眠ら(せ)ない街・八戸。北三陸の魅力をフルスロットルで味わい尽くす!

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

三陸復興国立公園の北の玄関口、八戸。朝は日の出とともに活気があふれだす日本最大級の朝市、昼は多様性に富んだ海岸風景に目を奪われ、夜は横丁で地酒・人情・海の幸を堪能...と魅力が満載すぎて、休む暇もないほど!?海岸エリアが輝きを増す夏、五感フルスロットルで八戸を味わい尽くす旅に出かけましょう。

「館鼻岸壁朝市」で朝食を。個性豊かな店主&常連客との交流も醍醐味

「館鼻岸壁朝市」で朝食を。個性豊かな店主&常連客との交流も醍醐味

八戸を訪れるなら、日曜の朝は早起きしなくちゃもったいない。なぜなら、3月中旬から12月末までの日曜日は、夜明けとともに「館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市」が始まるからです。太平洋に面した岸壁、全長約800mにおよそ300もの店が並ぶ、全国有数の巨大朝市。八戸地域の新鮮な海産物、農産物、郷土料理をはじめ、多国籍なお惣菜にスイーツ、工芸品、お土産まで多彩な商品ラインナップが自慢です。お店の裏でライブを開催するお店もあるほど。(※1)
また、焼きたてパンや挽きたてコーヒー、うどん、「八戸せんべい汁」など朝食におすすめのメニューも豊富。イートインコーナーでまったり味わえば、個性豊かな(そして方言強めの)店主や常連客との会話も弾みます。

平日と冬季(1~2月)は平日・土曜の朝5:00頃〜10:00頃までJR陸奥湊駅前で開催される「陸奥湊駅前朝市」がおすすめ。(※2)

※1 開催・出店状況等についてはホームページをご確認ください。
※2 2021年5月末~22年3月末まで、工事のため「八戸市営魚菜小売市場」一時閉鎖。閉鎖期間中は周辺に設けた仮店舗にて営業。
■青森県八戸市新湊3丁目 館鼻岸壁朝市
■開催日:毎週日曜日(3月中旬~12月)
■開催時間:夜明け~9:00
■休業日:1~2月、八戸うみねこマラソン開催日(5月)
■駐車場:約500台、トイレあり 
■URL:http://minatonichiyouasaichikai.com/

芸術家たちの心を震わせた海岸美。緑の絨毯に寝転んで、心と体を解放!「種差海岸天然芝生地」

芸術家たちの心を震わせた海岸美。緑の絨毯に寝転んで、心と体を解放!「種差海岸天然芝生地」

650種を超える植物が自生することから〝花の渚〟とも呼ばれ、岩場に砂浜、芝生地と変化に富んだ海岸美を見せる全長約12㎞の「種差海岸」。日本画家・東山魁夷をはじめ、さまざまな芸術家にインスピレーションを与えたスポットとしても知られます。
中でも「種差天然芝生地」は代表的な景勝地。力強い岩礁、青い海と空、緑の芝生の織りなすコントラストが美しく、壮大な眺めには異国情緒が漂います。芝生の上でヨガを楽しむ「種差朝ヨガ」、潮風を感じながら乗馬を楽しむ「種差海岸乗馬体験」などアクティビティも充実。芝生地向かいの「種差海岸インフォメーションセンター」には自然・文化を紹介する常設展示があるほか、各種体験プログラムも楽しめます。
また周辺には食堂や民宿が点在。旬の魚介を使ったランチをいただくこともできますよ。

■青森県八戸市大字鮫町棚久保14-167
■TEL:0178-51-8500
■営業時間:4~11月 9:00~17:00/12~3月 9:00~16:00
■休館日:12月29日~1月3日
■URL:http://www.tanesashi.info/

あの名作世界にトリップ?海と空と花畑を望む360度パノラマ展望台「葦毛崎展望台」

あの名作世界にトリップ?海と空と花畑を望む360度パノラマ展望台「葦毛崎展望台」

雄大な太平洋と美しい海岸線が一望のもとに見渡せるビュースポット「葦毛崎展望台」。岬に建つ砦を思わせるロマンチックなビジュアルは、まるで「スタジオジブリ」の世界。実は太平洋戦争末期、旧日本軍が軍事施設として使用していたという歴史があります。
また、ふもとにあるレストハウスでは軽食を販売しているほか、ソフトクリームが人気。店内の大きな窓から水平線を眺めながら食べるとおいしさもひとしおですよ。
種差海岸遊歩道の起点でもあるこの展望台。遊歩道を歩けば、海浜植物と高山植物がともに咲き誇る珍しい花畑や白い砂浜、大小の奇岩がのぞく松林、飛び交うウミネコなど、千変万化の多彩な風景に出会えます。

