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投稿日:2024.01.26 Fri

愛知・小牧~犬山ドライブ | 尾張の歴史と文化を満喫する

愛知・小牧~犬山ドライブ | 尾張の歴史と文化を満喫する

愛知県の北部に位置する小牧市と犬山市には、木曽川の雄大な姿、国宝犬山城、信長が初めて築城した小牧山城の史跡、信長の弟が建てた国宝茶室 如庵、江戸時代の町割りが今なお残る城下町など見どころがたくさんあります。それぞれの施設からは、戦国時代から江戸時代に生きた人々の様子が伝わってくるようで、外国人観光客も多く訪れる人気の観光スポットとして賑わっています。尾張の歴史と文化を満喫するドライブプランで、名所旧跡を巡り、江戸風情が残る犬山城下町をそぞろ歩き、人気グルメを心ゆくまで味わってみませんか。

愛知・小牧~犬山ドライブ | 尾張の歴史と文化を満喫する

START 小牧IC

①小牧山歴史館

②国宝犬山城

③フレンチ奥村邸

④日本庭園 有楽苑

⑤城とまちミュージアム

⑥犬山城下町

織田信長が築いた小牧山城の歴史をひもとく「小牧山歴史館」

織田信長が築いた小牧山城の歴史をひもとく「小牧山歴史館」

織田信長が初めて自身の居城の地にしたのが小牧山。その後、美濃を手に入れた信長は稲葉城(今の岐阜城)に移り住みましたが、それまでの築城から4年間はここで過ごしたそうです。また、後に徳川家康が小牧・長久手の戦いでここを本陣にしたことでも有名です。現在、山頂にそびえるのは模擬天守閣で、昭和40年代に名古屋の実業家が建設寄贈したもの。「小牧山歴史館」として令和5年4月にリニューアルされ、小牧の歴史と戦国時代の小牧山に関する展示を楽しめます。また、山麓には「れきしるこまき」(小牧山城史跡情報館)があり、近年の発掘調査によってわかった小牧山城の石垣や、城下町や小牧・長久手の合戦など、小牧山に関わる最新情報にふれることもできます。
(写真提供:小牧市)

小牧山歴史館の詳細

■住所:愛知県小牧市堀の内1-1
■営業時間:9:00~16:30(有料エリアへの入場は16:15まで)
■入場料金:大人 200円、18歳以下 無料
※小牧山歴史館・れきしるこまきの両館へ入場できます。
■定休日:第3木曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
■URL:http://komakiyama.com 

信長・秀吉・家康の三英傑にゆかりのある「国宝犬山城」

信長・秀吉・家康の三英傑にゆかりのある「国宝犬山城」

1537年に織田信長の叔父、織田信康公が築城したと言われている犬山城。小牧・長久手の合戦で、豊臣秀吉がここを居城とし、小牧山城を本陣にした徳川家康と対峙したことは歴史好きなら知っているはず。2004年まで個人所有だった犬山城は通称「白帝城」(はくていじょう)と呼ばれ、国内に12基しか残っていない現存天守のひとつ。松本城、姫路城、彦根城、松江城と並んで、国宝五城に指定されています。たくさんある見所の中でも特に見逃せないのが、天守最上階をぐるりと囲む廻縁(まわりえん)からの眺め。天気が良ければ、眼下を流れる木曽川、岐阜城、御嶽山、名古屋駅周辺の高層ビル群を見渡すことができ、天下統一を目指した戦国時代の武将の気分が味わえます。

国宝犬山城の詳細

■住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2
■営業時間:9:00-17:00(入場は16:30まで)
■入場料金:一般550円、小・中学生110円
■定休日:12月29日~12月31日
■URL:https://inuyama-castle.jp/

歴史ロマンを感じ、地元の旬素材を楽しむ「フレンチ奥村邸」

歴史ロマンを感じ、地元の旬素材を楽しむ「フレンチ奥村邸」

犬山城下東にある創作フランス料理のお店「フレンチ奥村邸」。レストランとして改装された古民家は、もともと江戸時代の呉服商だった奥村氏のお屋敷で、国の登録有形文化財に登録されています。町屋のつくりをそのまま生かしたレトロモダンな建物は、祝い事や法事、同窓会などフォーマルなシーンはもちろん、ドライブの途中で肩の力を抜いた気軽なランチコースを味わうカジュアルな空間としてもぴったりです。オススメは、地元の旬の素材にこだわった季節を感じられるフレンチコース。また、お食事を堪能したら、しっとりとした京風の中庭を散策するのがオススメ。緑ゆたかな庭には、かつて織田信長が武田勝頼を討つ際、立ち寄って湧き水を飲んだと伝えられる木曽川の伏流水「銀明水」があります。
(写真提供:フレンチ奥村邸)

