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投稿日:2020.09.01 Tue

スキーだけじゃない。自然を楽しむ施設が充実、長野県白馬エリア

スキーだけじゃない。自然を楽しむ施設が充実、長野県白馬エリア

長野県白馬村は、1998年の長野冬季オリンピックの会場として使用された施設があるエリア。白馬はウィンタースポーツのイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、実は冬以外の季節である“グリーンシーズン”にも、楽しめるアクティビティが沢山あるんです!自然にあふれたレジャースポットを紹介します。

自然を感じられる駅前のフィールド「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」

自然を感じられる駅前のフィールド「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」

アウトドア用品のブランド「スノーピーク」が作った体験型複合施設。白馬駅から徒歩で10分ほどの距離にあります。敷地内には、スノーピークの店舗、レストラン「Restaurant 雪峰」、スターバックスコーヒー、野外広場があり、いろんな楽しみ方ができるスポットです。
世界的建築家である隈研吾氏が意匠設計を担当しており、スタイリッシュな雰囲気がありながらも、木材を組んだデザインで白馬の地に溶け込みます。建物の西側はガラス張りとなっており、山々を一望できるのもポイントです。
注目は「スノーピークGO」という気軽にアウトドア体験を楽しめるサービス。電動自転車に、スノーピーク製品のケトルやマグなどが付いた、セットレンタルです。ランチデリも付いているので、自転車での自然散策の地で、そのままランチも満喫できますよ。

■長野県北安曇郡白馬村大字北城5497
■開館時間/TEL:
・スノーピークランドステーション白馬店 11:00〜19:00/0261-75-1158
・Restaurant 雪峰 Lunch 11:30〜15:00、Dinner 17:00〜22:00(L.O.21:30)/0261-75-1159
・スターバックス コーヒースノーピークランドステーション白馬店 8:00〜21:00/0261-85-4462
・白馬村観光局インフォメーション 9:00〜17:00/0261-85-4210
■定休日:水曜日
■駐車場:あり
■URL:https://www.snowpeak.co.jp/landstation/hakuba/

オリンピックの記憶を刻む「白馬ジャンプ競技場」

オリンピックの記憶を刻む「白馬ジャンプ競技場」

1998年長野冬季オリンピックで、日本スキージャンプチームが金メダルを獲得した感動のステージです。
国内唯一のノーマルヒル用、ラージヒル用のジャンプ台が並んだ競技場で、間にあるリフトに乗車すれば、地上約140メートルの高さにあるスタート地点まで登ることができます。ジャンプの練習も行われているので、運が良ければ風景を見られることもありますよ。
スタートタワーには、「白馬オリンピックギャラリー」があり、金メダルや当時の写真を展示。ジャンプ台の外には、日本オリンピック通算100個目の金メダルが白馬で獲得となったことを記念して作られたモニュメントや、オリンピック期間中に炎を燃やし続けた聖火台もあり、当時の熱い戦いの記憶が思い起こされます。
電動自転車「スノーピークGO」がレンタルできるSnow Peak LAND STATION HAKUBAからは2.2㎞ほどです。電気の力を借りて、少々の坂道なら登ることができます。

■長野県北安曇郡白馬村大字北城
■TEL:0261-72-7611
■リフト乗車時間 10:00~14:30 上り最終、15:00閉場
■リフト運休期間:4月上旬・12月上旬
■駐車場:あり
■URL:https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/gyoseijoho/hakubamuranoshokai/kokyoshisetsu/3/3338.html

ゴンドラで行く山頂リゾート「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」

ゴンドラで行く山頂リゾート「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」

四季によって変化する雄大な自然の中で、様々なアクティビティが楽しめるマウンテンリゾート。北アルプスの絶景が一望できる山頂テラス(トップにある写真)や、森の中のトレッキング、キャンプなどを楽しめます。
山頂テラスには、ニューヨーク発の人気ベーカリー「THE CITY BAKERY」が入り、山を眺めながらの軽食も味わえます。秋には白馬三山の、上から雪、紅葉、緑葉の三段紅葉が望めるタイミングも。
「プライベートデッキ」や、キャンプの「手ぶらプラン」などもあり、家族や愛犬と、気軽に自由な時間を過ごせるサービスもあります。
山頂へは「岩岳ゴンドラ ノア」で。車は麓の無料駐車場へ置くことができます。

