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投稿日:2026.01.13 Tue

失敗しないためのタイヤ選び

失敗しないためのタイヤ選び

価格帯だけでタイヤを選び、後悔した経験はありませんか。タイヤには多様な種類があり、ご自身の運転スタイルに合わないものを選ぶと、ドライブの満足度が低下してしまうことも少なくありません。この記事では、タイヤ選びの基本からご自身に最適な一本を見つけるためのコツを紹介します。

タイヤ選びに失敗した例

タイヤ選びに失敗した例

タイヤは見た目では違いが分かりにくく、価格だけで安易に選ぶと実際に走行した際に性能面で不満を感じ、後悔につながることがあります。同じジャンルのタイヤでもメーカーによって乗り味は異なるため、タイヤの特徴や自分の車の使い方を考えて選ぶのがポイントです。

具体的には、以下のような失敗例が挙げられます。

● コーナーリングや雨天時のグリップ力が好みに合わなかった
● ロードノイズが大きくなり、静粛性が低下した
● 路面からの振動が伝わりやすく、乗り心地が悪化した
● 想定より早く寿命を迎えてしまった

そのため、タイヤを賢く選ぶためには、事前にタイヤの知識をインプットしておくことが重要です。

タイヤの種類と特徴

タイヤの種類と特徴

タイヤのキャラクターはそれぞれ異なるため、ご自身の車や用途に合ったタイプ、好みなどを踏まえて選ぶことがポイントです。

失敗しないためのタイヤ選び

タイヤサイズを確認しよう

タイヤサイズを確認しよう

タイヤを選ぶ上で、まずご自身の車に適合する「タイヤサイズ」を確認することが大切です。車に適さないサイズのタイヤを装着すると、タイヤの損傷や事故につながる危険性があるため、必ず適合するサイズを選びましょう。

現在装着されているタイヤのサイズは、タイヤの側面(サイドウォール)で確認することができます。サイズ表記は「215/50R17 91W」のように数字とアルファベットの組み合わせで示されており、主に以下の情報が含まれています。

● タイヤの幅(mm)
● 扁平率(%)
● 構造(Rはラジアル)
● 適合するホイールのリム径(インチ)
● 荷重指数
● 速度記号

こうした情報から、ご自身の車に適合するタイヤかどうかを判断しましょう。また純正のタイヤサイズを確認したい時は、運転席のドアを開けた内側に貼られているシールや車の取扱説明書などをチェックしましょう。

自分の好みと走るステージに合ったものを選ぼう

自分の好みと走るステージに合ったものを選ぼう

タイヤサイズを確認したら、次はご自身の好みや主に走行する環境に合わせて、タイヤに求める性能を考えることが重要です。例えば、高速道路を走る機会が多いなら「高速安定性」や「低燃費性能」を、街中での短距離移動がメインなら「静粛性」や「耐摩耗性」を重視するなど、ご自身のカーライフに合った性能を見極めましょう。

タイヤの性能には、以下のような種類があります。

● ドライ性能:乾いた路面でのグリップ力や走行安定性などを指す
● ウェット性能:濡れた路面での排水性やブレーキ性能などを指す
● 静粛性:走行音(ロードノイズ)など車内を静かに保つ性能
● 低燃費性能:タイヤの転がり抵抗を少なくし、燃費を向上させる性能
● 耐摩耗性:タイヤのすり減りにくさを示す
● 乗り心地:路面からの衝撃や振動を吸収し、快適な走行感を得られる性能
● 操縦安定性・高速安定性:直進時やコーナリング、高速走行時のふらつきなどを抑える性能

自分で選ぶのが難しい場合は、タイヤ専門店のスタッフに自分の好みや車の使い方を伝えて相談しましょう。

ネットからタイヤを購入する時に注意したいこと

ネットからタイヤを購入する時に注意したいこと

ネット通販でのタイヤ購入は手軽な反面、想定していたよりも総支払額が高くなったり、サイズを間違えたりするトラブルもあるため注意が必要です。

タイヤ本体の価格以外に、送料や持ち込みでの取付工賃、古いタイヤの処分費用などが加算されます。また、サイズを間違えて購入してしまい、取り付けられないというトラブルも起こりがちです。極端に安い商品は製造年が古い、あるいは偽ブランド品である可能性も考慮する必要があります。

