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投稿日:2023.11.03 Fri

茨城県・木内酒造「八郷蒸溜所 ビジターセンター」11/11グランドオープン

茨城県・木内酒造「八郷蒸溜所 ビジターセンター」11/11グランドオープン

2023年に創業200周年を迎えた茨城県にある木内酒造株式会社。日本酒の蔵元として創業し、常陸野ネストビールなど独自の酒造りに挑み続けてきました。2016年からはウイスキー製造を開始し、2020年国産原料使用による真のジャパニーズウイスキーの製造及び製造規模の拡大を目指し、木内酒造・八郷蒸溜所を稼働。その付属施設として今回、2023年11月11日(土)に「八郷蒸溜所 ビジターセンター」が開業されることとなりました。

ビジターセンター内には、木内酒造の歴史やウイスキー造りへのこだわりを説明する展示コーナーをはじめ、自社製の生ハムとウイスキーが味わえる飲食コーナー、それらを購入できる販売ショップを併設。また、八郷蒸溜所の工場内部に見学コースが追加設置され、蒸溜等の製造工程が見学できる施設として公開されます。

■木内酒造が考える茨城における常陸野の食の輪
茨城県は、昭和の中頃まではビールやウイスキー製造に用いる二条大麦の日本最大の栽培地でした。冬から初夏にかけての麦栽培は、その麦からビールの製造に、そして麦芽粕を飼料として活用する畜産業へ。一方で、夏から秋にかけての畑では蕎麦や芋を裏作で栽培するなど、農を中心とした食のリサイクルの輪が確立されていました。
しかし、昭和中期に貿易の自由化による麦芽への関税の撤廃が行われると、日本のビール・ウイスキー製造会社では、廉価な輸入麦芽の使用が中心となり国産の麦栽培はほぼ壊滅していたのだとか。

そんな中、同社ではもう一度茨城県の麦栽培を復活させるべく、古代麦「金子ゴールデン」の復元栽培が開始されました。ビールやウイスキー製造からの麦芽粕は県内の畜産農家に供給され、ビール粕等を飼料として育った豚・牛等を、同社直営レストランの食材として活用。さらに、麦栽培の裏作に栽培する蕎麦は、自社直営の蔵+蕎麦「な嘉屋」で提供されています。

■定休日を除く平日も”有料試飲付き見学ツアー”を実施
昨年から土日祝に蒸留所内で実施中の「試飲付き見学ツアー」(有料)が、定休日以外のすべての曜日でも実施されます。今回のビジターセンター開業に合わせ、蒸溜所内の見学コースには、製造工程ごとに解説パネルなどが設置されており、ウイスキー製造の様子をわかりやす紹介されています。
見学の最後には、日の丸ウイスキーのテイスティングも用意。五感すべてを使って日の丸ウイスキー・八郷蒸溜所をぜひお楽しみください。

※蒸溜所の製造工程見学は事前申込制で受け付け中。
見学受付サイト: https://www.hinomaruwhisky.jp/

【八郷蒸溜所 ビジターセンター 概要】
所在地:茨城県石岡市須釜1300
開業日:11月11日(土)10:00~
営業時間:木曜~月曜(祝日含む)10:00~17:00
定休日:火・水曜
ブランドサイト:https://hinomaruwhisky.com/

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Drive! NIPPON編集部

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