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「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、山口県の「岩国寿司」。
岩国寿司とは、一度に4~5升のご飯を炊き上げ、大きな木枠に、寿司飯・具を交互に何層にも重ね、上から均等な力で押してつけ込みます。彩り鮮やかで、主に祭りやお祝い事に作られるお寿司でもあります。
また、具材に使うれんこんの断面が吉川家の九曜紋に似ていることから、岩国藩初代藩主の吉川広家公が、登城する際の保存食として用いられたそうで、当時は、殿様寿司とも呼ばれていました。
岩国市は、江戸時代かられんこんが栽培される県内一の産地です。昭和63年から、岩国市岩国生活改善実行グループ連絡協議会が、岩国を代表する郷土料理に育てるために岩国寿司と名付けて、継承活動が行われてきました。
岩国寿司の味付け統一や、イベントでのPR、学校での食育活動を通して岩国寿司の魅力を普及。最近では家庭でも作れるように、様々な工夫を凝らした食育活動も行われています。
地域の人々が守り受け継いできた、見た目も美しい岩国寿司をぜひ味わってみてください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-yamaguchi/
【岩国市岩国生活改善実行グループ連絡協議会】

Posted by
Drive! NIPPON編集部
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