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投稿日:2019.05.20 Mon

福井県・大人のものづくり紀行 「めがねミュージアム」で特別な1本を手づくりしよう!

鯖江市のめがねや漆器、越前市の和紙や打刃物。ものづくりが盛んなまち

鯖江市のめがねや漆器、越前市の和紙や打刃物。ものづくりが盛んなまち

「全47都道府県幸福度ランキング」で3年連続1位に輝く、日本一幸せなまち福井県。越前和紙や越前焼、打刃物といった伝統工芸が継承されるものづくりのまちでもあります。中でも国内外で高く評価されているのが鯖江市の「めがね」。100年以上前、農作業のできない冬期の仕事としてめがねづくりが始まり、今やめがねフレームの国内生産シェア96%を誇ります。鯖江市「めがねミュージアム」とともに、お隣・越前市で紫式部やいわさきちひろの世界に触れる名所を巡って、クリエイティブな感性を刺激してみませんか。

世界にひとつだけのめがねをつくる「めがねミュージアム」

世界にひとつだけのめがねをつくる「めがねミュージアム」

まずは、赤いめがねのオブジェが目印の鯖江市「めがねミュージアム」へ。「体験工房」のめがね手づくり教室(予約制)はフレームの素材を選んで自分で削り出す本格的なもので、世界でひとつだけのめがねが完成します。最新フレームを手に入れるなら、福井県内の約40社3000本以上の美しいフレームがいち早く並ぶ「めがねSHOP」をのぞいてみましょう。また「めがね博物館」には歴史や道具の展示のほか、美空ひばりや石原裕次郎といった著名人のめがねコレクションもあり、思わず見入ってしまいます。

福井県鯖江市新横江2-3-4 めがね会館

TEL:0778-42-8311

源氏物語さながらの雅な世界へ。「紫式部公園」

源氏物語さながらの雅な世界へ。「紫式部公園」

つづいて越前市へ。「源氏物語」の作者である紫式部は、越前国司に任じられた父とともに越前へ移り、1年ほどここで暮らしました。京を離れて北陸で経験したことは、作風に大きな影響を与えたと言われています。「紫式部公園」は、平安時代の貴族の邸宅(寝殿造)を模した約3000坪の広大な公園。山並みを借景にして池や築山がつくられた日本唯一の寝殿造庭園で、源氏物語の雅な世界に思いをはせてみませんか。四季折々の花々や紅葉、黄金に輝く紫式部像も見どころです。予約すれば、十二単体験も楽しめます!

福井県越前市東千福町20

TEL:0778-22-7133 (紫式部公園 無料休憩所 藤波亭)

絵本と飲み物でまったり。「「ちひろの生まれた家」記念館」

絵本と飲み物でまったり。「「ちひろの生まれた家」記念館」

名だたる画家・絵本作家を輩出する越前市。「ちひろの生まれた家」記念館では、越前市出身の絵本画家・いわさきちひろの生家を大正時代の趣に復元し、2階には東京の自宅にあったアトリエを再現。やさしく夢のある水彩画を描いたちひろの日常を垣間見ることができます。2017年には絵本ライブラリーやミニシアタールームのある別館もオープンし、絵本を眺めながらセルフカフェで寛ぐのもおすすめです。
 また越前市は「からすのパンやさん」でおなじみの絵本作家、かこさとしの出身地。「ちひろの生まれた家」記念館の近くにある、ふるさと絵本館「石石(らく)」では、多数の絵本や複製原画に出会えます。

福井県越前市天王町4-14

TEL:0778-66-7112

オムライスにトンカツ!夢の洋食「ボルガライス」

オムライスにトンカツ!夢の洋食「ボルガライス」

「ボルガライス」とは、福井県越前市の武生地区で30年以上前から愛されてきたご当地グルメ。トロトロ・フワフワのオムライスにトンカツをのせて、お店オリジナルのソースをかけるという、夢の洋食コラボがたまりません。とくにソースが個性豊かでデミグラスあり、トマトあり、和風あり…何軒も回って食べ比べしたくなります。さらに進化系として、スナックやスイーツ、お寿司まで登場!? 

越前おろしそばの旨さに驚く。「越前そばの里」

越前おろしそばの旨さに驚く。「越前そばの里」

福井県のそばの歴史は古く、一説には500年以上も前から始まり、江戸時代から大根おろしを添えていただくおろしそばが、庶民にも広がっていったとか。「越前そば」という呼称が使われ出したのは、昭和天皇が福井を訪れた際にそばのお代わりをご所望され、皇居に戻られた後も「越前のそばが大変おいしかった」というお言葉があったからとも言われています。「越前そばの里」では、打ち立てのそばや越前の冬のおやつ・水ようかんが楽しめるほか、そば打ち体験も開催中。石臼挽きの風味豊かなそばをご賞味あれ。

福井県越前市真柄町7-37

TEL:0778-21-0272

美しい和紙と紙の神様に出会う「越前和紙の里」

美しい和紙と紙の神様に出会う「越前和紙の里」

越前市は、1500年の伝統を誇る高級手すき和紙の一大産地。明治政府が発行した日本初の全国通用紙幣に越前和紙が使われ、今の紙幣にも、こちらの紙漉き技術と、透かし技術(黒透かし)が取り入れられているそうです。「越前和紙の里」では通り沿いに紙の文化博物館、職人技を見られる卯立の工芸館、紙漉き体験ができるパピルス館が点在。のんびり歩きながら和紙の魅力に触れられます。
さらに足を延ばして、日本で唯一の紙の神様、川上御前をまつる「岡太神社・大瀧神社」にもぜひ。重要文化財に登録された「日本一複雑な屋根」は、その独特なフォルムに圧倒されるはず!

福井県越前市新在家町8-44(越前和紙の里 パピルス館)

TEL:0778-42-1363(越前和紙の里 パピルス館)

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Drive! NIPPON編集部

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