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投稿日:2026.01.16 Fri

タイヤサイズも製造年もタイヤの側面から読み解く! カーオーナーなら知っておきたいタイヤの話

タイヤサイズも製造年もタイヤの側面から読み解く! カーオーナーなら知っておきたいタイヤの話

「そろそろタイヤをチェックしなきゃ」と思っても、どこを見てよいか迷うことは少なくありません。タイヤの側面には意外と多くの情報があり、サイズや製造年、注意しておきたいサインまで読み取れます。本記事では、現在のタイヤサイズの確認方法や刻印の意味、スリップサインの見方などを紹介します。

今履いているタイヤサイズと純正タイヤサイズの確認法

今履いているタイヤサイズと純正タイヤサイズの確認法

今履いているタイヤのサイズは、タイヤの側面(サイドウォール)に刻印された数字とアルファベットの羅列から分かります。「180/60R14 85S」のような表記があり、この数値は「幅・偏平率・リム径(ホイール径)など」を示しています。
次に、自動車メーカーが定めた純正サイズの確認は、主に以下の場所で行えます。
・運転席側のドアの開口部に貼ってあるステッカー
・給油口のフタの裏側に貼ってあるステッカー
・車両の取扱説明書

タイヤサイズの意味を知ろう

タイヤサイズの意味を知ろう

ここでは「215/45R18 93W」のタイヤサイズを例に解説します。意味がわかるとよりタイヤのキャラクターが理解できるのも楽しい点です。

〇タイヤサイズ「215/45R18 93W」の意味

215(タイヤ幅)

タイヤの幅をミリメートルで表しています。

45(扁平率)

「タイヤの断面の高さ÷タイヤ断面幅×100」で計算する、タイヤの厚みを表す数値です。数字が小さいほど、サイドウォール(側面)の厚みが薄くなります。

R

タイヤの構造を示す記号で、「R」はラジアル構造を意味します。現在の乗用車タイヤの主流です。

18

タイヤの内径をインチで示した数値です。

93(ロードインデックス)

タイヤ1本にどれくらいの負荷をかけることができるか、最大負荷能力を示す数値です。タイヤを履き替える際は、純正で定められているロードインデックスを下回らないように注意する必要があります。

W(速度記号)

タイヤが走行できる最高速度を示すアルファベット記号。

このように、数字とアルファベットの羅列から、そのタイヤの物理的な大きさ、構造、そして性能限界まで、多くの情報が詰まっていることが分かります。ご自身の車のタイヤ表記を確認してみましょう。

タイヤの製造年を確認

タイヤの製造年を確認

タイヤはゴムでできており、経年により劣化します。溝が残っていても、製造から10年経ったタイヤは性能が著しく低下しているため、交換を強く推奨されています。
そこで確認したいのが、タイヤの側面に刻まれたDOTコードという刻印の末尾4桁の数字です。この4桁の数字は、タイヤの製造年週を示しています。たとえば4桁の数字が「0524」であれば、最初の2桁「05」は、何週目に製造されたかを示す数値です。最後の2桁「24」は製造年を意味します。つまり「0524」は「2024年の5週目」に製造されたことを示します。安全性と性能維持のためにもタイヤの製造年週を確認しておくことは大切です。さっそくマイカーに履いているタイヤの製造年週を確認してみましょう。

アウトサイド・インサイドの刻印

アウトサイド・インサイドの刻印

タイヤの側面には、安全に性能を発揮させるための重要な情報が刻まれています。装着の向きに関する刻印には、OUTSIDE(アウトサイド)と「INSIDE(インサイド)、ROTATION(ローテーション)があります。取り付け方を誤ると、本来の性能を十分に引き出せないだけでなく、安全性にも影響します。

OUTSIDE / INSIDE

「OUTSIDE」「INSIDE」と刻印されたタイヤは、装着する向きが指定されているタイプです。OUTSIDEと書かれた面が必ず車体の外側、INSIDEが内側になるように取り付ける必要があります。

ROTATION

「ROTATION」と矢印が刻まれているタイヤは、回転方向が指定された方向性タイヤです。溝の形状が特定の方向に回転することで、排水性やトラクション性能が最適化される設計になっています。誤った方向で装着すると、本来の性能を十分に発揮できません。

赤と黄色の丸いペイントマークの意味

赤と黄色の丸いペイントマークの意味

タイヤの側面に付いている黄色い丸いペイントや赤い印は、新品時の組み付け作業を助けるためのものです。まず、黄色の丸いマークは「軽点」を示し、タイヤの中で最も軽い位置を表しています。ホイールの重い部分(一般的にエアバルブ付近)と合わせて装着することで、回転バランスが取りやすくなります。
一方、赤い印は、タイヤの外周が最も大きい(または剛性が高い)位置を示す目安です。ホイールの最も外径が小さい箇所と合わせることで、回転時の振動を抑制します。メーカーや銘柄によっては、黄色のみ、赤のみ、無い場合もあります。

スリップサイン

スリップサイン

スリップサインは、タイヤの摩耗状態を把握するために欠かせないチェックポイントです。タイヤの側面を見て、何箇所かに刻印されている「三角マーク(△)」を探してみてください。この三角マークの延長線上にある、盛り上がった部分がスリップサインです。

タイヤの残りの溝の深さが1.6mmになると、スリップサインと周りのトレッド面(路面に接する面)が同じ高さになる設計になっています。これは、道路運送車両法で定められた使用限界を示す基準で、スリップサインが露出したタイヤで公道を走行することは整備不良とされ、車検にも通りません。雨天時の制動力や排水性能も大きく低下するため、安全面からも早めの交換が必要です。走行前の簡単な目視点検でも確認できるため、定期的にチェックする習慣をつけておくと安心です。

まとめ

タイヤの側面には、サイズや構造、向き、製造年、性能の特徴など、そのタイヤの“プロフィール”ともいえる情報がぎっしり詰まっています。刻印の意味を知ることは、難しい整備の話ではなく、愛車を知る第一歩にもつながります。

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Drive! NIPPON編集部

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