ中細麺が特徴の中華そば。大正末期に中国人が「支那そば屋」として開店したことがルーツと言われており、地元の人にとっては馴染み深いグルメです。10年以上前からワンタンメンが全店舗提供されるようになり、市長も認めるソウルフードに。極薄のワンタンが特徴の、こだわりの一杯です。

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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