フレンチ奥村邸の詳細

■住所:愛知県犬山市犬山東古券395
■TEL:0568-65-2447
■営業時間:11:00~21:00 ※要予約
■定休日:火曜日
■URL:https://www.okumuratei.jp/

信長の弟、大茶匠・有楽斎が建てた茶室のある「日本庭園 有楽苑」

信長の弟、大茶匠・有楽斎が建てた茶室のある「日本庭園 有楽苑」

織田信長の弟、織田有楽斎(うらくさい)が建てた国宝茶室「如庵」(じょあん)や有楽斎の隠居所であった「旧正伝院書院」などがある日本庭園。そもそも如庵は、有楽斎が京都の建仁寺につくった茶室でしたが、東京・麻布、神奈川・大磯に移築されたのち、1972年に現在の犬山城の東に位置するこの場所に落ち着きました。日本庭園 有楽苑そのものは、堀口捨巳(ほりぐちすてみ)氏が監修し、如庵が創建された当時の京都の庭園の様子をできるだけ再現して整えられました。尚、苑内にある茶会のために建てられた「弘庵」(こうあん)で、呈茶サービスが受けられるので、四季折々の表情をみせる庭園内で一服すれば、ドライブの疲れも癒されるはず。
※国宝茶室 如庵の内部は、月に一度の特別見学会でのみ見学可能。見学会は有料で、予約申し込みが必要です。詳しくは、公式サイトでご確認ください。
(写真提供:名古屋鉄道株式会社/転用・転載不可 )

日本庭園 有楽苑の詳細

■住所:愛知県犬山市犬山御門先1
■TEL:0568-61-4608
■開苑時間:9:30~17:00(入苑は16:30、呈茶受付は16:00まで)
■入苑料金:大人1,200円 小人600円/呈茶料 一服 600円
■定休日:水曜日(祝日の場合は営業、振替休日あり)
※年末年始やメンテナンスによる不定休もあります。
■URL:https://www.meitetsu.co.jp/urakuen/index.html 

巨大なジオラマに江戸時代の人々の息遣いを感じる「城とまちミュージアム」

巨大なジオラマに江戸時代の人々の息遣いを感じる「城とまちミュージアム」

「城とまちミュージアム」は、犬山城と城下町の間にあり、文字通り「城とまち」をつなぐ施設。江戸時代を中心とした犬山の歴史や文化を展示で紹介し、あわせて城下町の情報を提供しています。館内に入ってまず目を引くのは、エントランスホールに展示されている犬山城とその城下町の巨大なジオラマ。江戸時代の町並みが精巧に再現されています。なかでも1840年の犬山祭を再現した山車の行列は、当時のお祭りのにぎわいが伝わってくるようです。犬山は、江戸時代とほぼ同じ町割りのままで城と城下町が残っていて、巨大ジオラマの町並みを見てから実際の城下町を歩いて比べると、江戸時代を生きた人々の息遣いが、今もなお城下町のそこかしこに感じられそうです。
(写真提供:犬山市文化史料館)

城とまちミュージアムの詳細

■住所:愛知県犬山市大字犬山字北古券8
■TEL:0568-62-4802
■開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
■料金:一般 300円、中学生以下 無料 ※IMASEN犬山からくりミュージアム 玉屋庄兵衛工房との共通券
■休館日:12月29日~12月31日
■URL:https://inuyama.gr.jp/museum.html (犬山観光情報)

江戸時代の町割りがそのままに。串物グルメを楽しむ「犬山城下町」

江戸時代の町割りがそのままに。串物グルメを楽しむ「犬山城下町」

犬山城が創建されたときに整備して作られた城下町は、今でも江戸時代からの歴史を感じる町屋やお屋敷が並び、犬山祭の車山が納められている車山蔵が町のいたるところに見られます。また、犬山城の南に伸びる正面通りの本町通り沿いには、飲食店が多く立ち並んでいます。この城下町を訪れたら、レストランやカフェで食事やお茶をしたり、町歩きの途中に郷土料理の田楽や五平餅、団子、飛騨牛串、いちごあめなどの「串物」のお店に並んだりしてグルメを楽しんではいかがでしょうか。写真は、昭和横丁「茶処くらや」の「ハイカラ恋小町セット」。4玉のお団子2本に8種類のあんがのったカラフルな人気メニューです。風情ある城下町で映える写真を撮るなら、着物レンタルで衣装を借りてそぞろ歩くのものおすすめです。

犬山城下町の詳細

■住所:愛知県犬山市犬山北古券12-17(犬山城前観光案内所)
■URL:https://inuyama.gr.jp/castle-town.html (犬山観光情報)

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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