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投稿日:2024.02.09 Fri

佐賀・唐津ドライブ | 海のパワーを存分に感じよう!

佐賀・唐津ドライブ | 海のパワーを存分に感じよう!

九州北西部にある佐賀県唐津市は、「唐」の国と行き来する「津(港)」という由来から分かるように大陸との交流で栄えてきました。市に面している玄界灘は、暖流の対馬海流が流れこむ大陸棚が広がり、呼子のイカをはじめ、サバやアジ、ブリなど1年を通して美味しい魚介が豊富です。また、高く荒い波が作った、複雑に入り組んだリアス式海岸は、見ごたえある絶景スポットとして人気。2023年11月に開通した唐房バイパス、その名も「ルート・グランブルー」を利用すれば、海岸線のドライブを満喫できます。今回は、佐賀県唐津市で、絶景を楽しみ、歴史や文化にふれ、グルメを味わえるシーサイドドライブを紹介します。
(写真提供:佐賀県観光連盟)

佐賀・唐津ドライブ | 海のパワーを存分に感じよう!

START 唐津駅

①唐津城

②七ツ釜

③呼子港(呼子のイカ活き造り)

④波戸岬

⑤浜野浦の棚田

唐津のシンボル、天守閣からの眺望が良い「唐津城」

唐津のシンボル、天守閣からの眺望が良い「唐津城」

唐津城は、豊臣秀吉の家臣だった寺沢広高(てらざわ ひろたか)が1602年から7年の月日をかけて築いたとされ、城を中心に、東西へ伸びる砂浜と松林がまるで翼を広げた鶴のように見えることから別名「舞鶴城」とも呼ばれています。天守閣は当時はなく、1966年に観光文化施設として作られ、2017年にリニューアルされたもの。その天守閣からは城下町はもちろん、深い青色が美しい玄界灘、海岸線に伸びる松原など、眼下に広がる絶景を楽しむことができます。城内は博物館になっていて、秀吉から寺沢宛てに贈られた朱印状や唐津城の絵図、甲冑や薙刀が展示されています。また、お土産処や休憩所もあるため、のんびり過ごしやすい点もうれしいところ。さらに、花の名所としても知られ、3月下旬には桜が、4月下旬から5月上旬には藤が見頃となり、毎年多くの人で賑わいます。
(写真提供:佐賀県観光連盟)

唐津城の詳細

唐津城案内所
■住所:佐賀県唐津市東城内8-1
■開館時間:9:00~17:00(入館は16:40まで)
■天守閣観覧料:一般500円 小中学生250円 未就学児は無料
■休館日:12月29日~31日
■駐車場:東城内駐車場(有料)
■URL:https://karatsujo.com/ 

玄界灘の荒波が生んだマリンブルーの景勝地「七ツ釜」

玄界灘の荒波が生んだマリンブルーの景勝地「七ツ釜」

切り立った崖にできた7つの空洞が「かまど」のように見える景勝地で、国の天然記念物に指定されている「七ツ釜(ななつがま)」。また、フリーダイバー「ジャック・マイヨール」ゆかりの地としても知られているとか。荒々しい玄界灘の波によって、玄武岩が打ち砕かれてできたその姿はとても神秘的で、その岸壁に白波があたる様子は自然の厳しさと美しさが表れています。穴は、最も大きいものでも間口が3mと小さいながら、奥行きは110mもあるとか。その空洞には、波が穏やかな日であれば遊覧船(有料)で入ることが可能で、冒険さながらに乗ってみるのも一興です。
(写真提供:(一社)唐津観光協会)


七ツ釜の詳細

■住所:佐賀県唐津市屋形石
■駐車場:約50台(無料)
■URL:https://www.asobo-saga.jp/spots/detail/a5cf8dd0-9218-4395-8540-b137a30c8165 (佐賀県公式観光サイト あそぼーさが)

