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投稿日:2025.11.25 Tue

自動車保険について 見直すタイミングとは?

自動車保険について 見直すタイミングとは?

自動車保険は、一度加入したら終わりではありません。ライフスタイルの変化や補償内容のトレンドに合わせて定期的な見直しが必要です。定期的に見直すことは、必要な補償を確保しながら無駄な支出を減らせます。本記事では、保険を見直すべきタイミングやチェックすべきポイント、車両保険の選択肢、保険料の上昇理由と対策まで幅広く解説します。

なぜ定期的な見直しが必要なのか?

なぜ定期的な見直しが必要なのか?

自動車保険は契約したまま放置すると、ライフスタイルや家族構成の変化に対応できない場合があります。たとえば、新しく車を運転する家族が増えた時、逆に運転する人数が減った際なども見直しが必要です。

また、自動車保険の商品(プラン)や特約は日々進化しています。最新の保険へ切り替えることで、以前の契約よりもさらに補償が手厚くなる場合や、不要な補償を外すことで保険料が安くなるケースもあります。このような理由から、自動車保険は更新時ごとに見直すことで、補償内容の最適化が図れ、保険料の節約効果も期待できます。

自動車保険の補償内容を見直すべきタイミング

自動車保険の補償内容を見直すべきタイミング

自動車保険の補償内容を見直すべき代表的なタイミングは、契約更新時です。満期を迎えるこのタイミングは、補償内容や特約を見直す良い機会です。最新の保険商品や特約を比較し、ご自身の現状と補償内容が合っているかを確認しましょう。その他の主な見直しのタイミングは下記に紹介します。

①車を買い替えた時

乗る車によっても保険料が変わるので、乗り換えた際は見直しのタイミングです。車は、型式ごとに過去の事故発生状況などに基づき、普通車は17段階、軽自動車は7段階のクラス分けがされています(型式別料率クラス)。利率クラスも年に1度見直されているので、同じ車の継続契約であっても、利率が上がり保険料が高くなるケースもあります。

②家族の状況が変化した時

お子さまが免許を取得し新しく運転する家族が増えた時や運転する人に変化があった際は見直しのタイミングです。運転者の年齢条件やゴールド免許の有無などによっても保険料は変わります。

③車の使用頻度や利用目的に変化が合った時

車の走行距離や利用目的が変わった時も見直しのタイミング。走行距離が少ないほど保険料は安く設定されている傾向です。基本的に車の利用目的には「日常・レジャーで使う」「仕事で使う」「通勤・通学で使う」の3つがあり、一般的に「日常・レジャーで使う」目的が一番保険料が安く設定されています。

自動車保険を乗り換える

自動車保険を乗り換える

自動車保険の見直しでは他社に乗り換えるという方法があります。乗り換えを検討する時期は、現在契約中の保険会社から2カ月前ほどに届く、満期のお知らせが届くタイミングが良いでしょう。インターネットを利用すれば複数の保険会社の見積もりを簡単に比較することができるのでスムーズです。検討する際は、保険会社によって補償・特約の内容は異なるので、保険料だけでなくサービス内容もしっかりと確認しましょう。

また代理店型とネット型も比較検討すると良いでしょう。代理店を介さずインターネットから申し込みができるネット型は、保険料が割安な傾向にありますが、補償プランを自分で選ぶ必要があり、サポート体制は代理店型よりも簡素なのが一般的です。

「車両保険」を外す選択も

「車両保険」を外す選択も

車両保険は、自分の車が事故や災害などで損傷した際に、修理費などを補償する保険です。新車購入時には安心のため加入していても、年数が経過して車の市場価値が下がると、車両保険料の負担を重く感じる方も少なくありません。

とくに登録から13年を過ぎると自動車税が上がるため、そのタイミングで「車両保険を外す」選択を検討するのも一案です。車両保険を外すと、保険料は一般的に半額程度に抑えられる場合もあり、維持費の見直しにもつながります。走行距離や使用頻度とあわせて、バランスよく判断するのが大切です。

保険料が上がり続ける理由と対策

保険料が上がり続ける理由と対策

ここ数年、自動車保険の保険料は上昇傾向です。背景には、物価上昇による人件費や修理部品の高騰、安全装備の高度化によるコスト増などが挙げられます。また、車種ごとに設定される「型式別料率クラス」の改訂によって、同じ車に乗り続けていても保険料が上がる場合もあります。

保険料が上昇している中でも、支払い方法を工夫することで節約につながることもあります。たとえば毎年更新する「年払い」ではなく、3年間の長期契約を一括で支払う方法を選べば、現行の保険料を3年間固定できるため、値上げの影響を受けにくくなります。初期費用は増えますが、長期的には保険料を抑えられるメリットが大きいです。また、長期契約では途中で保険を使っても、次の更新まで等級が変わらないという利点もあります。

保険料が上昇傾向の今だからこそ、「契約期間」と「支払い方法」を工夫して、賢く節約する選択も一案として検討しましょう。

(まとめ)「更新+保険料動向」を意識して定期的に見直そう

自動車保険を見直すタイミングは、契約更新時や家族構成・ライフスタイルが変化したときなど、定期的に訪れます。しかし「なんとなく継続」していると、ムダな保険料を払い続けることになりかねません。特に物価高などで保険料の上昇傾向が続く今は、真剣な見直しが必要です。
ただし、保険料の安さを優先してご自身にとって必要な補償を外してしまうことはないように気を付けましょう。家族の安心を守るために、今の生活に合ったプランを選び、安心とおトクの両立を目指しましょう。

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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