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投稿日:2020.11.24 Tue

高松で自然とアート、そして、あの人気グルメも満喫しよう!

高松で自然とアート、そして、あの人気グルメも満喫しよう!

芸術の秋!食欲の秋!羽田から1時間半で行ける香川県高松市には、アートスポットやグルメスポットがたくさんあります。そんな高松の見所を厳選してご紹介します!
(写真提供:(公社)香川県観光協会)

文化財庭園として日本最大級を誇る江戸時代の大名の回遊庭園「特別名勝 栗林公園」

文化財庭園として日本最大級を誇る江戸時代の大名の回遊庭園「特別名勝 栗林公園」

16世紀に築かれ、高松藩主松平家の別邸として代々にわたり引き継がれてきた栗林公園。明治8年から一般公開されるようになり、昭和28年には特別名勝となった最大級の庭園です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星を取得した庭園の美しさは、高松に到着したら足を運ぶ価値大。紫雲山を借景に6の池と13の築山を巧みに配した麗しい庭園には、年中を通して様々な木々、草花を愛でることができます。栗林公園は、紅葉時のライトアップを除き、日の出から日の入りを営業時間としています。おすすめは、飛来峰からの南湖の絶景。丁寧にお世話された松など鮮やかな木々が水面を反射し、なんとも言えない美しさです。夕日に照らされるとまた違った趣を感じます。南湖は、お殿様とお姫様になった気分で舟遊び体験をすることもできますよ。ぜひ音声ガイドを聞きながら散策してみてください。
(写真提供:(公社)香川県観光協会)

■香川県高松市栗林町1-20-16
■TEL:087-833-7411
■開園時間:季節により異なります。詳細はうどん県旅ネットをご参照ください
■休園日:無休
■駐車場:有
■入園料:大人410円、小人170円(20名様以上の団体様は、大人330円、小人140円)
■URL:https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

国内外の現代美術や香川の伝統工芸に五感を震わせる「高松市美術館」

国内外の現代美術や香川の伝統工芸に五感を震わせる「高松市美術館」

2016年にリニューアルオープンした高松市美術館は、高松随一の賑わいを見せる商店街に隣接するアクセスの良いスポットです。元は特別名勝栗林公園内にあり、瀬戸大橋開通とともに現在の地に移りました。国内外からの評価も高く、瀬戸内国際芸術祭と連携した展覧会を開催するなど、高松におけるアートの拠点の1つといえます。注目はそのコレクション所蔵数。なんと約1700点に及びます。村上隆やアンディ・ウォーホルなど名だたるアーティストの作品はじめ、香川の伝統工芸や、戦後の現代美術などを取り揃えています。企画展示作品も、クラシカルなアートにとどまらず先鋭アートや若手アーティストの作品なども積極的に発信していて、感性を刺激されますよ。スマートフォンから聞ける音声ガイドで、作品をより深く理解しながら鑑賞できるのも嬉しいですね(展覧会による)。館内には、親子連れなどが自由に工作ができるワークスペースも設置され、自由に創作にふけるなんてことも。

■香川県高松市紺屋町10-4
■TEL:087- 823-1711
■開館時間:9:30~17:00(特別展開催時の金・土曜は~19:00)
■休館日:月曜日 ※月曜が祝日の場合は開館、翌平日休 ※12月29日~1月3日は休
■駐車場:有
■入館料無料
■常設展鑑賞料:一般200円(団体:160円)、大学生150円(団体:120円)、高校生以下 無料 ※65歳以上 長寿手帳等の提示で免除あり
■特別展鑑賞料:高校生以下無料、その他展覧会により異なります。
■URL:https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/