ウミネコの子育てを間近で観察できる〝祈りの島〟。新名所もオープン「蕪島」

ウミネコの子育てを間近で観察できる〝祈りの島〟。新名所もオープン「蕪島」

三陸復興国立公園の北の玄関口であり、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている「蕪島」。島の頂「蕪島神社」に弁財天を祀る、信仰の島でもあります。蕪島神社は2015年に火災で焼失したものの再建され、2020年3月、一般参拝を再開しました。
そんな蕪島に同年、物産販売施設「かぶーにゃ」がオープン。屋内でゆったりと蕪島やウミネコを眺められるのはもちろん、地元の水産加工品やお菓子、オリジナルグッズなどお土産が充実しています。サバごはんおにぎりや八戸産ワカメ入りそば、イカ形がユニークな「いかこんにゃく」など、港町らしい軽食も楽しみ。一度は訪れたい新名所です。微笑ましいウミネコの子育てが見られるのは、雛が巣立つ8月頃まで。

■青森県八戸市大字鮫町字鮫86番地1
■TEL:0178-38-5228
■営業時間:4~10月 10:00~17:00/11~3月 10:00~16:00
■定休日:4~9月 なし/10~3月 火曜日

八戸観光の拠点といえば「八戸ポータルミュージアムはっち」

八戸観光の拠点といえば「八戸ポータルミュージアムはっち」

八戸地域の観光情報が手に入るのはもちろん、市民による作品展やイベントなどが行われていることも多く、まちの雰囲気をキャッチする入口に最適。城下町をもとに発展してきた八戸市中心街の目抜き通りにあり、木のぬくもりあふれる子どもの遊び場「こどもはっち」やカフェ、ショップやギャラリーなどを備えた多目的施設です。
1階「カネイリミュージアムショップ」には、東北伝統の手業とデザイナーのセンスが融合したプロダクトや限定販売の地酒などが集合。旅の思い出にも、おしゃれなあの人へのお土産にもぴったりです。
また周辺には本のセレクトショップ「八戸ブックセンター」やガラスの屋根つき広場「マチニワ」という〝映え〟スポットが。カフェラテ片手に寛ぎのひとときを楽しんで。

■青森県八戸市三日町11-1
■TEL:0178-22-8228
■開館時間:9:00〜21:00(テナント営業時間はHPを確認)
■休館日:毎月第2火曜日(祝日の場合その翌日)、12月31日、1月1日
■URL:https://hacchi.jp/

八戸のディープな夜は終わらない!8つの横丁を満喫

八戸のディープな夜は終わらない!8つの横丁を満喫

狭い路地に小さな酒場が軒を連ね、昭和レトロな風情が漂う八戸の横丁。八戸市中心街には、戦後から平成にかけて形成された横丁が合わせて8つも集まっています。ハーモニカのリードのように店が並ぶ様子から名づけられた「ハーモニカ横丁」、大ヒットしたアメリカ映画「五番街の出来事」にちなんだ「五番街」など、名前の由来さえユニーク。地酒と海の幸がおいしい居酒屋からカクテルバー、エスニック料理店…と個性豊かなお店の中から、お気に入りを探してみてくださいね。1軒でじっくりと飲むもよし、色んなお店にフラッと立ち寄るはしご酒もよし。自在な楽しみ方ができる懐の深さが、ディープな横丁の魅力です。

〜まとめ〜

朝も昼も夜も、「ハマ」=海岸エリアにも「マチ」=中心街エリアにも見どころがいっぱい!八戸の持つさまざまな表情をダイジェストでお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?(この他にも早朝から営業している銭湯が多かったり、数百年続く伝統のお祭りが2つもあったり、縄文時代の貴重な遺跡があったり、国宝が3つもあったりと、まだまだ魅力満載です)B級グルメ、海鮮、地酒と、各スポットにおいしいものがあるので見逃せませんよ。マチからハマまで、車でわずか30分程度というアクセスの良さもポイント。
もちろん感染対策は継続しなくてはなりませんが…。よろしければこの夏、ベストシーズンの北三陸へお出かけくださいね。

(文・ばばみほこ)

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