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投稿日:2025.10.10 Fri

更新日:2025.10.15 Wed

カーディーラーの試乗は気軽に行ってもいいの? 試乗の不安と疑問を解決!

カーディーラーの試乗は気軽に行ってもいいの? 試乗の不安と疑問を解決!

「購入する車がまだ決まっていないのに、試乗に行ってもいいのだろうか」「久しぶりの運転で、新車を運転するのは少し緊張する」といった、さまざまな理由で試乗をためらっている方もいるかもしれません。しかし、試乗は、カタログの性能値だけでは分からない、自分にぴったりの一台を見つけられる貴重な機会です。この記事では、試乗にまつわる不安や疑問を解消し、車選びの体験をより楽しむためのコツを解説します。ぜひ最後までお読みいただき、未来の愛車探しのご参考にしてください。

①購入予定がなくても試乗してもいいの?

①購入予定がなくても試乗してもいいの?

もちろん、購入予定がなくても試乗して問題ありません。試乗の最大のメリットは、カタログの数値だけでは分からない、実際の乗り心地を体感できることです。アクセルを踏んだときの加速感やブレーキの効き具合、運転中の静粛性などを肌で感じることで、ご自身の好みや運転スタイルに合う車かどうかを判断できます。

また、運転席に座って周囲の視界を確認したり、シートの座り心地を確かめたりと、ご自身の身体に合うかどうかも重要なチェックポイントです。すぐに購入する予定がなくても、試乗で得た経験は、将来の車選びに必ず役立ちます。最新の安全装備や便利な機能を知る良い機会にもなるので、まずは情報収集のつもりで気軽に体験してみましょう。

②試乗の予約は必要ですか?飛び込みでもOK?

②試乗の予約は必要ですか?飛び込みでもOK?

試乗を希望する場合は、事前に予約しておくことをおすすめします。多くのディーラーでは、公式Webサイトから簡単に予約申し込みができます。予約をしておけば、希望の車種を確保でき、当日は待ち時間なくスムーズに案内してもらえます。

予約なしで訪問した場合、希望の車が他の方の試乗で出払っていたり、対応できるスタッフがいなかったりして、長時間待つことになる可能性があります。また、試乗できたとしても、十分な説明時間が取れないことも考えられます。

ご自身以外の家族や友人が運転を交代したり、同乗したりする場合も、車種によって乗車定員が異なるため、予約の際に伝えておくと安心です。

③子どもや愛犬と一緒に試乗はできますか?

③子どもや愛犬と一緒に試乗はできますか?

お子様やペットを連れての試乗については、店舗によって対応が異なるため、事前に確認しましょう。

お子様連れの場合、試乗車用のチャイルドシートを用意している店舗もあれば、ご自身で使っているものを持ち込んで装着感を試せる店舗もあります。後部座席での乗せ降ろしのしやすさや、足元の広さなどを実際に確認できる良い機会になります。

ペットとの試乗については、まず店舗への同伴ルールを確認することが必要です。安全上の理由や、他のお客様のアレルギーに配慮して、試乗車への同乗は断られるケースも少なくありません。大切な家族と一緒に車選びを楽しむためにも、予約の際に電話などで相談しておきましょう。

④試乗に適した服装を教えてほしい

④試乗に適した服装を教えてほしい

試乗の際は、安全運転のために動きやすい服装、特に運転に適した靴を選ぶことが重要です。ペダル操作の妨げになる可能性があるため、ロングスカートや裾の広いパンツは避けた方がよいでしょう。

特に靴には注意が必要です。ペダル操作を誤る原因となるため、以下のような靴は避けましょう。

● ヒールのある靴
● かかとが固定されていないサンダル
● 底が厚すぎる靴

運転用に作られたドライビングシューズのほか、一般的なスニーカーやローファーなどが適しています。もしファッション性を優先したい場合は、運転用の靴を別途用意し、試乗の際に履き替えるのもよいでしょう。

⑤当日用意するものはありますか?

⑤当日用意するものはありますか?

試乗当日に必要なものと、あると便利なものは以下の通りです。

● 必要なもの:有効期限内の運転免許証、免許条件で指定されている眼鏡やコンタクトレンズ
● あると便利なもの:乗り心地などを記録するためのメモ帳や筆記用具

運転免許証は、試乗する上で必須の持ち物です。免許証に眼鏡やコンタクトレンズの着用が条件として記載されている場合は、それらも忘れずに持参してください。乗り心地や操作感、スタッフからの説明などを記録するために、メモ帳や筆記用具があると便利です。後で複数の車種を比較検討する際に役立ちます。

⑥試乗コース、試乗時間は?

