
Ⓒ大牧温泉にむかう庄川峡の遊覧船
雪景色を楽しむ旅 Vol.3は、富山県の富山〜南砺(なんと)を巡るドライブプランを紹介します。冬の富山は、山々に雪が降り積もり、町も静けさに包まれる幻想的な季節。歴史ある建物や伝統の手仕事、そして澄んだ空気の中で味わう食や温泉など、この季節ならではの魅力が詰まっています。白く輝く山あいの道を走りながら、雪国の情景と人のぬくもりを感じるフォトジェニックなドライブへ出かけてみませんか。
TABLE OF CONTENTS
目次
- START 豪農の館 内山邸 移動 🚙で約20分
- ますのすし本舗 源 ますのすしミュージアム 移動 🚙で約50分
- 越中五箇山相倉集落 移動 🚙で約10分
- 道の駅 たいら 五箇山和紙の里 移動 🚙で約20分
- 大牧温泉
豪農文化が息づく北陸の名邸 / 豪農の館 内山邸

北陸自動車道「富山IC」から車で約20分、雪化粧した立山連峰を遠くに抱きながら車を進めると、静謐な佇まいの「豪農の館 内山邸」に到着します。
ここは江戸時代より加賀藩の“越中一千石地主”として名を馳せた、豪農・内山家が暮らした邸宅です。門・土蔵・離れをはじめ、名石や庭木を配した庭園などは、幕末の1868年(慶応4年)に建てられたものが中心で、国登録有形文化財・富山県指定有形文化財として当時の姿を今に伝えています。
約3,400坪の敷地には、3か所の茶室を含む建物群と手入れが行き届いた庭園が広がります。春には4種類の桜が咲き誇り、約60本の紅白の梅が植えられた梅園など、四季折々の景観も見どころです。館内には、内山家が地域の発展に尽くしながら受け継いできた古文書や民俗資料、美術品などが展示され、往時の調度品からは、米作りによって繁栄した豪農の暮らしぶりや高い文化性を感じることができます。
富山県民会館分館 豪農の館 内山邸の詳細
住所 富山県富山市宮尾903 営業時間 9:30〜17:00 料金 200円 駐車場 有り(無料) URL https://www.bunka-toyama.jp/uchiyama/

伝統の味が息づく、富山の食文化ギャラリー / ますのすし本舗 源 ますのすしミュージアム

内山邸の穏やかな時間を後にして、車でおよそ20分。雪をかぶった町並みを抜けると、伝統の味を受け継ぐ「ますのすしミュージアム」に到着します。ここは富山を代表する老舗「源(みなもと)」が手がける見学施設。館内では、富山の名物「ますのすし」の製造工程をガラス越しに見学することができます。職人がひとつひとつ笹を重ね、木枠で丁寧に押し固める丁寧な所作に思わず見入ってしまうはず。
さらに館内には、ますのすしの歴史や文化を紹介する展示コーナーも。使用されてきた木枠や道具、過去の商品パッケージや資料など、富山の食文化の背景を知ることができます。また、事前予約をすれば ますのすし手作り体験も可能。笹を並べ、酢飯を押し、包むまでの工程を自分の手で行う貴重な体験で、お土産として持ち帰れるのもうれしいポイントです。館内のレストランでは、ますのすしはもちろん、地元食材を使った御膳や季節限定メニューも楽しめます。やわらかな笹の香りと温かい味わいに包まれながら、早めのランチをいただくのもおすすめです。食べて、見て、知る、富山の味と文化に触れられる体験スポットです。
ますのすし本舗 源 ますのすしミュージアムの詳細
住所 富山県富山市南央町37-6 営業時間 09:30~17:00(冬季1・2月 10:00~16:00) 休館日 水曜日(冬季1・2月) 料金 見学無料 駐車場 あり(無料) オフィシャルサイト https://www.minamoto.co.jp/