こうしたトラブルを避けるためには、購入者のレビューや販売実績などを参考に、信頼できる販売業者を選びましょう。購入前にはタイヤサイズはもちろん、返品や交換に関する条件等も確認しておくと安心です。

タイヤの買い替えのタイミング

タイヤの買い替えのタイミング

タイヤの交換時期は、以下のポイントを目安に判断しましょう。

● 溝の深さ:スリップサインの出現や摩耗状態は問題ないか
● 使用年数:製造年または使用開始から何年経っているか
● 走行距離:交換の目安となる距離に達していないか
● 見た目の変化:ひび割れや傷、偏摩耗などの異常はないか

まず確認したいのがタイヤの溝の深さです。溝が1.6mmになると現れる「スリップサイン」が出たタイヤで公道を走行すると、整備不良と見なされ、車検に通らないだけでなく、道路交通法違反となります。安全性を考えると、残り溝が4mm前後になった段階で交換を検討するのが望ましいでしょう。

使用年数でタイヤの履き替え時期を判断する場合は、使用開始から4~5年がひとつの目安です。たとえタイヤの溝が十分に残っていても、タイヤはゴム製品のため、時間の経過とともに劣化が進みます。また、製造から10年を超えたタイヤは、未使用であっても安全性の観点から交換が推奨されています。

走行距離も判断材料のひとつです。一般的に、約5,000km走行するごとにタイヤは約1mm、摩耗するといわれています。新品タイヤの溝は約8mmのため、理論上は約3万2000km走行で残り溝は1.6㎜となる計算になります。走行環境や運転のクセによっても摩耗の進み方は異なりますので目安として考えましょう。このほか、ひび割れや傷、一部分だけが極端に摩耗する偏摩耗が発生している場合も、交換を検討するべきタイミングです。

タイヤを安全に寿命までしっかり使うコツ

タイヤを安全に寿命までしっかり使うコツ

タイヤを安全に、そして寿命までしっかりと使い切るには、適正な空気圧の維持や定期的なタイヤローテーションといった日々のメンテナンスが欠かせません。

空気圧が不足すると燃費が悪化するだけでなく、タイヤの両肩が偏って摩耗しやすくなります。その結果、タイヤ本来の性能を十分に発揮できなくなることも。こうした状況を防ぐためにも、月に一度は空気圧を点検する習慣をつけるのが望ましいでしょう。また、走行距離5,000kmごとを目安に、タイヤの位置を入れ替える「タイヤローテーション」を行うことも大切です。ローテーションを定期的に実施することで、タイヤの摩耗を均一化でき、タイヤをより長く使うことにつながります。

タイヤを保管する際は、ゴムの劣化を防ぐためにも、直射日光や雨風を避け、暗く涼しい場所に置くのが基本です。さらに急発進や急ブレーキを避け丁寧な運転を心がけることも、タイヤへの負担を減らし、結果的に寿命を延ばすことに役立ちます。

まとめ

タイヤ選びで失敗しないためには、ご自身のカーライフや運転の好みを深く知ることが大切です。静かなドライブを楽しみたいのか、スポーティーな走りを求めるのか、あるいは燃費を最優先するのか、目的を明確にしましょう。その上で、この記事で紹介したタイヤの種類や性能、サイズの確認方法を参考に、比較検討を行うのがおすすめです。

もし、どのタイヤが自分に合っているか判断に迷う場合は、一人で悩まずにタイヤ専門店のプロに相談してみてください。専門家のアドバイスを参考にすることで、愛車に最適な一本を見つけられ、より安全で充実したカーライフを送れるはずです。

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Drive! NIPPON編集部

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