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織田信長が愛した鵜飼をはじめ、古くより伝わる歴史と雄大な自然を守りつづけるこの土地で、150有余年ものあいだ旅人をもてなし、今日にも魅力を伝えている旅館があります。木曽川水系の一級河川、清流・長良川に面する「十八楼」。趣きある良質な湯処に四季折々の料理、夏には古典絵巻さながらの鵜飼が見学できるとあって、県外はもちろんのこと、地元の人々にも愛されています。

絶景と歴史に抱かれた「長良川温泉」
視界いっぱいに長良川が広がり、緑豊かな金華山と岐阜城を臨む贅沢な立地。市街地から程近いというのも、長良川温泉の親しみやすいところです。現在は川沿いに7軒の旅館とホテルが並び、鵜飼の時期はいっそうの盛り上がりを見せます。

1300年もの歴史を誇る重要文化材「長良川鵜飼」と共に
長良川温泉は、1300年もの歴史を有する長良川鵜飼とも深い繋がりがあります。写真は、館内から船着場まで専用の通路を渡り、乗船できる「鵜飼小路」。長良川温泉のなかでも、専用通路を設えているのは「十八楼」のみ。館内から情緒ある小路を進んで鵜飼船へと向かうことができます。

五感で楽しむ、贅沢な湯めぐり
趣ある浴場と温泉も人気の秘訣です。「十八楼」には美濃和紙の照明が灯る「川の瀬」、高山ひのきと木曽石を使用した露天風呂「川の音」、「川の瀬」内に明治時代の蔵を利用した「蔵の湯」があり、異なる浴場で良質な鉄分をたっぷり含んだ温泉を楽しめます。入浴用に配合した薬草風呂も女性にオススメ。お土産用にも◎。

女性の視点でおもてなしを見つめる「長良川温泉 若女将会」
結婚を機に本格的に女将業に携わるようになり、現在は長良川温泉の「若女将会」を束ねるリーダー格になった伊藤知子さん。「私どもの視点で周辺のパンフレットを作成したり、お土産を開発したり、従業員や次世代の学生に旅館業務や接客について講義するなど様々な活動を行なっています」。現在、会員は6名。女性ならではのきめ細かな対応を、温泉街の随所で感じることができます。
