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日本三名泉に数えられる岐阜の下呂温泉。山の中腹にたたずむ「下呂観光ホテル」は湯あそびの宿という名にふさわしく、まちを一望しながら名湯を堪能できる老舗宿です。おしゃれなショップが続々とお目見えして活気を集める温泉街とともに、同宿も“新しい休日スタイル”を提案し始めたとのこと。進化する名旅館の女将、長坂正惠さんにお話を聞きました。

大浴場、露天風呂、足湯。贅沢な湯めぐりを
宿から一歩も出ずに、湯めぐりに興じられるのが何よりの至福。開放感あふれる大浴場、朝日がきらめく朝の露天風呂、自然が間近に迫る7つの貸切露天風呂とどれも個性豊かで、下呂温泉の美人の湯を余すところなく堪能できます。また、街を見晴らす絶好のロケーションを生かし、2022年に6月には「空の足湯」が誕生しました。刻一刻と変化する空の下で語らいながら、柔らかな名湯に癒やされてみては。

月替りの美しい懐石料理と飛騨牛が、心を満たす
1年前にお食事処とお品書きが一新し、早くも常連のお客様から高い評価を集めています。歌舞伎小屋をモチーフにしたプライベート感で満ちたお食事処で供されるのは、料理長の技が際立つ華やかな懐石料理。彩り豊かな前菜からデザートに至るまで、地場の食材と旬の味覚をふんだんに使ったコースのほか、とろけるような飛騨牛を心ゆくまで味わい方には「飛騨牛コース」も用意されています。

窓辺の掘りごたつで、移りゆく景色を眺めて
新たに誕生した「山のほとり掘りごたつ付ツイン」室は、ホテルと温泉宿の利点を両立したハイブリッドな客室です。安眠へと導くツインベッドの奥には畳の小上がりがあり、足を伸ばして寛げる掘りごたつを完備。温泉街の夜景を眺めながらこたつで一杯という、冬の贅沢がたまりません。シャワールームやスタイリッシュな洗面台、充電・WiFi環境が整い、ホテルの快適を求める方にも最適です。

屋上でキャンプ、温泉も満喫。新しいアウトドア体験を
別棟を2階建てへと減築し、その屋上をキャンプ場へとリニューアル。屋上ですが、直接テントを張る、たき火ができることにこだわり、工夫を凝らしています。たき火の炎越しに眺める温泉街の夜景は、他ではあまり味わえない特別な体験。お気に入りのキャンプギアを持参し、気軽にキャンプ×温泉を満喫しませんか。下の階には男性限定のカプセルホテルフロアがあり、とくにバイカーから人気を集めています。
