
「ワクワクする未来を、探しに行こう!」をテーマに、東京ビッグサイトで2025年10月30日(木)から11月9日(日)まで開催
約70年の歴史を誇る東京モーターショーを継承し、2023年に生まれ変わった「Japan Mobility Show」が今年も開催。第2回目となる今回は、500社以上の企業・団体が参加する過去最大規模のモビリティフェスティバルとして、新型車から未来のモビリティまで、クルマ・バイクはもちろん、あらゆる乗り物の可能性を体感できる11日間だ。
イベント概要
開催期間: 2025年10月30日(木)~11月9日(日)
会場: 東京ビッグサイト(東京都江東区・有明)
主催: 一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)
開催コンセプト: 「ワクワクする未来を、探しに行こう!」
主な出展メーカー
国内乗用車メーカー: トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、マツダ、スバル、スズキ、ダイハツ、三菱
輸入車: メルセデス・ベンツ、BMW、MINI、Hyundai、BYD
二輪車: ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、BMW
商用車: いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス
トヨタグループ「to you」- あなたを想うクルマづくり

◆トヨタブランドの取組
包括的な「Mobility for All」を目指す上で、まず目の前の「あなた」一人ひとりに向き合うことの重要性を強調。誰か一人を笑顔にしたい、助けになりたいという想いを起点に開発することで、結果的にすべての人々のためのモビリティに繋がると提唱。この「to you」という言葉をブランドの思いとして、様々なコンセプトを発表。
◆ダイハツブランドの取り組み「小ささへの挑戦」
「小さいからこそできること」をテーマに、日本の道路事情に適したクルマづくりへの挑戦を継続。街の声を拾い、小さく作る技術を活かして困りごとを解決するという姿勢をPR。
◆レクサスブランド
フラッグシップセダンLSを「フル・ラグジュアリー・スペース」として再発明。革新的な6輪構造を採用し、プライベート空間で自由とプライバシーという最高の贅沢を提供。多様化する顧客ニーズに応え、ドライバーと乗客双方が楽しめる体験を実現。
◆センチュリーブランド
豊田章男会長は、センチュリーが創業者・豊田喜一郎の「日本に自動車工業を作る」という志を受け継いだ車であると語り、現在、「失われた30年」と言われる中で日本が元気を失っている状況を受け、今こそセンチュリーが必要だと強調。日本の自動車産業、物作りの技、食文化、など、日本が持つ多様な魅力を世界に発信する「ジャパンプライド」のブランドとして、センチュリーブランドを立ち上げることを宣言しました。
三菱自動車:未来の冒険をテーマにしたコンセプトカーと新型デリカシリーズの発表

加藤隆雄社長は「冒険はアドベンチャーに」というテーマで、未来のモビリティビジョンを提示。メインとなるのは、電動クロスオーバーSUVのコンセプトカー「三菱エレバンスコンセプト」。この車両はカーボンニュートラル燃料対応エンジンを搭載したPHEVシステムと、4つのモーターによるクワッドモーター電動4WDシステムを採用。AI CO-ドライバーが最適なルートや体験を提案し、どんな路面でも安全で快適な走行を実現。
また、現行ラインナップとして新型デリカミニと新型デリカD5を発表。特に新型D5は、スーパーオールホイールコントロールを初採用し、走破性と操縦安定性を大幅に向上させています。
三菱自動車は先進技術を取り入れながらも、冒険の素晴らしさと走る喜びを大切にする車作りを継続していくことを強調しました。
HONDA:次世代EV「Honda Zeroシリーズ」と未来のモビリティ構想を発表

今年のジャパンモビリティショーのテーマは「ワクワクする未来を探しに行こう」。ホンダは夢を形にする会社として、陸・海・空・宇宙に至るまで幅広いモビリティを展示。
電動化への取り組みとして 2050年カーボンニュートラル実現に向け、次世代EV「ホンダゼロシリーズ」を発表。フラッグシップの「ゼロサルーン」、第1弾の「ゼロSUV」に加え、世界初公開の「ゼロアルファ」を2027年から日本・インドを中心にグローバル展開予定。独自のOSにより、使うほど進化する超個人最適化された移動体験を提供予定。
北米向けアキュラブランドの「RSX」も日本初公開。二輪車では「EVアウトライヤーコンセプト」を発表。
遊び心満載の小型EV「スーパー1」は2026年より展開。ブーストモードでエンジン車のような走行感覚も楽しめる。ハイブリッドの「プレリュード」は社長自らが愛車とする渾身のモデル。
ホンダは「The Power of Dreams」のもと、総合モビリティカンパニーとして挑戦を続ける。
SUBARU:「パフォーマンス」「アドベンチャー」シーンの強化

スバルは100年以上にわたり、人を中心とした物作りと安全性能を追求。自動車業界が大きな転換点を迎える中、スバルの最大の強みは「ブランド」であり、それはファンとの深い絆によって育まれてきました。
スバルはブランドを際立たせるために、2つの象徴的なシーンに注力。
パフォーマンスシーンでは、走る楽しさ・操る楽しさを表現する「STIコンセプト」を紹介。低重心設計、人中心のパッケージ、空力デザインなどスバルのDNAを大切にしながら、モータースポーツを牽引するSTIブランドをグローバルで強化。
アドベンチャーシーンでは、アウトドア体験を提案する「ウィルダネス」シリーズ(フォレスター、アウトバック)と、トヨタと共同開発した電動SUV「トレイルシーカー」を展示。北米で磨かれたウィルダネスの価値をグローバルに展開。
また、40年近く前の車「レオーネ」も展示。当時アメリカで新たな価値を生み出し、時代と国境を超えてスバルブランドが進化し続けている象徴として紹介されました。
スバルは安心・安全の基盤技術を土台に、これら2つのシーンでの楽しさを盛り上げ、ファンとの絆を強めることでブランドをさらに際立たせていく。
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Posted by
Drive! NIPPON編集部
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