「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、兵庫県「西谷地区のちまき」。
ちまきは、中国戦国時代の楚の屈原を弔うために始まったとされる端午の節供の行事が由来と言われており、それが日本に伝来し、茅萱(チガヤ)の葉で最初に巻いたため、ちまき(茅巻き)という名前がついたと伝えられています。
ちまきの名前がついたのは奈良時代。その後地方に広がっていき、それぞれの地域に生育するササ類、ススキ、ヨシ、ダンチクなどの植物の葉で包むように変化していきました。
西谷地区では、全国的にもきわめて稀なナラガシワとヨシの2種類の植物で包むちまきが主に作られていました。ちまきは田植えが終わった後の労いとして食されていたほか、里帰りの際に土産として持たせるなど、単なる食文化としてだけでなく、贈答の習俗として、地域に根差した伝統を継承しています。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-hyogo/
【宝塚市西谷まちづくり協議会】
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kyoiku/rekishi/1026244/1037445.html
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Drive! NIPPON編集部
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