島根の離島・隠岐の島でおすすめ観光スポットを満喫しよう

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

後醍醐天皇や後鳥羽上皇が島流しになったことでも知られる隠岐の島。島前(どうぜん)と島後(どうご)、2つのエリアに分かれ、4つの有人島からなる、豊かな自然を楽しめる島です。とても遠いところにある印象ですが、実は大阪から1時間という近さはあまり知られていません。今回は、島後と呼ばれる、隠岐で一番大きな隠岐の島町のスポットを紹介します!

〜隠岐の島へのアクセス〜

空路:伊丹空港から隠岐世界ジオパーク空港(島後)1時間
東京、北海道、中部、九州等各地から出雲縁結び空港より隠岐世界ジオパーク空港(島後)約30分
海路:松江駅からバス・電車で境港・七類港へ。そこから高速船で約1時間またはフェリー 約2時間~2時間30分で西郷港

隠岐の島に到着したらまずここへ!隠岐の魅力が何倍にも膨らむ場所「隠岐自然館」

隠岐の島に到着したらまずここへ!隠岐の魅力が何倍にも膨らむ場所「隠岐自然館」

2021年4月にリニューアルオープンとなる隠岐自然館。ユネスコ世界ジオパークのビジターセンターとして、隠岐の島の大地の成り立ち、植物や動物などの隠岐独自の生態系、信仰や祭事など人の営みの歴史を学ぶことができる場所となっています。隠岐は日本の玄関口として、歴史を語るうえで欠かせない要所でもありました。「なぜ2人の天皇が流されたのが隠岐の島だったのか」「なぜこの小さい島に100社もの神社があるのか」「なぜアラビア半島にある海藻が隠岐にあるのか」など、隠岐の島のさまざまな不思議を日本海、暖流、気候、地質とさまざまな自然現象からひもとけます。大陸がひとつなぎだった遥か昔までさかのぼった地球の息吹を感じることができますよ。館内では専門員がしっかりとガイドをしてくれるので、隠岐の島観光の前に立ち寄るのがおすすめ。自然館で学んでから島めぐりをすることで、より味わい深い旅になるはず。

■住所:隠岐の島町中町目貫の四61
■TEL:08512-2-1583
■営業時間:9:00~17:00
■休館日:第2・4火曜日
■入館料:大人500円、中学生以下250円
■駐車場:有り
■URL:http://www.oki-geopark.jp/

何百何千の時を重ねて存在する「三大杉(八百杉、かぶら杉、岩倉の乳房杉)」

何百何千の時を重ねて存在する「三大杉(八百杉、かぶら杉、岩倉の乳房杉)」

島内には三大杉と呼ばれる杉の木があります。1つは「八百杉」。玉若酢命神社の境内にあるので参拝のついでに訪れることができます。樹齢は約2000年、樹高30mという大きさで、国指定天然記念物です。
樹齢600年、樹高38.5mの「かぶら杉」は、6本の太い幹が存在感抜群です。枝分かれしたものが歳月を経て幹となったのだそうです。県道316号線沿いに何気なくそびえているので、通りすぎないように気を付けてくださいね。
そして岩倉の「乳房杉(ちちすぎ)」。大満寺山の麓にある樹齢約800年・樹高約30mの巨木です。幹囲11mもあり15本に分かれた幹には、大小24個の乳房状の根が垂れ下がっているユニークな形状が特徴。大気中の水分を吸うために植物が進化をしたことがわかる場所です。
※2021年3月現在、通行止めとなっているため、乳房杉は観光できませんのでご注意ください。

【八百杉】
■住所:隠岐郡隠岐の島町下西701 玉若酢命神社
【かぶら杉】
■住所:隠岐の島町中村
【岩倉の乳房杉】
■住所:隠岐の島町布施 ※現在通行止めのため観光できません。

※MAPCODEは八百杉の情報になります。

日本の滝百選にも選ばれた隠岐屈指のパワースポット「壇鏡の滝」

日本の滝百選にも選ばれた隠岐屈指のパワースポット「壇鏡の滝」

834年に隠岐に流罪となった小野篁が修行をした場所とも言われる、壇鏡の滝。「日本の滝百選」「全国名水百選」にも選ばれています。滝の水は勝ち水としても知られ、牛突きや相撲などの伝統行事の際に足を運ぶ場所でもあるそうです。その滝の水は汲んで持ち帰ることも可能です。
壇鏡の滝は、雄滝・雌滝と2カ所あり40mの高さから流れ落ちています。雄滝は、落ち行く滝を裏側からも見ることができる「裏見の滝」で、雨天中・後の水量が多い時は迫力も倍増!また、この場所は、火山灰と溶岩の2層から成っていて、地層の断面がはっきりと見える神秘的な空間になっています。
鳥居前の駐車場から少し山間を歩きます。ぬかるんでいることも多いので、滑りにくい靴を履いてくださいね。

