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投稿日:2021.12.31 Fri

山口・長門湯本温泉を彩る期間限定のライトアップ「音信川うたあかり2022」1/28から開催

山口・長門湯本温泉を彩る期間限定のライトアップ「音信川うたあかり2022」1/28から開催

2022年1月28日(金)から2月27日(日)までの約1か月間、長門湯本温泉(山口県長門市)で童謡詩人・金子みすゞさんの詩をテーマにした灯りイベント「音信川(おとずれがわ)うたあかり」を開催します。
詩のナレーションや音楽に合わせた幻想的な光の演出をはじめ、市内の児童生徒が制作したモチーフを設置し、冬の長門湯本温泉に特別な風景を創りだします。

■冬の温泉街で幻想的なひとときを
冬の長門湯本温泉では、温泉街を流れる音信川(おとずれがわ)を舞台に、長門市出身の童謡詩人・金子みすゞさんの詩をテーマにした灯りイベント「音信川うたあかり」を実施しています(2018年度開始。今回で4回目)。

詩のナレーションに合わせた幻想的な光の演出「うたあかり幻燈輪舞(げんとうロンド)」や、市内の児童生徒が制作した数千個の「あかりのうつわ」を会場に設置。長門湯本温泉の冬の風物詩「音信川うたあかり」での特別な風景をお楽しみください。

■リニューアルした県内最古の温泉地「長門湯本温泉」
山口県でもっとも古い約600年の歴史をもつ長門湯本温泉は、「そぞろ歩き」が楽しめる温泉街として2020年春にリニューアル。
観光まちづくり計画が進む温泉街には、地域の若手によって再建されたモダンな立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」や、地元グルメが味わえる飲食店、清流・音信川(おとずれがわ)沿いににびる飛び石や川床テラス、街中を照らす幻想的なライトアップなど、楽しめる場所がたくさんです。

【「音信川うたあかり」概要】
開催期間:2022年1月28日(金)から2月27日(日)
点灯時間:日没(17:30頃)~22:00まで
場所:長門湯本温泉(山口県長門市深川湯本)竹林の階段及び音信川周辺
入場料:無料
その他:お車でお越しの際は国道沿いの長門湯本温泉駐車場(有料)を利用ください
音信川うたあかり2022特設ページ:https://yumotoonsen.com/events/utaakari2022/

■あかりの演出紹介
◇幻燈輪舞(げんとうろんど)エリア(竹林の階段~恩湯・雁木広場)
長門湯本温泉のあかりイベントのテーマ「金子みすゞの詩」の朗読と音楽にあわせて、いくつもの影絵が踊ります。周辺の竹林のライトアップや広場の照明もあわせて変化する「音と光のエンターテイメント」をお楽しみください。

◇みすゞのお庭エリア(恩湯・芝生広場)
長門市内の幼保小中学校の協力を得て、児童生徒約3,000名があかりモチーフを制作。金子みすゞの詩をテーマにした約3,000個のあかりが、訪れた人たちをあたたかくお出迎えします。

◇おとずれ川エリア(雁木広場~音信川河川公園)
地元住民を中心に、これまでのワークショップで製作した大型のあかりモチーフを、音信川沿いに設置。ゆるやかに明滅するあかりが音信川の水面に浮かび上がり、幻想的な風景を作りだします。

◇お魚たちの夢エリア(音信川河川公園)
2022年はエリアを拡大し河川公園を使ったライトアップを計画中。音信川河川公園の中央に、大きなお魚型にあかりのうつわを配置します。真っ青な海のイメージに浮かび上がる幼稚園児、保育園児たちの作品をご覧ください。

◇土あかりエリア(恩湯食~河川公園間)
もう一つの新しい見どころは、恩湯食から音信川河川公園に続く川沿いの道に設置される、萩焼で作られたランプシェード。長門湯本温泉のほど近く、三ノ瀬地区にて約360年の歴史を持つ萩焼深川窯の先生方の協力により、地元向陽小学校6年生のみなさんが製作した20灯を越える萩焼のランプシェードが、暖かな光で夜を照らします。

■市内の子どもたちによる「あかりの器」制作
うたあかりの最大の特徴は、長門市内のすべての幼保小中学校のご協力を得て、児童生徒約3,000人が実施した「子どもたち総出でのあかりの器(モチーフ)づくり」です。「私と小鳥と鈴と」「落ち葉のカルタ」「さくらの木」「大漁」の4詩をテーマに、さくら、もみじ、とり、さかなの形のモチーフを、子どもたちが一つずつ、型紙に沿って制作。思い思いの色で着色してつくっています。会期中は「みすゞのお庭エリア」と今年度は新しく「お魚たちの夢エリア」に約3,000個の灯りが設置され、訪れた方をあたたかくお出迎えします。

■『長門湯本温泉うたあかり号』2月に特別運行!-JR美祢線復旧10周年記念-
JR美祢線利用促進協議会が、長門湯本温泉まち株式会社、株式会社日本旅行山口支店、西日本旅客鉄道株式会社と連携し、観光列車「〇〇のはなし(まるまるのはなし)」車両で運行する特別列車「長門湯本温泉うたあかり号」が運行します。美祢線沿線のおもてなしや、長門市出身の童謡詩人「金子みすゞ」のふるさと仙崎の魅力を体験できるツアーとして開催。「長門湯本温泉うたあかり号」を利用した旅をぜひお楽しみください。

運行日: 2022年2月3日(木)~4日(金)
ツアーに関するお問い合わせ:株式会社日本旅行 山口支店
TEL:083-972-2211(平日10:00~18:00/土日祝休業)

■スペシャルイベント
◇おとずれマルシェ
毎週土曜日には恩湯食やおとずれ堂前で、スープやフライドポテトを販売予定。1月29日(土)、2月26日(土)のスペシャルデイには温泉街のグルメ店舗が音信川河川公園にマルシェで登場します。

■照明デザイナー紹介
長町 志穂(ながまち しほ)氏
株式会社LEM空間工房 代表取締役 照明デザイナー
京都工芸繊維大学・工芸学部卒業。京都芸術大学客員教授(2021年再任)、大阪大学大学院大学非常勤講師。
「御堂筋イルミネーションコンペ2020・最優秀」「照明学会・照明デザイン賞2019最優秀賞・水木しげるロード」グッドデザイン賞100点以上など受賞多数。
実績「堂島大橋(大阪市)」「神戸市メリケンパーク」「川湯の森ナイトミュージアム(弟子屈町・環境省)」「天橋立あかりのまちづくり」等。2017年度より長門湯本プロジェクトのデザイン会議メンバー。
LEM空間工房 www.lem-design.com/

■童謡詩人・金子みすゞさんと長門市
「こだまでしょうか」や「私と小鳥と鈴と」などの、心に響く美しい詩で知られる金子みすゞさんは、大正末期から昭和初期にかけて活躍した長門市出身の童謡詩人です。その短い生涯で綴られた500編あまりの作品には、生まれ故郷の風景が数多く登場し、彼女が素朴で豊かなその自然を深く愛していたことがうかがえます。
長門市仙崎には、金子みすゞが幼少期をすごした書店 金子文英堂跡地に「金子みすゞ記念館」があり、遺稿集や着物などの遺品を展示した常設展示室、パソコンによる資料の検索室、みすゞさんの詩の世界を音と光で体感できるギャラリーなどを備え、みすゞさんの生涯や生きてきた時代を偲ぶことができます。
◇金子みすゞ記念館ホームページ https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/site/misuzu/

■長門湯本温泉公式観光サイト:https://yumotoonsen.com/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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