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投稿日:2020.05.29 Fri

カヌーで地方創生を!スポーツマーケティングのPSIが高知県土佐町と新たな人材連携スキームを構築

カヌーで地方創生を!スポーツマーケティングのPSIが高知県土佐町と新たな人材連携スキームを構築

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社 (以下 PSI) は、高知県土佐町と地域おこし企業人交流プログラムによる研修派遣に関する協定を締結。
本協定は、土佐町の地元の資源でもある早明浦湖を活用し、カヌー競技を軸に土佐町の活性化を図る町の政策を、PSIが今まで実践してきたスポーツマーケティングのナレッジとノウハウで実現を支援するためのものです。

地域唯一の高校である「嶺北高校」からカヌー競技において日本代表を生む。土佐町から代表選手を生むことで競技熱が上がり、地元の小中学生は嶺北高校へ行きたいと思い地元に留まり、地元以外の県内・県外からは、いわゆるカヌー留学を検討する学生が増える。そうすることで土佐町の唯一の高校は魅力を持ち、学校として存続・発展していくことができる。そんな世界観をイメージしています。
嶺北高校では、このカヌーの取り組みだけではなく、更なる高校の魅力化を図るために授業内容や周辺環境の充実など新たな取り組みを多数実施しています。

また、カヌー競技とカヌーレジャーにおいて土佐町へのインバウンドも狙い、国内・国外双方における土佐町へのスポーツツーリズムを実現するために、トレーニング施設や宿泊施設のリニューアルを実施。
PSIは、土佐町カヌープロジェクトのブランディングやマーケティングを正式に支援し、人材獲得面や人材供給面での支援も行い、強力にスポーツを活用した地方創生のモデルを構築します。

■今回の協定の目的
・スポーツマーケティングの会社としてナレッジを共有する
・人材の供給と採用支援

この2点を解決するために、今回『地域おこし企業人』という仕組みを活用。地域おこし企業人は、都市圏の民間企業から地方自治体に企業の社員を一定期間派遣することを通じて、企業で培ったノウハウや知見を活かし地域活性化に取り組む仕組みです。これまで地方自治体が地域外の人材を確保するために用いてきた「地域おこし協力隊」とは、個人を採用するのではなく、企業と協力して取り組む部分が異なります。

この度、土佐町は「地域おこし企業人」の仕組みを用い、PSIを町に迎え入れ、その知見やノウハウを活かして事業推進に取り組むことにしました。また、「地域おこし協力隊」として本プロジェクトに従事する人材の募集にも、土佐町と連携した新たな仕組みづくりに取り組みます。
これまで協力隊の募集では、報酬水準や任期後のキャリアが課題となっていました。今回のケースでは、協力隊として土佐町に雇用され本プロジェクトに従事する傍ら、勤務日以外を活用して複業としてPSIの業務にも従事してもらいます。このことを通じて、収入水準の底上げができることに加え、希望すれば任期後もPSIでの雇用に切り替え、土佐町との取組も含む四国エリア担当として勤務できる点で、キャリアの継続性を担保することも可能になります。

スポーツで地方創生を実現することに興味のある方や、カヌーを仕事にしていきたい方と共に土佐町をカヌーで盛り上げます。土佐町がどう活性化していくか、今後もご注目ください。

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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