雪の合掌造りが広がる世界遺産 / 越中五箇山相倉集落

富山の町を後にして、車でおよそ50分。途中にある「大鋸屋(おがや)展望所」では、雪化粧をまとった砺波(となみ)平野と立山連峰の壮大なコントラストを一望できます。冬の澄んだ空に、白い大地が輝く眺めはまさに圧巻。白銀の景色を眺めながら、さらに山あいへと車を走らせます。
「越中五箇山相倉(あいのくら)集落」は、谷あいの静かな土地に合掌造りの民家が寄り添うように並ぶ、五箇山を代表する集落です。冬には屋根や道が雪化粧し、集落全体が真っ白な銀世界に包まれます。その景色は思わず息を呑むほど神秘的。20棟ほどの家屋には今も人々が暮らしており、“生きた世界遺産”であることが最大の魅力。民宿として泊まれる家もあり、囲炉裏を囲んだ夕食など、ここでしか体験できない時間が流れています。その他、相倉民俗館や相倉伝統産業館、和紙漉き体験館もあり、山里の文化や手仕事に触れることもできます。
越中五箇山相倉集落の詳細
住所 富山県南砺市相倉 営業時間 一部施設 8:30~17:00 料金 見学無料 駐車場 あり(有料) URL https://gokayama-info.jp/
和紙、食、手仕事が揃う五箇山観光の拠点 /道の駅たいら 五箇山和紙の里

雪に包まれた相倉集落を後にして、車でおよそ10分。山の静けさに溶け込むように建つ「道の駅 たいら 五箇山和紙の里」へ向かいます。
ここは五箇山の特産品や地元食材が揃う道の駅で、敷地の中心には五箇山和紙の文化を伝える「五箇山和紙の里」があります。合掌造りの和紙体験館では、事前予約制で職人の手ほどきを受けながら五箇山和紙すきにチャレンジでき、旅の思い出づくりにもぴったり。館内ショップには、和紙ならではの柔らかな質感を生かした工芸品が並びます。
また、道の駅の物産館には、地元食材をふんだんに使った郷土料理を味わえる食事処『ふるさと』があり、季節の山菜や川魚などを取り入れた四季折々の味覚を楽しめます。特産品販売店『朝あけ』には、五箇山ならではの食材や手づくり雑貨、民芸品が揃い、お土産選びにも最適です。五箇山の文化に触れながら、体験や食事、お土産探しまで楽しめるスポット。ドライブの休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
道の駅たいら 五箇山和紙の里の詳細
住所 富山県南砺市東中江215 営業時間 9:00〜17:00(紙すき体験は10:00〜15:00まで※要予約) 駐車場 あり(無料) URL https://gokayama-washinosato.com/

船でしか行けないドラマチックな秘湯 / 大牧温泉

五箇山の山あいを抜けて20分ほど車を走らせると、庄川の流れが穏やかにきらめく船着場に到着します。ここから遊覧船に乗り、旅の最後を締めくくる温泉宿へ。「大牧温泉」は、船でしか行けない一軒宿として知られる秘境の湯宿。昭和の香りが残る木造の館内は、どこか懐かしく温かな空気に包まれています。客室や館内の窓辺からは、庄川の穏やかな水面を望むことができ、朝夕それぞれ異なる峡谷の景色が旅心を満たしてくれます。
雪に包まれる冬は白銀の世界が広がり、その絶景を望みながらゆったりと過ごす露天風呂はまさに非日常のひととき。無色透明で肌にやさしい泉質は、冷え性や神経痛などに効果があるといわれています。夕食には富山の食材をふんだんに使った料理が並びます。川魚や山菜など里山の恵み、旬の味覚で構成された献立は、一品ごとに土地の滋味深さを感じられるもの。旅のクライマックスにふさわしいひとときです。なお、宿へは遊覧船以外でのアクセスができないため、事前に時刻表の確認を。川のせせらぎと湯けむりに包まれながら、静けさに身をゆだねた贅沢な時間をお過ごしください。
富山・庄川温泉郷 大牧温泉の詳細
住所 富山県南砺市利賀村大牧44 営業時間 チェックイン15:00〜16:30、チェックアウト11:00 駐車場 小牧乗船場に有り(無料) URL https://www.oomaki.jp/

まとめ

今回のドライブでは、富山の文化と雪景色、そして秘境の温泉をめぐる非日常の旅を紹介しました。大牧温泉へ向かう遊覧船クルーズでは、雪に包まれた渓谷と川面が織りなす静寂の世界を船上から堪能できます。まるで絵画のような幻想的な景色が広がり、車でのドライブとは一味違う、水上ならではの冬の風情を感じながら、心ゆくまで富山の自然美を堪能してみてください。
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Drive! NIPPON編集部
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