■住所:隠岐の島町那久
■駐車場:有り

5月にはSNS映え抜群の写真が撮れる「油井前の洲」

5月にはSNS映え抜群の写真が撮れる「油井前の洲」

油井地区の漁港で見られる「前の洲」は、まるでウユニ塩湖のように空が鏡のように映るとSNSでも注目の絶景スポットです。約2000万年前の地層が、日本海の波と風で浸食されてできた波食棚と呼ばれる崖の海岸で、とても美しい景色で私たちを癒してくれます。5月~6月頃の干潮時の夕方には、空の鏡のような神秘的な光景に巡り合えますが、時期がずれると撮影が難しいので注意が必要です。隠岐の島は本州と地質が異なりユーラシア大陸と同じ地質を持ちます。それゆえ、エーゲ海のようなフォトジェニックな海岸がたくさんあります。

■住所:隠岐の島町油井

山一帯に咲き誇る隠岐しゃくなげを愛でる「村上家隠岐しゃくなげ園」

山一帯に咲き誇る隠岐しゃくなげを愛でる「村上家隠岐しゃくなげ園」

山の花の女王と呼ばれるしゃくなげ。4月下旬~5月上旬にかけて、山一帯がピンクに染まる様を楽しめるのがこちらです。山一帯が公園のようになっているので、誰でも無料でハイキングを楽しめます。しゃくなげは、透き通るようなピンク色の花弁が7つに分かれた愛らしいお花で、満開時は玉のように咲きます。濃厚な赤からだんだん白っぽく薄くなっていくグラデーションが楽しめます。
隠岐の島は、太古の昔、本州と陸続きだったため、氷河期に絶滅を恐れた植物が移動してきたという歴史があります。隠岐しゃくなげのような高山植物が低地や海岸沿いに生えていたり、紫陽花に雪が積もっていたりと、北部と南部の植物が共生する神秘的な光景が見られますよ。
(写真提供:隠岐の島町役場)

■住所:隠岐の島町郡860
■TEL:08512-5-2211(隠岐の島町役場五箇支所)

夕日の重なりがまるでローソクのように見える奇岩の絶景「ローソク島遊覧船」

夕日の重なりがまるでローソクのように見える奇岩の絶景「ローソク島遊覧船」

トカゲ岩やねずみ男岩など、隠岐の島にはユニークな形の崖や岩がたくさんあります。なかでも島の北西部に約20メートルの高さの奇岩「ローソク島」では、島の先端に夕日が重なると、まるで巨大なローソクに見えるのです。展望台もありますが、ローソクが点火するような瞬間は遊覧船からしか見られません。天候などにも大きく左右されるため、一瞬の光景は毎回必ず見れるわけではありませんが、ベテラン船長がベストショットのアドバイスをしてくれますよ。
人数に限りがあるため予約は必須です。出航港は、重栖港の福浦岸壁と赤崎岸壁の2カ所。船によって変わりますので予約時に確認をしてください。
思わず大自然に感謝してしまうような美しい景色を楽しんでください。

■出航場所:隠岐の島町南方(重栖港)
■TEL:08512-2-0787(隠岐の島町観光協会)
■運行期間:4月1日~10月31日 ※事前予約必須
■遊覧時間:約50分
■乗船料金:大人(中学生以上)3,000円、小学生1,500円
■出航時間:日没に合わせて出航 ※当日に決定
■駐車場:有り

〜まとめ〜

隠岐の島は、珍しい光景や歴史を持った面白い島です。大自然を満喫したい方は、島前含め連泊がおすすめです。島前は迫力満点のダイナミックな景観を楽しむことができます。
さらに島内には、隠岐ユネスコ世界ジオパークによる説明看板があらゆるスポットにあるので、観光の際にはチェックしてみてください。スポットそれぞれのゆかりが説明されていて、知的好奇心が刺激されます。
また、海と山に囲まれた隠岐の島は、あわびや岩牡蠣(3~5月)、サザエ、隠岐そば、隠岐牛、しいたけなど、海山の幸を堪能できます。ぜひ旬の隠岐の島グルメも楽しんでくださいね。

■参考URL:
<隠岐の島町観光協会HP> https://oki-dougo.info/

(文:ゴトウクミコ)

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