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投稿日:2023.12.15 Fri

北海道・十勝ドライブ | 朽ちゆく「幻の橋」を求めて

北海道・十勝ドライブ | 朽ちゆく「幻の橋」を求めて

北海道の東部に位置し、道内最大の面積を誇る十勝エリア。冬になると “十勝晴れ”と呼ばれるくらい晴天が続くので、これからの季節におすすめのドライブスポットです。今回は、世界で唯一の競馬場、日本初の自治体経営ワイナリー、幻の橋と称される橋梁など、ここでしか見られない景観と体験が楽しめる自然豊かな北海道・十勝を巡るドライブプランをご紹介します。

北海道・十勝ドライブ | 朽ちゆく「幻の橋」を求めて

START 帯広駅

①帯広競馬場

②柳月スイートピア・ガーデン

③いけだワイン城

④山の旅籠 山湖荘

⑤タウシュベツ川橋梁

帯広市でしか見られないばんえい競馬「帯広競馬場」

帯広市でしか見られないばんえい競馬「帯広競馬場」

“世界に一カ所だけ”、帯広競馬場でしか見ることができない「ばんえい競馬」。一般的な競馬は騎手が乗った馬によって速さを競いますが、ばんえい競馬はおもりと騎手を乗せた鉄ソリを馬が引き、力と速さを競い合うもの。直線200mのセパレートコースには高さが異なる2つの障害があり、騎手と馬が息を合わせ越えられるかが勝負のポイントになります。また、一般的な競馬よりも近い距離で観戦できるため、レース中の駆け引きや、1トンを超えるサラブレットの倍近くのばん馬の力強さを間近で感じられ、熱くなること間違いなし。レースはほぼ通年の土日月で開催されており、夜はイルミネーションが光り輝く中で行われるナイターレースもお楽しみいただけます。パワフルかつダイナミックなばんえい競馬が見られるのは世界で唯一ここだけ!会場が一体感に包まれる熱いレースを見届けてみては。

■住所:北海道帯広市西13条南9丁目
■TEL:0155-34-0825(代表)
■営業時間:土日月 ※レース開催時刻はHPでご確認を
■URL:https://banei-keiba.or.jp/

味わい、学び、体験する「柳月スイートピア・ガーデン」

味わい、学び、体験する「柳月スイートピア・ガーデン」

「柳月スイートピア・ガーデン」は、北海道十勝・帯広を代表するお菓子メーカー「柳月」の製造工場の見学、体験工房、カフェが楽しめる観光スポットです。3Fの見学スペースから、代表銘菓のバウムクーヘン「三方六」や、あんバタークリーム入りのサブレサンド「あんバタサン」の製造工程が一望できるのが特徴。また、「ガーデンカフェ」では無料のコーヒーサービスが提供されていて、購入したケーキや銘菓をその場で食べることも可能。北海道産の牛乳を使った「十勝きなごろもソフト」など、ここでしか味わえないカフェメニューも要チェック。同店限定商品はお土産にもオススメです。

■住所:北海道河東郡音更町なつぞら1-1
■TEL:0155-32-3366
■営業時間
 夏期:店舗9:00〜18:00、喫茶9:00〜17:00、工場見学9:00〜16:00
 冬期:店舗9:00〜17:00、喫茶9:00〜16:30、工場見学9:00〜16:00
■定休日:無休
■URL:https://www.ryugetsu.co.jp/

全国的にも名高い十勝ワインの製造工場「いけだワイン城」

全国的にも名高い十勝ワインの製造工場「いけだワイン城」

日本初の自治体経営ワイナリー「いけだワイン城」(正式名称:池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)。ヨーロッパ中世のお城に似ていることから“ワイン城”という名称で親しまれているとか。「地下熟成室」には熟成樽がずらりと並び、ビン熟成した年代物のワインがたくさん眠っています。他にも、ワイン造りの歴史をパネルで学べる「廊ミュージアム」など、4階建ての館内はフロアごとに見どころが満載。十勝ワインの魅力に迫るなら、毎日2回開催されている「ワイナリーツアー」がオススメ(土日祝は有料※2日前までの要予約制)。「ショッピングエリア」では試飲コーナー(有料)で数種類のワインの飲み比べが楽しめ、ワインはもちろん、特産品やスイーツの品揃えが豊富な限定品の販売も見逃せません。館内を存分に楽しんだ後は、池田町を一望できるレストランやフードカウンターで、ひと休みしてみてはいかが。

■住所:北海道中川郡池田町字清見83-4
■TEL:ショップ・見学015-578-7850、レストラン・フードカウンター015-578-7857
■営業時間
 ワイン城・4Fフードカウンター:9:00〜17:00
 4Fレストラン:10:30~17:00(14:30からカフェタイム L.O.16:30)※土曜のみ20:00(L.O19:00)まで営業 ※事前予約制
■定休日
 ワイン城・4Fフードカウンター:年末年始
 4Fレストラン:火曜日(祝日の場合は営業、翌水曜日が定休日)、年末年始
 ※その他、臨時休業の場合あり(悪天候やイベント開催によって)
■URL:https://ikeda-wj.org/
 ※画像の年号(ビンテージ)は、現在販売している年号(ビンテージ)と異なります

囲炉裏料理に舌鼓、洞窟風呂で癒される「山の旅籠 山湖荘」

囲炉裏料理に舌鼓、洞窟風呂で癒される「山の旅籠 山湖荘」

上士幌町の北部にある「ぬかびら源泉郷」は、源泉かけ流し温泉が満喫できる温泉郷です。郷内では良質な温泉に入ることができ、中でもオススメなのが「山の旅籠 山湖荘」。地下にある名物の「洞窟温泉」は光がうっすらと差し込む薄暗い雰囲気で、まるで洞窟の中にいるような感覚になります。源泉かけ流し温泉と合わせて体の芯から温まる癒し時間になるはず。また、オススメの名物は自家源泉で作る「温泉豆腐」。そのとろっとなめらかな食感を楽しんだ後のシメの温泉粥も絶品。全室に囲炉裏が完備されており、炙ったヤマメや山菜など、地元産の食材をふんだんに使った囲炉裏料理にも舌鼓。心も体もリフレッシュできる、一度は泊まってみたい風情ある宿です。

■住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
■TEL: 01564-4-2336
■URL:https://www.sankosou.net/

湖上に浮かぶ幻想的なアーチ橋「タウシュベツ川橋梁」

湖上に浮かぶ幻想的なアーチ橋「タウシュベツ川橋梁」

長さ130mのコンクリートアーチ橋「タウシュベツ川橋梁」。昭和初期に旧国鉄士幌線で使われていた橋梁ですが、糠平ダムの開発によって鉄道橋の役目を終え、湖の中に取り残されました。湖の水位によって見え隠れするため“幻の橋”とも呼ばれているとか。 渇水期のみに現れる幻想的な絶景が見られる人気スポットですが、老朽化が進んでいるため11連のアーチが繋がって見られるのも後少し……という声も。約750m先からタウシュベツ川橋梁が一望できる「タウシュベツ展望台」からの見学や、橋梁の近くまで行くことができるNPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターが開催している「ガイドツアー」(有料)もオススメ。朽ちる前に一見の価値のある絶景を見に訪れてみては。
※タウシュベツ川橋梁に続く林道は許可を得た車両以外は通行禁止

■住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
■TEL:01564-7-7272(上士幌観光協会)
■URL:https://kamishihoro.info/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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