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投稿日:2024.02.04 Sun

【100年フード】名古屋コーチンをすき焼きで贅沢に堪能!愛知県の「ひきずり」

【100年フード】名古屋コーチンをすき焼きで贅沢に堪能!愛知県の「ひきずり」

「近代の100年フード部門〜明治・大正に生み出された食文化〜」に認定されている、愛知県の「ひきずり(名古屋コーチンのすき焼き)」。

「ひきずり」とは、尾張地方で古くから食べられている鶏肉のすき焼きのことです。岩倉産の名古屋コーチンは、歯ごたえと噛みしめたときの口中に広がる肉汁のコクや香りが、他の鶏肉とひと味もふた味も違うと評判の美味しさ。「ひきずり」の語源はさまざまですが、鶏肉を食べるときに鍋の底を引きずることからその名が付いたなどと言われています。

岩倉は、戦前より名古屋コーチンの産地として知られていました。昭和30年頃までは、一般家庭でも、鶏小屋を設けられるくらいの広さの土地さえあれば、名古屋コーチンを自宅で飼っている様子も珍しくなかったのだとか。
その頃には、日常的に名古屋コーチンの卵が食べられ、そして祭りや大切なお客様を迎える日には、ひきずりを楽しんだそうです。

そんな特別な日を彩るちょっと贅沢な郷土料理として親しまれてきた「ひきずり」。現在では、岩倉市名古屋コーチン振興組合加盟の2店でのみ提供されており、いつでも新鮮な名古屋コーチンを使用した郷土の味が堪能できるのだそうですよ。

【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-aichi/

【岩倉市】
https://www.city.iwakura.aichi.jp/

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Drive! NIPPON編集部

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