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投稿日:2019.06.04 Tue

本州最西端の山口県下関市で、初夏に「特牛イカ」を味わう!ノスタルジー漂う街並みも満喫

歴史が薫る海峡のまち。壇ノ浦、巌流島など名勝負の舞台がすぐそこに

歴史が薫る海峡のまち。壇ノ浦、巌流島など名勝負の舞台がすぐそこに

本州の最西端のまち、山口県下関市。「下関ふく(ふぐ)」は全国区ですが、「特牛(こっとい)イカ」や、ウニ、ノドグロといった隠れた名物も多く、大人のグルメ旅にぴったりです。また旧下関英国領事館や日清講話記念館といったレトロな建物のほか、源氏・平家の最終決戦の地・壇ノ浦、宮本武蔵・佐々木小次郎の決闘の場・巌流島、幕末維新のキーマン高杉晋作ゆかりの地など、日本の歴史を変えた物語の舞台が間近にあり、街並み散策も心がワクワク躍ります!

九州が目の前に!歩いても渡れる「関門海峡」

九州が目の前に!歩いても渡れる「関門海峡」

本州と九州の境となる関門海峡は、クルマ、鉄道、船、そして徒歩でも渡ることができます。クルマなら、1973年に誕生した全長1068mの巨大な吊り橋「関門橋(かんもんきょう)」へ。海面からの高さが約61mもあり、夜には両岸にきらめく夜景が広がってロマンチックです。鉄道や徒歩、クルマ(一般道)で渡るなら、1958年に完成した「関門トンネル」へ。世界的にも珍しい歩行者用海底トンネル「関門トンネル人道」は、徒歩約15分で下関から北九州市門司に到着します。帰りは電車に乗れば、ラクに北九州プチトリップが楽しめそうです。

山口県下関市みもすそ川町22

TEL:083-222-3738(下関観光コンベンション協会)

週末は寿司天国!「唐戸市場 活きいき馬関街」

週末は寿司天国!「唐戸市場 活きいき馬関街」

海峡をのぞむシーサイドに建つ「唐戸市場」は、関門の台所として、とれたての魚介類や農産物まで小売りしている珍しい市場。平日の朝7~9時頃は品数が多くそろい、買い物におすすめの時間帯です。週末には寿司バトルと題した飲食イベント「活きいき馬関街(ばかんがい)」が開催され、各店にずらりと並ぶ魚の握りは一貫100~200円からとリーズナブル!市場でちょっと贅沢な朝食や昼食はいかがですか。お土産には、下関発祥の粒ウニ(塩ウニのアルコール漬け)がおすすめです。

山口県下関市唐戸町5−50

TEL:083-231-0001

角島の沖合いで獲れる「特牛イカ」。こっといいかと読みます

  角島の沖合いで獲れる「特牛イカ」。こっといいかと読みます

イカなのに牛?何とも不思議なネーミングの「特牛イカ」。「特牛」とは下関市の日本海側にある地名で「こっとい」と読みます。人気観光地の角島周辺で釣り上げ、特牛漁港に水揚げされた最高級の剣先イカが、「下関北浦特牛イカ」というブランドで注目度上昇中。甘くて身が柔らかいこのイカは、刺身でも干物にしても格別のおいしさです。5~6月に子持ちになると旨みが増すため、初夏や夏が食べごろ。角島周辺はもちろん、唐戸市場やJR下関駅周辺でも新鮮な味を堪能できますよ!

のどかな無人島をぶらり散策「巌流島」

のどかな無人島をぶらり散策「巌流島」

関門海峡にぽっかりと浮かぶ平らな島「巌流島」。1612年、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘を行ったとされる有名な島も、下関市にあるのです。正式名称は船島といい、今は無人島に。決闘の場をイメージした砂浜には武蔵が乗って来た小舟まで再現されているほか、武蔵と小次郎の銅像も建てられ、当時の緊迫感を味わえそうです。島内には散策道やバーベキュー場、釣りデッキも整備され、癒しの島へと変貌中。ここから眺める関門海峡が素敵なので、唐戸市場前から発着する連絡船で渡ってみませんか。

山口県下関市みもすそ川町22

TEL:083-231-1350(下関市観光政策課)

レトロな洋館めぐり「旧秋田商会ビル」「旧下関英国領事館」

レトロな洋館めぐり「旧秋田商会ビル」「旧下関英国領事館」

海外交通の要所だった下関市には、洋館がいくつも残ります。一般公開中の「旧秋田商会ビル」「下関南部町郵便局」「旧下関英国領事館」でレトロな雰囲気を体感してみては。
 「旧秋田商会ビル」内には、20歳のときに下関市に移り住んだ童謡詩人、金子みすゞの展示コーナーがあり、彼女の足跡やゆかりの品、作品などを見学できます。日本に現存する最古の領事館「旧下関英国領事館」のティールームでアフタヌーンティーを味わいながら、異国情緒に浸ってみるのもおすすめです。

山口県下関市南部町23-11(旧秋田商会ビル)、下関市唐戸町4-11(旧下関英国領事館)、下関市南部町22-8(下関南部町郵便局)

TEL:083-231-4141(旧秋田商会ビル)、083-235-1906(旧下関英国領事館)、083-222-0161(下関南部町郵便局)

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Drive! NIPPON編集部

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