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投稿日:2023.11.06 Mon

福井・大野ドライブ | 奥越から日本海へ、絶景を堪能しながら巡る

福井・大野ドライブ | 奥越から日本海へ、絶景を堪能しながら巡る

日本海に沿って景勝地が広がる福井県。越前海岸には、断崖絶壁や洞穴などが点在し、大自然の力によってできた迫力の景観を楽しめます。また、曹洞宗の大本山「永平寺」や雲海に浮かぶ天空の城として知られる「越前大野城」といった、歴史と伝統を感じられる観光スポットへも日帰りドライブできるのが魅力。2023年10月には、福井県と長野県松本市を結ぶ中部縦貫自動車道(無料)のうち、大野市の勝原インターチェンジと九頭竜インターチェンジの区間が開通し、アクセスがさらに向上しました。今回は、九頭竜湖から越前海岸へ、絶景を堪能できるドライブプランをご紹介します。
(写真提供:公益社団法人 福井県観光連盟)

福井・大野ドライブ | 奥越から日本海へ、絶景を堪能しながら巡る

①九頭竜湖(夢のかけはし)

②越前大野城

③大野城下町散策

④醤油カツ丼「お食事処 しもむら」

⑤永平寺

⑥鉾島(越前海岸の夕日)

瀬戸大橋のプロトタイプ「夢のかけはし」が架かる「九頭竜湖」

瀬戸大橋のプロトタイプ「夢のかけはし」が架かる「九頭竜湖」

九頭竜湖(くずりゅうこ)は、岐阜県から流れる九頭竜川にロックフィル式ダムを建設したときにできた人造湖。九頭竜という名前は、頭が九つある竜が川を下ったという説や「黒竜川」や「崩れ川」という名前が時代とともに変わっていったという説があるとか。この九頭竜湖に架かる箱ヶ瀬橋は全長266mで「夢のかけはし」と呼ばれ、瀬戸大橋の試作品として作られたことで知られています。奥越の山々に囲まれた四季の移ろいを眺められる絶好の景観スポットで、秋には紅葉が湖面をあざやかに彩ります。国道158号線沿いの橋のふもとには九頭竜川の碑が立つ駐車場があります。ここに車を停めて、夢のかけはしと九頭竜湖をゆっくり眺めてみては。

■住所:福井県大野市箱ヶ瀬
■URL:https://www.fuku-e.com/spot/detail_6039.html (福井県公式観光サイト ふくいドットコム)

雲海に浮かぶ天空の城「越前大野城」

雲海に浮かぶ天空の城「越前大野城」

織田信長の世話係だった金森長近によって4年の月日をかけて築城された「越前大野城」。現在の城は昭和43年に再建されたもので、標高約249mの「亀山」山頂に築かれた平山城です。近年は、大野盆地一帯を覆う雲海に、まるでお城が浮かんでいるようなその幻想的な様子から「天空の城」と呼ばれて人気を博しています。雲海は11月頃によく見られ、「天空の城」は、西側に1kmほど離れた犬山(戌山)城址から眺めることができます。亀山のふもとにある駐車場から大野城への登り口は北・南・西の3ルートがあり、ゆっくり目指す遊歩道と時間の節約ができる階段ルートがあります。雲海に浮かぶ天空の城も絶景だけでなく、お城の4階展望室から見下ろす越前大野の町並みも素晴らしい眺めです。
(写真提供:公益社団法人 福井県観光連盟)

■住所:福井県大野市城町3-109
■TEL:0779-66-0234
■URL:https://www.onocastle.net/

越前おおの結ステーションを拠点に散策「越前大野城下町」

越前おおの結ステーションを拠点に散策「越前大野城下町」

越前大野城のふもとに広がる城下町には、歴史情緒あふれる街並みと豊かな自然がみられます。街のあちらこちらに点在する湧水地は、山々に囲まれた大野盆地ならでは。自然の恵み、清らかな湧き水をぜひ味わってください。また、この城下町ではグルメ巡りも楽しみのひとつ。例年、春分の日から大みそかまで朝市が開かれる七間通りの周辺には、福井名物や大野名物を食べられる飲食店がたくさんあります。散策前には、ぜひ「越前おおの結(ゆい)ステーション」に立ち寄って情報収集を。広い駐車場があり、施設内の直売所でお土産も買うことができて便利です。

■住所:福井県大野市明倫町3-37(越前おおの結ステーション)
■URL:https://yui.ono-kankou.jp/ (スマートフォン用観光アプリ「結なび」サイト)

特製の醤油ベースであっさり風味の人気メニュー「醤油カツ丼」

特製の醤油ベースであっさり風味の人気メニュー「醤油カツ丼」

福井といえば「ソースカツ丼」が有名ですが、越前大野城や城下町を訪れたら、「お食事処 しもむら」で名物の「醤油カツ丼」をぜひ味わってみてください。地元の醤油メーカーと共同で商品開発された「醤油カツ丼」は、アツアツの白飯に千切りキャベツをたっぷり乗せ、その上に食べやすい薄切りトンカツが乗っています。大根おろし、大葉、ねぎのトッピングであっさりとした和風味に仕上がっています。特製のほんのり甘みを感じる醤油ベースのタレをかけていただくのがスタンダード。ソース味のカツ丼よりもあっさりと食べられます。オープンの11時から賑わう人気店で、駐車場も限られているため、時間にゆとりをもって伺ってください。

■住所:福井県大野市新庄15-22-2
■TEL:0779-65-2339
■URL: https://o-shimomura.com/

道元禅師が開いた曹洞宗の大本山「永平寺」

道元禅師が開いた曹洞宗の大本山「永平寺」

永平寺は、「だるまさん」として親しまれている道元禅師が、1244年(寛元2年)に開創した曹洞宗の大本山です。敷地には、法堂(はっとう)、仏殿(ぶつでん)、僧堂(そうどう)、庫院(くいん)、 山門(さんもん)、東司(とうす)、浴室(よくしつ)からなる「七堂伽藍」(しちどうがらん)と呼ばれる7つのお堂をはじめ、70以上もの殿堂楼閣があります。建物内は、歩いて1時間ほどで参拝が可能。中でも、傘松閣の「絵天井の大広間」の天井は必見! 絵の中に鳥や花のほか、リスや鯉といったさまざまな生き物が隠れているので、じっくり探してみるのも一興です。坐禅の体験(別途料金)もできるので身を清めていただくのもいいですね。

■住所:福井県永平寺町志比5-15
■TEL:0776-63-3102
■URL:https://daihonzan-eiheiji.com/

そそり立つ、険しい岩の勇壮な姿は必見!「鉾島」

そそり立つ、険しい岩の勇壮な姿は必見!「鉾島」

越前海岸沿いの越前加賀海岸国定公園内に険しくそそり立つ周囲80m、高さ50mほどの「鉾島」(ほこしま)。島は階段で登ることができ、その頂上には不動明王が安置されています。福井県の名勝として有名な「東尋坊」と同じように、岩自体に柱のように規則性をもった割れ目が入り、まるで鉾を突きたてたような勇壮な姿が特徴です。越前海岸は、西向きに続いているため、天気が良ければ太陽が日本海へ沈む様子が見られます。夕日に染まった断崖絶壁の岩肌は神秘的!日が完全に沈むと辺りが真っ暗になって足元が危なくなるため、美しい景色に見とれすぎないようにご注意を。

■住所:福井県福井市鮎川町
■URL:https://www.kankou-gifu.jp/gourmet/detail_6417.html

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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