■アクセス:麓の駐車場へは、グーグルマップでは「岩岳ゴンドラ ノア」で、カーナビでは下記マップコードを入力、または、「白馬岩岳スノーフィールド」で検索
■TEL:0261-72-2474(白馬観光開発(株)岩岳営業本部)
■リフト乗車料金:往復個人 大人2,100円、小児1,150円、ペット700円(一頭につき)
■リフト営業料金:8:30~17:00 ゴンドラ下り最終時間16:50
■リフト運休期間:上記が楽しめる2020年のグリーンシーズンは、6月1日(月)~11月8日(日)です。
■URL:https://iwatake-mountain-resort.com/hmh
■グリーンシーズンの楽しみ方URL:https://iwatake-mountain-resort.com/green

白馬の滞在拠点におすすめ「和田野の森」

白馬の滞在拠点におすすめ「和田野の森」

白馬村の中央部にある、白馬八方尾根スキー場の山麓にある樹林地。周辺にはホテルやペンション、レストラン、ギャラリー、教会などの施設が点在します。
このエリアにあるホテルに滞在して、白馬を巡る拠点にするのもおすすめ。可愛らしい、かつラグジュアリーな雰囲気のあるホテル滞在や、美しくたたずむレンガ造りの「和田野の森教会」を眺めながらの散歩も楽しめます。
森の中なので、散歩は木のトンネルをくぐっているような感覚。茂った葉の隙間から漏れる日の光に、癒されるひと時です。
こちらも、電動自転車「スノーピークGO」がレンタルできるSnow Peak LAND STATION HAKUBAからは3㎞ほどです。電気の力を借りて、少々の坂道なら登ることができます。

■代表地として「和田野の森教会」は長野県北安曇郡白馬村大字北城4787-1
■TEL:0261-72-5048
■URL:http://www.wadanonomori-ch.com/

トレッキングで絶景を目指す「八方池」

トレッキングで絶景を目指す「八方池」

八方池は、白馬連峰の唐松岳から、四方八方に尾根が延びていることから名付けられた「八方尾根」にある山上の池。白馬三山を映す大きな鏡のような池です。他に紹介したスポットより市街地から離れたエリアとなりますが、外せない絶景ポイントとなります。ゴンドラやリフトを乗り継いで、山の高いところまで登った後、トレッキングで向かいます。
トレッキングコースは、体力に合わせたコースを選択できるので、白馬八方尾根のHPを参考に。歩きやすい木道となっているので軽装備でも登れますが、履きなれた運動靴や、寒いときに羽織れる上着、帽子、雨具、飲み物などを用意していくと安心です。
八方池に着いてから、雲に覆われて白馬三山が望めなくても、少し時間が経つと雲が晴れてくる場合もあるので、時間に余裕を持って滞在することをおススメします。雲が出にくい午前中がベターです。

■TEL:0261-85-2870(八方尾根開発株式会社)
■ルートは3つ:八方アルペンライン、スカイライン、黒菱ライン
■URL:https://www.happo-one.jp/
■トレッキングガイドURL:https://www.happo-one.jp/trekking/

〜まとめ〜

自然を楽しむアクティビティ・施設がたくさんの白馬。もちろん冬の定番、スキーやスノボーも欠かせませんが、それ以外の季節でもしっかり楽しめます。景色としても、雪山だけでなく、緑や赤色に彩る木々に覆われる山も魅力的。オールシーズン旅先に選ばれるエリアです。

(文:竹中 唯)

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Drive! NIPPON編集部

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