玄界灘の恵み!その食感と味はいかほど?「呼子のイカ活き造り」

玄界灘の恵み!その食感と味はいかほど?「呼子のイカ活き造り」

唐津市呼子町の港には、玄界灘で育まれた海の恵みがたくさん水揚げされます。なかでも、呼子名物といえば、コリコリした食感と甘みが特徴の「やりいか」。刺身、煮つけ、天ぷら、干物など、どんな料理でも美味しくいただけます。なかでもオススメは、活きイカのお造り。生け簀から出したばかりの新鮮なイカのお造りは、透き通るような半透明の身がキラキラと輝き、独特の食感と口の中に広がる甘みがあり、目と舌で存分に味わえる絶品グルメです。そんなイカの味わいとともに港町風情も楽しんでみては。呼子港には、漁船、遊覧船、離島との間を結ぶ航路船などが行き交い、港町ならではの活気にあふれています。
(写真提供:佐賀県観光連盟)

呼子のイカ活き造りの詳細

■URL:https://www.asobo-saga.jp/gourmets/detail/38359d10-4e82-4e1b-baab-e3b7514108ca (佐賀県公式観光サイト あそぼーさが)

海の楽しみ方いろいろ!九州最西端の「波戸岬」

海の楽しみ方いろいろ!九州最西端の「波戸岬」

日本渚百選、玄海国定公園、恋人の聖地プロジェクト・サテライトに認定されている九州最西端の景勝地「波戸岬(はどみさき)」。岬から海を眺める位置に建てられたハートのオブジェは、映える撮影スポットとして人気です。景色や映えスポットだけでなく、釣り、キャンプ、海水浴、ハイキングなどアウトドアレジャーも楽しめ、特に波戸岬の先から突き出しているような「玄海海中展望塔」はマストスポット。陸地から86mの桟橋でつながれた展望塔は、高さ20m、直径9m、水深7mの円柱状で、海中展望室の窓から自然そのままの海の様子を眺められます。展望塔には海上デッキがあり、日没のころの景色は息をのむ美しさです。
(写真提供:(一社)唐津観光協会)
※玄海海中展望塔は、改修工事のため令和6年3月31日まで休館しています。

波戸岬の詳細

■住所:佐賀県唐津市鎮西町波戸
■駐車場:無料(一部有料あり)
■URL:https://www.karatsu-kankou.jp/spots/detail/49/ 

玄海海中展望塔
■住所:佐賀県唐津市鎮西町波戸1628-1
■入場料金:大人1000円、小中学生500円、未就学児無料
 ※荒天時の休館あり
 ※リニューアルオープンにより新料金(2024年4月1日予定)
■URL:https://hadomisaki.jp/

自然と人々の知恵が創り上げた「浜野浦の棚田」

自然と人々の知恵が創り上げた「浜野浦の棚田」

「浜野裏の棚田」は、唐津城から呼子、波戸岬を経て、東松浦半島をぐるりと半周ほどした場所にある、玄界灘の海に向かって階段状に広がる細長い棚田。もともと農業には適さない急斜面だった土地に、戦国時代から江戸時代にかけて山を切り拓き、石垣を積んで作ったとか。現在は11.5ヘクタールの面積に、大小あわせて283枚の田んぼが広がり、そのほとんどで「コシヒカリ」がつくられています。春から初夏にかけて、田植え前に代かきをして水を張った田んぼに、山の新緑やオレンジ色の夕日が映る、その自然と人々の知恵によって描かれた名画のようなの美しい景色が眺められます。
(写真提供:佐賀県観光連盟)

浜野浦の棚田の詳細

■住所:佐賀県東松浦郡玄海町浜野浦
■駐車場:第1、第2駐車場(普通車38台・無料)
■URL:https://www.asobo-saga.jp/spots/detail/40572c69-7851-4a00-a643-01fe1428a0b7 (佐賀県公式観光サイト あそぼーさが)



Posted by

Drive! NIPPON編集部

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