瀬戸内海と対する港町の倉庫街をリノベーションしたおしゃれスポット「北浜alley」

瀬戸内海と対する港町の倉庫街をリノベーションしたおしゃれスポット「北浜alley」

高松港から徒歩10分程度のレトロな倉庫街をリノベーションした、北浜alley(アリー)。L.Aのフィッシャーマンズワーフのようなウォーターフロントにあるアンティークな趣あるスポットといえます。港町特有のレトロな風貌の複合商業施設に、個性溢れるおしゃれなショップが約18店舗軒を連ねています。アパレルや雑貨、カフェ、ブック、ギャラリーとワクワクするようなスポットが立ち並んでいて、国内外からトレンドに敏感な観光客が多く訪れています。近年は旅館もオープンし、より一体化したストーリーを表現。見て、食べて、泊まれる大人の遊び場となっているのです。施設の中央にあるレンガ広場では、イベントが月2~3回程度催されています。イベントの詳細はホームページをご確認ください。

■香川県高松市北浜町4-14
■TEL:087-834-4335
■営業時間:ショップにより異なります。詳細はホームページをご確認ください。
■定休日:ショップにより異なります。詳細はホームページをご確認ください。
■駐車場:有
■URL:https://www.kitahama-alley.com/

絶品釜バターなどオリジナル麺も豊富!讃岐うどんの名店「手打十段 うどんバカ一代」

絶品釜バターなどオリジナル麺も豊富!讃岐うどんの名店「手打十段 うどんバカ一代」

香川名物讃岐うどんといえば、うどんが立つとまで言われるほどのコシの良さと、いりこを使った出汁が特徴。バカイチは、朝から行列ができるほど人気の讃岐うどん店。こちらのうどんはモチモチした歯ごたえと、つるつるとした舌触りを大切にした専用粉を使用しています。おすすめは「釜バターうどん」。ひょんなことから生まれたというオリジナルうどんは、釜玉うどんにバターの濃厚なコクをプラスし、ピリリと胡椒を効かせた逸品。出汁醤油の旨味をベースに和風カルボナーラのような味わいが、うどん本来のもつ強さと絶品の相性で話題です。「昨日よりもおいしいうどんを」と、水や塩の加減を調節しながら日々その技術を磨いている職人の魂が光るバカイチのうどんを、ぜひ一度味わってみてください!

■香川県高松市多賀町1-6-7
■TEL:087-862-4705
■営業時間:6:00~18:00
■定休日:無休 ※1月1日のみ休
■駐車場:有(45台)
■URL:http://www.udonbakaichidai.co.jp/

銘酒が集まる!四国の食材を使った郷土料理を食べ尽くす!「ぴかでり屋」

銘酒が集まる!四国の食材を使った郷土料理を食べ尽くす!「ぴかでり屋」

讃岐の食をまるごと味わえると話題のぴかでり屋は、高松に来たら立ち寄りたいお店です。小豆島のオリーブ和牛や豚、しょうゆ豆、香川の県魚はまちをはじめとした旬魚をたっぷりと堪能できるだけでなく、香川のみならず四国四県すべての郷土料理を楽しめるお店なのです。四国の海山の幸を使ったお料理は幅広く揃い、話題沸騰中のB級グルメ骨付鶏や讃岐もんじゃ焼きなど、お酒と合わせたいお料理も満載!いろいろな種類を少しずつ楽しみたい方には、「讃岐のまんでがん盛り」がおすすめ。なんと2,980円で讃岐の食を網羅できます。また、日本酒好きにはたまらない地酒の種類も必見。「凱陣」など希少なツウ好みのお酒が飲み比べできますよ。瀬戸内レモンや高知のゆず、しょうが、徳島のすだちなどを使ったドリンクも人気です。

■香川県高松市福田町9-5
■TEL:087-822-0091
■営業時間:17:30~22:00(L.O.21:00)
■定休日:月曜日 ※12月31日〜1月3日は休
■駐車場:無
■URL:https://piccadilly-ya.com/

