トップページ >特集

投稿日:2025.11.28 Fri

観光地で輝く「大人のドライブマナー」周囲の好感度が上がる運転と振る舞い

観光地で輝く「大人のドライブマナー」周囲の好感度が上がる運転と振る舞い

運転マナーや振る舞い次第で、旅の印象も同行者の記憶も変わります。運転マナーが悪いと、せっかくの楽しい旅が台無しになってしまうかもしれません。スマートなドライビングには、高度な運転テクニックが必要なわけではなく、思いやりと心のゆとりが大切です。この記事では、大人なドライブマナーで旅先を心地よく過ごし、周囲からの好感度も上がる運転や振る舞いのポイントを解説します。

観光地周辺のドライブルートを事前確認

観光地周辺のドライブルートを事前確認

旅先でマナーの良い大人な運転をするためには、心の余裕が大切です。そのためには、事前にドライブルートを確認しておくことがポイント。

慣れない土地での運転は道に迷ってしまうことも多く、交通違反が起こりやすいもの。また幅の狭い道や舗装されていない道と遭遇して、運転に四苦八苦することもあるでしょう。

そのようなリスクを避けるため、事前にドライブルートを確認しておくと安心です。たとえば複雑な五差路や山道などをチェックしておけば心構えができます。もしルートから外れて道に迷ってしまった場合は、安全を確保できる場所に車を停めてからルートを確認しましょう。急がば回れが安全ドライブのコツです。

観光地では道に慣れていないドライバーが多い

観光地では道に慣れていないドライバーが多い

観光地では自分も含めて、周囲も不慣れなドライバーが多いということを心に留めておくことが大切。道を知らないドライバーが多いからこそ、前方を走る車が急な進路変更をすることもあります。あらゆる事態に対応できるように、車間距離をしっかりと取ることもポイント。また相手を責める気持ちは抑えて「もしかしたら焦っているのかもしれない」と、相手の気持ちを想像することも、大人のドライバーの余裕です。

観光地は地元の方にとってはいつも利用している生活道路です。歩行者最優先はもちろんですが、地元ナンバーの車への配慮も忘れずに思いやりのある運転を心がけましょう。

観光地で起こりやすい交通違反

観光地で起こりやすい交通違反

慣れない土地での運転は、迷いながら運転することがあり交通違反を起こしやすいものです。例えば、運転中にカーナビ画面を注視してしまう行為は、道路交通法の「ながら運転」に該当します。注視の時間は明確に定義されていませんが、おおむね2秒を超えて画面を見続けると「注視」とされる可能性が高いといわれています。道に迷った際は、安全な場所に車を停めて確認するようにしましょう。そのほか観光地で特に起こりやすい交通違反には次のようなものがあります。

駐車違反

駐車禁止を示す道路標識だけでなく、交差点や道路の曲がり角から5m以内、バス停から10m以内、踏切前後10m以内の部分なども駐車禁止の場所です。道路交通違反に違反する場所への駐車はもちろん、交通の妨げや周囲の方々の迷惑となる場所に車を停めるのはNGです。

一時停止違反

「止まれ」の標識や停止線がある場所では、必ず一時停止をしなければなりません。慣れない道では標識を見落としやすいため、注意して運転をしましょう。

時間帯限定一方通行

「7:30~9:00は一方通行」など、時間や曜日が補助標識で明記されている区間があります。慣れない土地では見落としがちですので、標識をよく確認しましょう。

ドライブ先の駐車場でのマナー

ドライブ先の駐車場でのマナー

駐車場は多くの人が利用する場所です。すべての利用者が気持ちよく使えるよう、定められたルールを守りましょう。ここでは5つのポイントを解説します。

①駐車場内では「逆走」に注意

駐車場内は徐行が基本です。一方通行の標識や路面矢印がある場合は、逆走をしないよう注意をしましょう。また駐車枠に車を停める際はハザードランプを点灯させ、周囲の車や歩行者に注意して駐車します。後続車がいる場合は、手前の空きスペースを譲り、奥の枠に進むなど、状況に応じて対応するとスマートです。

②駐車ライン内には正確に車を停める

車は白線の中央にまっすぐ停めるよう心がけましょう。左右どちらかに寄りすぎていたり、斜めに停めたりすると、隣の車の乗り降りを妨げたり、ドアの接触トラブルにつながる可能性があります。荷物の出し入れやドアの開閉時は、周囲の歩行者や隣の車に十分注意をしましょう。

③車種別の駐車スペースもしっかり守ろう

「小型車」「大型車」「二輪車」など車種ごとに駐車スペースが区分されている駐車場では、適切な場所に駐車しましょう。また障がい者用駐車スペースは、車椅子利用者や高齢者、妊婦など歩行が困難な方が安全に施設を利用できるよう設けられています。

④アイドリングストップ・音楽の音量にも注意を

停車時の不必要なアイドリングは、燃料の無駄だけでなく、騒音や二酸化炭素排出の原因となります。また意味もなくエンジンを空吹かししたり、大きな騒音を発生させる行為は「騒音運転違反」となる可能性があります。停車中の音量には十分注意しましょう。

⑤迷惑駐車はNG

旅先で美しい風景を見つけると、つい車を停めて写真を撮りたくなるものです。しかし、その場所が駐車禁止ではないかを必ず確認することが大切です。交差点や横断歩道付近など、道路交通法で定められた駐車禁止場所での駐車は厳禁です。

観光地でのドライバーの振る舞い

観光地でのドライバーの振る舞い

観光地を訪れる際は、現地の方々に礼儀をもって接し、迷惑をかけないよう心くばりをしましょう。駐車場や訪れた施設、お土産屋さんなどでは、地域の方への挨拶や会釈も忘れないことが大切です。ゴミを捨てる場所が見当たらない場合は、必ず持ち帰るようにしましょう。持ち帰り用のゴミ袋を用意しておくと安心です。

また旅先で撮影した写真をSNSなどに投稿する際は、マナーを守ることも忘れずに。他人の顔や車のナンバーが写り込まないよう注意し、プライバシーに配慮しましょう。

(まとめ)

交通量の多い観光地では、道に不慣れなドライバーや多くの歩行者がいるため、いっそうの安全運転と周囲への配慮が求められます。マナーを守り、法令を遵守して運転することは、自分だけでなく同乗者や地元の方など、すべての人の笑顔につながります。

Posted by

Drive! NIPPON編集部

Drive! NIPPONは、「クルマでおでかけするすべての大人たちへ」をコンセプトに、日本各地の魅力的な観光関連情報の発信とともに、素敵な「ドライブ」「旅行」「おでかけ」を演出する様々なサービスを提供していきます。

» language / 言語