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投稿日:2023.02.13 Mon

京都「壬生寺」にて、2023年春季特別公開!新選組結成160年の節目、貴重な品々の特別展示4/29~5/7

京都「壬生寺」にて、2023年春季特別公開!新選組結成160年の節目、貴重な品々の特別展示4/29~5/7

地蔵信仰、壬生狂言、新選組の3つのキーワードで広く知られる壬生寺。今回、株式会社京都春秋が企画する「2023年春季特別公開」が、4月29日(土・祝)~5月7日(日)の期間で実施されます。

壬生寺では、毎年ゴールデンウィークに上演される壬生狂言に合わせ、通常非公開の本堂や京都市指定登録文化財の庭園、寺宝が特別公開されています。2023年は、1863年に新選組が結成され160年の節目を迎えることから、刀剣・和泉守兼定や新選組関連文書など、新選組関連の貴重な品々を特別展示。また、重要文化財の本尊 地蔵菩薩立像や、昭和37年に焼失した定朝作と伝わる旧本尊を3年がかりで復元した縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩像)も一般公開されます。

節目である今年の特別公開。今しか見ることのできない貴重な歴史的文化財や建造物は、新撰組ファンに限らず、興味深く楽しめる内容になることでしょう。

【特別公開 概要】
公開期間:2023年4月29日(土・祝)~5月7日(日)10:00~16:00(受付終了)
休止日:事情により拝観休止となる場合があります。
拝観料:大人800円、中学高校生400円、小学生以下無料(保護者同伴)
特別公開区域:
・本堂
・<特別展示品>刀剣・和泉守兼定、新選組関連文書等
・<重要文化財>本尊 地蔵菩薩立像
・<京都市指定・登録文化財>庭園
・復元 縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩)

■<特別展示>刀剣・和泉守兼定
新選組副長・土方歳三は複数の和泉守兼定を所有していました。この二尺八寸の和泉守兼定の作者は会津藩の御抱え刀工であった11代会津兼定。現在、11代会津兼定の作品は複数残っており、本刀はそのうちの一振です。茎の部分に「慶応二年二月日」と刻まれています。

■ 復元 縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩像)
縄目地蔵尊像は、昭和37年に焼失した定朝作と伝わる旧本尊を復元したもの。大正年間に修復された際の図面や、縄目地蔵を描いた鎌倉時代の図絵(根津美術館蔵)を元に、3年の歳月をかけて制作されました。寸法は当時と同じで総檜の寄木造。 『太平記』では追っ手から逃げる武士の身代わりに捕縛されたという記述があり、このことから「縄目地蔵」の名で親しまれるようになったと言われています。

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Drive! NIPPON編集部

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