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投稿日:2026.01.14 Wed

高速道路の移動時間も旅。安全に走るための7つの心得

高速道路の移動時間も旅。安全に走るための7つの心得

ロングドライブを計画されている方は、高速道路を利用しての移動が多いと思います。近頃は観光スポットとしても立ち寄ることができるサービスエリア・パーキングエリアも楽しみの一つ。そこでこの記事では、高速道路を安全にドライブするための7つの心得を紹介します。

①高速道路を走る前に「出発前点検」

①高速道路を走る前に「出発前点検」

高速道路を利用する前は車両の「出発前点検」が大切。特に以下の表で示す項目は、高速道路でのトラブルを未然に防ぐ上で重要です。

高速道路の移動時間も旅。安全に走るための7つの心得

②スムーズに本線に入るコツ

②スムーズに本線に入るコツ

高速道路でスムーズに合流するコツは、加速車線でしっかりと加速することです。速度が不足したまま合流すると、本線を走る車との速度差が大きくなり、車の流れを乱すことにつながるため危険です。

加速車線の手前にきたらウインカーを出し、ドアミラーと目視で本線の交通状況を確認します。どの車の後ろに入るか目標を定め、その車の斜め後方につけるイメージで速度を調整しながら合流します。ミラーだけでなく、死角になっている部分は直接目でも確認しましょう。

③高速道路を走る基本セオリー

③高速道路を走る基本セオリー

本線に合流した後は、一般道とは異なる高速道路ならではの走り方を意識することが大切です。特に以下の3点を心がけましょう。

● 視線を遠くに向ける
● 一定の速度を維持する
● 十分な車間距離を保つ

まず、視線はできるだけ遠くへ向けるようにしましょう。視線が近くに集中すると視野が狭くなり、前方で発生している渋滞や障害物の発見が遅れやすくなります。また走行が安定せず車体がふらつく原因にもなります。視線を遠くに置き、前方だけでなく周囲の車の流れや状況を広く確認することが大切です。

次に不要な加減速を避け、交通の流れに合わせて一定の速度を維持することも意識しましょう。急な減速や加速は、後続車の負担となり、渋滞や追突事故の原因になることがあります。さらに十分な車間距離を保つことも大切です。車間距離の目安は、前の車が標識やポールなどの目印を通過してから、01(ゼロイチ)、02(ゼロ二)と数える「車間時間」で確認する方法も有効です。少なくとも2秒以上あけることを目安に車間距離を保ちましょう。

出典:警視庁ホームページ(高速道路を利用する皆様へ)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/highway/highway_info.html

④走行車線と追い越し車線の役割

④走行車線と追い越し車線の役割

高速道路の車線には、それぞれ明確な役割が定められています。片側2車線の道路では左側が走行車線、右側が追い越し車線です。また、3車線の場合は、最も右側の車線が追い越し車線、それ以外の2車線が走行車線となります。

追い越し車線は、その名の通り前方の車を追い越すために一時的に使用する車線です。追い越しが終わったら、速やかに走行車線に戻らなければなりません。

このルールに違反し、追い越し車線を走り続ける行為は「車両通行帯違反」に該当します。この行為は後続車の追い越しを妨げ、交通の流れを悪化させる原因となるためです。車両通行帯違反には、普通車の場合で反則金6,000円と違反点数1点が科せられます。

※出典:「道路交通法 第二十条(車両通行帯)」(e-Gov 法令検索)
https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000105

⑤SA/PAの使い方。しっかり休憩をとろう

⑤SA/PAの使い方。しっかり休憩をとろう

高速道路での連続運転は、ドライバーが気づかないうちに疲労を蓄積させ、判断ミスによる重大事故につながる恐れがあります。安全運転のためには、定期的な休憩が大切です。SA(サービスエリア)は約50km間隔、PA(パーキングエリア)は約15km間隔で設置されているので活用しましょう。休憩時は、車から降りて深呼吸やストレッチをしたり、少し歩き回ったりするだけでも気分転換になります。

⑥トラブル・緊急時の対応方法

⑥トラブル・緊急時の対応方法

万が一、高速道路上で事故や故障などのトラブルに見舞われた場合は、後続車による二次被害を防ぐため、冷静に行動することが重要です。

まずはハザードランプを点灯させて後続車に異常を知らせましょう。可能な限り路肩や非常駐車帯へ車を移動させます。車を停止させたら、安全を確認したうえで、発炎筒や停止表示器材(三角表示板)を車両の後方に設置して、後続車に危険を知らせます。車内や車の周囲に留まるのは非常に危険です。後続車からの追突を避けるため、ガードレールの外側など安全な場所へ速やかに避難しましょう。

安全を確保した後、事故の場合は110番、故障の場合は非常電話または道路緊急ダイヤル「#9910」に連絡します。その際、路肩に設置されているキロポスト(距離を示す標識)の数字を伝えることで、現在地を正確かつ迅速に知らせることができます。

⑦高速道路でよくあるNG行動

⑦高速道路でよくあるNG行動

高速道路は一般道に比べて走行環境が単調になりやすく、スピード感覚が鈍ったり、油断が生じがちです。その結果、無意識のうちに違反につながってしまうケースも少なくありません。ここでは、高速道路で特に起こりやすい代表的な違反を3つ紹介します。

● 不適切な速度での走行
● 後部座席のシートベルト未着用
● トンネル内の無灯火

まず注意したいのが速度に関する違反です。スピードが出やすい高速道路では制限速度を超えてしまうケースが多く見られます。一方で、正当な理由なく最低速度(時速50km)を下回って走行することも「最低速度違反」となります。周囲の交通の流れを妨げないよう、適切な速度を保ちましょう。

後部座席のシートベルト未着用も違反です。高速道路では後部座席を含め、すべての座席でシートベルトの着用が義務付けられており、違反すると違反点数1点が科せられます。万が一の事故の際に車外へ放出されるリスクを減らすためにも、全員の着用を徹底しましょう。

最後にトンネルでは他車に自車の存在を知らせるためにもライトを点灯しましょう。トンネル内の無灯火は道路交通法違反になる可能性があります。

※出典:警視庁ホームページ(反則行為の種別及び反則金一覧表)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/torishimari/tetsuzuki/hansoku.html

(まとめ)移動のひとときを楽しもう

高速道路は、長距離移動を快適にする便利なインフラですが、その利便性は安全があってこそ成り立ちます。特に「出発前の点検」と「こまめな休憩」を習慣づけるだけでも、運転の安心感は大きく変わるはずです。

また、高速道路は単なる移動手段ではありません。道中のSA・PAでご当地グルメやお土産選びを楽しんだり、美しい景色を眺めたりと、移動時間そのものを旅の一部として楽しむ魅力もあります。時間に余裕を持った計画を立て、安全運転で心に残るドライブを楽しみましょう。

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Drive! NIPPON編集部

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