六甲高山植物園、シーボルトが紹介した幻のアジサイ「シチダンカ」見頃

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六甲山観光株式会社が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、かつて幻のアジサイと言われた「シチダンカ」が見頃を迎えています。
シチダンカは「ヤマアジサイ」の変種で、飾り花が八重咲になるのが特徴です。十数枚の萼片が星型になり、重なり合う様子は美しく、園内にある2ヶ所の群落では可憐な姿が人気を集めています。また、アジサイ園にはシチダンカの他にも多種多様なアジサイが植栽されており、インスタグラムをはじめとするSNSにもよく映えます。

■シチダンカ(アジサイ科)Hortensia serrate var.serrata f.prolifera
高さ1m~1.5mの落葉低木。江戸時代、シーボルトの「日本植物誌」に紹介されましたが、以後発見されず存在が疑問視されていました。その後、1959年に六甲山で偶然にも発見され、以後差し木で増やされた苗が各地に広がりました。 アジサイの山と言われる六甲山系のアジサイは、花崗岩からなる酸性土壌の影響で、とても美しいブルーの飾り花が見られることが特徴です。7月中旬頃まで楽しめる見込み。

【営業概要】
入園料:大人(中学生以上)700円、小人(4歳~小学生)350円
開園期間:11月23日(月・祝)まで
休園日:7月2日、9日、16日の各木曜日
開園時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
六甲山ポータルサイト:https://www.rokkosan.com

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