⑥試乗コース、試乗時間は?

試乗コースは、ディーラー側が坂道や市街地など、その地域の特徴を活かした複数のコースを用意しているのが一般的です。もし「自宅周辺の道を走ってみたい」「車庫入れを試したい」といった希望があれば、担当者に相談してみましょう。店舗によっては、要望に合わせてコースを調整してくれる場合があります。試乗時間は一般的に15~30分程度が多いようです。

⑦運転に自信がないので心配です。大丈夫ですか?

⑦運転に自信がないので心配です。大丈夫ですか?

ペーパードライバーの方や運転に自信がない方も、心配ありません。試乗の際は、基本的に経験豊富なスタッフが助手席に同乗し、運転をサポートしてくれます。

もし運転に不安がある場合は、予約時や当日にその旨を正直に伝えましょう。例えば、運転をスタッフに代わってもらい、ご自身は助手席や後部座席で乗り心地や静粛性を確認する方法もあります。また、交通量の少ない走りやすいコースを提案してもらったり、店舗の駐車場で車庫入れだけを体験させてもらったりするなど、不安に寄り添った試乗が可能です。

⑧同乗者は誰が乗るの?

⑧同乗者は誰が乗るの?

試乗の際は、安全運転をサポートするため、基本的にディーラーのスタッフが助手席または後部座席に同乗します。

スタッフは、試乗コースの道案内をするだけでなく、運転中に気になった車両の機能や操作方法について、その場で説明してくれます。運転に不安がある場合でも、経験豊富なスタッフが同乗しているので安心です。運転手がリラックスして運転に集中し、車の魅力を存分に体感できるようサポートしてくれます。

⑨試乗中は何をチェックしたらいいの?

⑨試乗中は何をチェックしたらいいの?

試乗の目的は、カタログだけでは分からない乗り心地や操作感といった「感覚」を、ご自身の身体で確かめることです。具体的には、以下のポイントをチェックしましょう。

カーディーラーの試乗は気軽に行ってもいいの? 試乗の不安と疑問を解決!

ご自身の普段の車の使い方を想像しながら、使い勝手を確認することが大切です。

⑩試乗後、見積もりや契約を勧められたら?

⑩試乗後、見積もりや契約を勧められたら?

試乗後に購入を無理に勧められることはなく、断っても問題ありません。「少し検討させてください」と伝えれば大丈夫です。もし購入の意思がまだ固まっていない場合は、「将来の買い替えの参考にしたい」というように、試乗の目的を素直に伝えると、その後のやり取りがスムーズになります。

大切なのは、試乗を楽しみ、車の性能や乗り心地について感じたことを担当者に伝え、気になる点は質問することです。そして、最後は丁寧にお礼を伝えましょう。試乗で得た体験は、将来ご自身に合った一台を選ぶための大切な指針になります。

⑪写真や動画撮影はできますか?

⑪写真や動画撮影はできますか?

試乗の記念に写真や動画を撮影したい場合、結論から言うと「店舗の許可があれば可能」です。ただし、他のお客様やスタッフのプライバシー、ブランドイメージの保護といった理由から、撮影に関するルールは店舗ごとに定められています。

撮影を希望する場合は、予約の際にその目的を伝え、許可を得るとスムーズです。許可された場合でも、ナンバープレートや他のお客様が映り込まないように配慮するなど、マナーを守って撮影しましょう。まずは担当スタッフに相談してみてください。

⑫免許を取得して1年未満ですが試乗できますか?

⑫免許を取得して1年未満ですが試乗できますか?

免許取得から1年未満の場合に試乗できるかどうかは、店舗の方針によって異なります。安全上の理由から、「免許取得後1年以上」を条件としている店舗が一般的です。

また、未成年の方が試乗する際には親権者の同意が必要であったり、スポーツカーなどの高性能な車種では、年齢などの条件が設定されている場合もあります。免許取得から1年未満である方は、事前に電話で試乗が可能かどうかを確認しておくと安心です。試乗できる場合は、初心者マークの持参も忘れないようにしてください。

未来の愛車を選ぶカギは試乗にあり!

試乗は、カタログやWebサイトの情報だけでは分からない、車の魅力を発見できる絶好の機会です。購入予定がなくても、運転に自信がなくても、大丈夫。この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ気軽に試乗を申し込み、楽しみながら未来の愛車候補を見つけてください。

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Drive! NIPPON編集部

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