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投稿日:2024.03.30 Sat

【100年フード】いわき発祥の郷土料理。福島県「サンマのポーポー焼き・サンマのみりん干し」

【100年フード】いわき発祥の郷土料理。福島県「サンマのポーポー焼き・サンマのみりん干し」

「未来の100年フード部門〜目指せ、100年!〜」に認定されている、福島県の「サンマのポーポー焼き・サンマのみりん干し」。

「サンマのポーポー焼き」は、新鮮なサンマのすり身に味噌、ネギ、生姜などをまぜてハンバーグ状にして焼いたいわき発祥の郷土料理。太平洋戦争前、漁師が船上で料理をする際に、サンマの脂が炭火に落ちてポーポーと炎が立ったことに由来するという説もあります。いわき市では作り方を教える料理教室が開催されているほか、小学校の給食の献立としても提供されていおり、継承の取り組みが積極的に行われています。

「サンマのみりん干し」も同じくいわき発祥の郷土料理。もともとはイワシのみりん干し製造が盛んでしたが、昭和23年に小名浜在住の安川市郎氏が、みりん干しに不適とされてきたサンマを使い始めたのが起源とされています。その製法が公開されると、「小名浜のみりん干し」の名が一躍高まるとともに、いわきの水産業に最大の活力を与えたのだそう。地元では「みりん干し」と言えば、サンマのみりん干しをイメージするほどに認識され、親しまれています。

どちらのご当地グルメも、これから100年先まで受け継がれていくことを目指す大切な郷土料理です。現地を訪れたら、ぜひお試しください。

【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-fukushima/

【小名浜さんま郷土料理再生プロジェクト・小名浜水産加工業協同組合】
http://joban-mono.jp/

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Drive! NIPPON編集部

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