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投稿日:2023.10.26 Thu

【100年フード】手延べ素麵の元祖。コシが強く茹でのびしにくい奈良県「三輪そうめん」

【100年フード】手延べ素麵の元祖。コシが強く茹でのびしにくい奈良県「三輪そうめん」

「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、奈良県の「三輪そうめん」。

いまから約1300余年を遡る昔のこと。日本最古の神社である三輪の大神神社で、飢饉と疫病に苦しむ民の救済を祈願したところ神の啓示を賜り、小麦を撒き、実りを水車の石臼で粉に挽き、湧き水でこね延ばして糸状にしたものが、そうめんの起源と伝えられています。
後に、三輪そうめんはお伊勢参りの途中で訪れた人々を魅了。手延べの製法も播州(兵庫県)、小豆島、島原へと伝わり、日本を代表する伝統食となっていったと伝えられています。

江戸時代には、“大和の三輪そうめんは日本一”と「日本山海名物図鑑」で絶賛されています。
素麺づくりは厳寒の冬、三輪の自然と風土を生かして製造されます。原材料は小麦粉、塩、綿実油だけのシンプルなもの。受け継がれてきた職人の技と、聖なる山から盆地に吹く北風がコシと深い味わいを引き出しています。

茹でのびしにくく、コシが保てる三輪そうめん。冷たい麺をつゆに付けて食べる定番スタイルもいいですが、温かいスープに入れたり、炒めたりするのもオススメです。お好みのスタイルで自由にお楽しみください。

【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-nara/

【奈良県三輪素麺工業協同組合】
https://www.miwasoumen-kumiai.com/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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