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投稿日:2021.05.07 Fri

着物の世界を起点に地域の魅力を伝える“きものリトリートホテル”「NIPPONIA 白鷹 源内邸」オープン

着物の世界を起点に地域の魅力を伝える“きものリトリートホテル”「NIPPONIA 白鷹 源内邸」オープン

株式会社ukitamは、山形県⽩鷹町の歴史ある邸宅「奥山源内邸」をリノベーションし、着物の世界を起点に地域の魅力を伝える“きものリトリートホテル”をテーマとする「NIPPONIA 白鷹 源内邸」を2021年4月29日(木)に開業しました。

源内邸は明治中期から大正初期頃に建てられた建物群からなる邸宅。
高橋源内からはじまる奥山家一族は二百余年にわたり、この白鷹町浅立地区に居を構え、代々、町の経済や文化の発展に貢献してきました。中でも初代 高橋源内は農業に勤しみながら、ある時は読書や書道について弟子に教えを施し、またある時は貧民救済や産業助成に力を注ぐなど、村人から功績碑が建立されるほど地域の発展に尽力した人物でした。

敷地内の建物は、板蔵、金庫蔵、味噌蔵など母屋を中心に様々な造りの蔵が点在しています。また、広大な敷地には奥山家が大切にしてきた希少な樹木があり、季節感溢れる庭の景色を愛でたり、朝日連峰の雄大な風景を堪能することができます。

NIPPONIA 白鷹 源内邸は、宿泊施設として五つの建物を八室の客室、最も古い味噌蔵をダイニングとして改修しました。敷地内を散策しながら、四季折々の源内邸を感じてください。

<当時の趣や風情を残した八室の客室>
NIPPONIAの活動理念から、歴史的建造物の保存を目的として当時の趣や風情を残して改修しています。日本家屋の風情と、ホテルで過ごす非日常の時間をお楽しみください。(客室数:全8室)

<ダイニング 纏 matoi について>(旧味噌蔵:明治30年、 35年)
滞在中の食事は敷地内にある「纏」にてお楽しみください。纏では、風土の恵みである野菜や果物を主役とし、置賜で受け継がれてきた伝統食を取り入れた、ローカルガストロノミーを提供します。その中でも、米沢藩九代藩主 上杉鷹山が提唱した身近な野草を食べ、飢饉を耐え凌いだとされる「かてもの」の文化を現代的に解釈し直し、白鷹から全国、世界へと発信します。
源内邸の敷地内に自生しているタケノコ、山椒、柿、うこぎ、あけびの芽、こごみ、タラの芽、アオキの新芽、フキ、ふきのとうなど、すぐそばにある恵みを大切に用いた白鷹ならではの食事をゆっくりと堪能ください。
※夕食時のご利用は、 原則宿泊者に限ります。

<朝食について>
朝食は雪国ならではの素材や郷土料理を中心に提供します。宿のある浅立地区でつくられた麹をさらに自家発酵させてつくる納豆や、米沢藩の陣中料理で合戦の出陣式の時に食べられていた「冷や汁」など、ひとつひとつ丁寧に準備。身体にやさしく、心もあたたまる朝の時間をお楽しみください。
※朝食は一般の方も予約できます。(2日前まで要予約)

<着物を着付けして、源内邸をゆっくり散策>
チェックイン後は、着物に親しみながら滞在を楽しめる着付けの体験を用意しています。好きな着物や帯を選んで、自由に過ごす時間をお楽しみください。(老舗呉服店「とみひろ」協力)

【施設概要】
住所:山形県西置賜郡白鷹町大字浅立183-1
TEL:0238-87-3150
宿泊定員:24名
IN 15:00 - OUT 10:00
定休日:火曜・水曜
宿泊予約方法:
NIPPONIA 白鷹 源内邸の専用予約サイトにて予約申込が可能。
URL:https://stay.nipponia.or.jp/areas/shirataka

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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