
「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、富山県の「よごし」。
主に富山県の砺波平野を中心に食べられている「よごし」とは、野菜をゆでて細かく切り、味噌で味付けをして炒りつけた郷土料理。夜に作り置きして翌朝に食べることから「夜越し」の意味で「よごし」と呼ばれるようになったと言われています。
簡単な調理方法ということもあり、その起源は不明ですが、昭和初期に朝食にご飯一膳、そこにたっぷりのよごしを乗せて食べたと記録されています。当時、お米が十分に食べられなかった時代にかさ増しするために作られていたのだとか。
また、年中行事として浄土真宗の家々で催される報恩講において、ほうき草の実を使った「ほうきんのよごし」が精進料理として並びます。
材料や味付けに決まりはなく、無限の可能性を感じさせる砺波のソウルフードの代表格。かつては朝食には必ず「よごし」が食べられるほど定番料理だったようです。
近年では、野菜不足の現代人を救うとして注目されているヘルシーフードをぜひ味わってみてください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-toyama/
【砺波市教育委員会】
https://www.city.tonami.lg.jp/

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