〜高松市のシンボル「屋島」のアートスポット〜

高松の玄関口にある美しい山、屋島。その形状がまるで屋根のように見えることから、名付けられた山です。屋島には、屋島寺をはじめとした社寺、山の上の水族館として有名な「新屋島水族館」など多くの観光スポットがあります。おばけ坂として一世を風靡したドライブウェイを登りながら、美しい景色や豊かな自然を楽しめます。また、屋島近郊には、20世紀を代表する彫刻家のアトリエと作品を当時の姿のまま保存し庭園すべてを彫刻作品として楽しめる「イサム・ノグチ庭園美術館」もあり、エリア一体がアートスポットとなっています。

ユニークすぎる歯×アートの個性派美術館「歯ART美術館」

ユニークすぎる歯×アートの個性派美術館「歯ART美術館」

日本有数の歯科技工所である和田精密歯研株式会社が設立した、「歯」とアートのコラボレーションを楽しめる美術館です。全国から集めた総額3億5000万円分の入れ歯を供養したオブジェやインプラントの展示など、歯にまつわる展示品がたくさんあります。さらにユニークなのは、オーナーのコレクションであるクラシックカメラ300台や、歯型の研究のために集めた世界のお面、写真や絵画の展示など幅広いジャンルのアートに触れられるところです。館外には、香川の銘石庵治石を使ったユニークなオブジェもたくさんあり、多様な楽しみ方ができます。入口に設置している巨大シャボン玉は大人にも人気だとか。瀬戸内海を一望できる見晴らしの良さから、地元の方々がハーブティーと景観を楽しむ姿も。憩いのスポットでもあるこちらで、個性派アートを満喫しませんか?

■香川県高松市庵治町生の国3180-1
■TEL:087-871- 0666
■開館時間:10:00~17:00
■定休日:無休 ※展示替えや施設の点検のための臨時休館有り
■入館料:大人600円、中高生200円、小学生以下無料、65歳以上または10名様以上の団体300円
■駐車場:有、最寄り駅からの送迎も可(応相談)
■URL:http://ha-art.com/

二十四の季節とともにある四国を五感で楽しむ野外博物館「四国村」

二十四の季節とともにある四国を五感で楽しむ野外博物館「四国村」

屋島のふもとにある四国村は、里山の広大な土地を散策しながら文化・芸術に触れることができるスポットです。建築家安藤忠雄による四国村ギャラリーでは、ピカソや漱石の絵手紙などを鑑賞することができるほか、庵治石を使ったメインストリートである流れ坂や染が滝などの彫刻家・流政之氏の作品も随所で楽しむことができます。敷地内には、昔の四国の人々の暮らしがわかる古民家が点在。珍しい円形の砂糖しめ小屋や、醤油蔵など思わず写真に撮りたくなるような古民家もたくさんあります。散策の合間には、讃岐うどんで人気のわら家や喫茶異人館などで一休みも◎屋島を借景に季節の風と木々の彩を感じながら、山歩きをお楽しみください。
(写真提供:四国村)

■香川県高松市屋島中町91
■TEL:087- 843-3111
■入村時間:8:30~18:00(4月∼10月)、~17:30(11月∼3月)
■定休日:無休 ※展示替えや施設の点検のための臨時休館有り
■入館料:大人1000円、高校生600円、小中学生400円 ※企画展開催期間は変動有あり
■駐車場:有(200台)
■URL:https://www.shikokumura.or.jp/

〜まとめ〜

香川には感性が刺激される素材がたくさんあります。温暖な気候、瀬戸内海の恵み、季節でうつろう山々の木々や鉱物。アートの名匠が愛する香川・高松には、ご紹介した以外にもアートスポットや、寺社仏閣、離島、グルメスポットなどさまざまな観光名所があります。目的に合わせて旅行プランを立てるのも楽しいですね。
高松への経路も幅広く、各線岡山から電車や、近畿や中国地方から車やフェリーを利用することができます。市内に空港がある便利な町なので航路もおすすめです。

(文:ゴトウクミコ)

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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