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「日本で最初の新婚旅行」と言われている、坂本龍馬のハネムーンでも有名な「霧島」は、豊富な泉質で人気を誇る温泉地として知られています。4つの温泉郷で構成されており、鹿児島最古の名泉や貴重な天然の泥湯、川のせせらぎが近くに感じられる露天風呂など、個性豊かな温泉が目白押し。今回はその4つの温泉郷をめぐりながら、周辺にある絶景スポットや観光名所、地元の焼酎などを紹介します。五感を刺激する素敵な湯めぐり旅に出かけましょう!

霧島連山のふもとにある自然豊かな温泉地「霧島温泉郷」
天孫降臨伝説の霧島山の懐から湧き出る「霧島温泉郷」は大小9つの温泉からなり、様々な泉質により、あらゆる症状に効果があると言われています。この温泉郷には霧島温泉市場をはじめ、旅館・ホテル等が近くに多いので、霧島観光の拠点にされる方が多いとか。また、周辺には全国でも珍しい温泉水が流れる「丸尾滝」があり、秋は飛沫が紅葉に映え、冬は滝から湯けむりが立ち上るなど、四季折々さまざまな風景を楽しむことができます。
さらに、代表銘柄の白麹仕込み『さつま』をはじめ、全国的に有名な芋焼酎『佐藤』など、地元の方々に愛され支えられてきた銘柄を製造する、老舗「佐藤酒造有限会社」もあります。仕込み水にはミネラル豊富な霧島山の名水が使われていますので、焼酎を通じて霧島の恵みを感じてみてはいかが。
(写真:丸尾滝)
丸尾滝
■URL:https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/shizen/taki.html
佐藤酒造株式会社
■URL:http://www.satohshuzo.co.jp/index_j.html

荘厳な神社と雄大な自然に包まれた霧島神宮周辺に広がる「霧島神宮温泉郷」
神話のふるさと天孫降臨の神・ニニギノミコトを祀っている霧島神宮周辺に広がる温泉郷。天孫降臨伝説にまつわる霧島連山の麓だけに、どこか神秘的な雰囲気が漂っています。その中心となる「霧島神宮」は、荘厳な森に囲まれた南九州最大の神社であり、約300年の歴史を誇ります。華麗な装飾で彩られた絢爛豪華な朱色の社殿はとても美しく、令和4年2月9日には本殿、幣殿、拝殿が国宝に指定されました。霧島の七不思議のひとつである”亀石”や”風穴”が神宮の旧参道にあり、パワースポットめぐりも楽しめるとか。
そして、この周辺にある焼酎蔵は、『明るい農村』で知られる「株式会社霧島町蒸留所」。すべて100年以上前からのかめ壺で仕込んだ焼酎であり、焼酎蔵の見学も可能となっていますので、観光の思い出として立ち寄ってみてはいかが。
(写真:霧島神宮)
霧島神宮
■URL:https://kirishimajingu.or.jp/
株式会社霧島町蒸留所
■URL:https://akarui-nouson.jp/

1293年開湯、県内最古の温泉「日当山温泉郷」
西郷隆盛が愛し、坂本龍馬と妻お龍が日本で最初の新婚旅行で訪れた湯としても知られ、数々の逸話も伝え残されている「日当山温泉郷」。古くから鹿児島の奥座敷として栄えた温泉で、肌に優しい泉質が人気。その周辺には、西郷隆盛が当時逗留していた龍宝家の屋敷を模した「西郷どんの宿」がある観光名所「日当山西郷どん村」があり、足湯や地元食材を中心としたレストラン、特産品販売所など日当山の魅力を楽しめます。
ここには、『アサヒ』で知られる「日當山醸造株式会社」があり、地元では「焼酎といえばアサヒ」と言われるほど愛されているとか。西郷どんに想いをはせながら、100年以上の歴史を誇る本格的な霧島焼酎を味わってみては。
(写真:日当山西郷どん村)
日当山西郷どん村
■URL:https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/leisure/hayato/sisetu.html
