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投稿日:2022.06.11 Sat

まいど信州!「海野宿」歴史案内ガイド付きツアーを10組限定で無料ご招待

まいど信州!「海野宿」歴史案内ガイド付きツアーを10組限定で無料ご招待

一般社団法人信州とうみ観光協会は、北国街道「海野宿」の魅力を広く深く伝えたい!との思いから始まった「海野宿伝統文化観光検定」の第2回開催を前に、検定を発案した東御市地域おこし協力隊の山村健司さんが行う海野宿ガイドツアーを、10組限定で無料招待します。

北国街道「海野宿」は戦国時代の名将・真田氏の祖、海野氏の故郷です。
街並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代の宿場町を彷彿とさせる景観の中に、明治以降の養蚕造りや「うだつが上がらない」の語源となっている「うだつ」が調和した静かな佇まいとなっています。

昨年5月に赴任した地域おこし協力隊の山村さんは生まれも育ちも京都市という生粋の関西人。
イタリアはローマで観光ガイドを12年間も務めていた経験があり、現地では映画会社にも所属し、本人曰く、映画「アマルフィ」にも出演された、そんな経歴の持ち主。
そんな山村さんが「海野宿」をどんな風に案内するのか、ぜひ一緒に「海野宿」の秋を歩いて楽しみませんか。

■海野宿とは
寛永二年(1625)に北国街道の宿駅として開設されました。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡で採れた金の輸送や、北陸の諸大名が参勤交代で通った道であり、江戸との交通も頻繁で、善光寺への参詣客も多くありました。
海野宿が置かれたのは、近くに田中宿という宿駅があり、旅人の往来が多かったためでもありますが、中世においてこの地域が豪族・海野氏の城下町だったこと、また、さまざまな道が集結する交通の要衝にあたっていたことが理由とされています。また、毎月6回もの市が開かれていた商業の中心地でもあり、往時は、伝馬屋敷五十九軒、旅籠屋二十三軒が立ち並んでいました。
しかし、明治時代に入ると、信越本線の開通により宿場はその機能を失いました。江戸時代末期からこの地の各家々の副業であった「養蚕・蚕種業」を、宿場時代の広い部屋を活用して主産業とし、振興しました。特に蚕種は広く関東地方から外国にまで売り出され、「宿場から養蚕の村へ」と移り変わりました。

■現在の海野宿
江戸時代の「旅籠屋造り」の建物と明治・大正の時代に建てられた堅牢な「蚕室造り」の建物とがよく調和して現在まで残されてきました。その歴史高い町並みは、昭和六十一年には歴史的な家並みであるとして「日本の道百選」のひとつに選ばれ、続いて昭和六十二年には「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けています。
街道には用水路が流れ、柳並木や街路灯が柔らかな趣を呈しています。この用水は、かつては旅人たちが手を洗ったり馬に水を飲ませたところであり、野菜や鍋釜を洗った生活用水としても利用されていました。

■地域おこし協力隊が案内する「海野宿ガイドツアー」とは
「海野宿」の歴史や文化、観光について市内外の多くの方々に知って頂こうと「海野宿伝統文化観光検定」を発案した山村隊員は、京都市の出身。昨年の5月に地域おこし協力隊として東御市に移住し、「海野宿」にある観光案内所「うんのわ」の担当になりました。
日々「海野宿」を訪れるお客様にご案内をする中で、「海野宿」の新しい目玉として検定の創設を提案、他都道府県の検定のことを調べたり、自ら海野宿のことを学ぶため様々な資料に目を通しました。
そして、東御市教育委員会や地元のNPO法人等に声がけをして、昨年11月に実行委員会を立ち上げました。今回のガイドは、その山村隊員が「海野宿検定」合格のヒントも散りばめながら、皆さんの様々な疑問を取り除き、「海野宿」の魅力を京都弁でお伝えします。

【ガイドツアー詳細】
催行日:9月1日(木)~10月31日(月)
※9月11日、9月24日~26日 イベントによる除外日
※今回のツアー終了後に簡単なアンケートにご協力ください。
当日集合 :滞在型交流施設うんのわ
(スタート 10:00~15:00 営業時間内でお選び下さい。)
所要時間 :約1時間
歩くコース:うんのわ~白鳥神社まで宿場内約500mを歩きながら案内します。
募集口数 :10グループ(1名~10名まで)
応募期間 :令和4年6月15日(水)~8月20日(土)
※先着順 10グループに達した段階で受付終了となります。
定員:1グループ最大10名まで
※対象は個人、または個人のグループでのお申し込みに限ります。
(旅行会社不可)

申し込み/問い合わせ:
うんのわに直接お電話いただくか、信州とうみ観光協会のHPよりお申し込み下さい。
うんのわ:0268-71-7552(10:00~16:00 水曜定休)
信州とうみ観光協会HP:https://www.tomikan.jp

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Drive! NIPPON編集部

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