北海道網走市 網走湖畔温泉「ホテル網走湖荘」女将 浅利順愛さん

北海道網走市 網走湖畔温泉「ホテル網走湖荘」女将 浅利順愛さん

敗戦後の様相が色濃く残る、1948年。網走の観光開発に力を入れるべく「ホテル網走湖荘」は創業しました。網走湖が一望でき、一年を通してオホーツク海の幸を存分に堪能できる、歴史あるお宿です。韓国からこの地に嫁ぎ、3代目の女将として旅館を盛り上げている浅利順愛さんをご紹介します。

温度の異なる内風呂でゆったりと体を癒す

温度の異なる内風呂でゆったりと体を癒す

広々した大浴場には各温度が違う内風呂が、男女合わせて3つ。翌朝9:00まで夜通し入浴できるので、好きな時間に好きな温度の温泉をじっくり堪能できます。露天風呂は夜になると美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気に。サウナも併設しているので、たっぷり汗をかきたい人にもおすすめです。泉質は、体の奥まで温まるナトリウム塩化物泉。アトピー、リウマチ疾患、慢性湿疹などにも効果があります。

網走湖を一望できる優雅な客室

網走湖を一望できる優雅な客室

全153部屋もの数を誇り、和室、和洋室、洋室とバリエーションも豊富。ゆとりある広さで車椅子にも対応しているため、高齢の方や体の不自由な方にも好まれています。どの部屋からも網走湖を一望でき、自然と調和した四季折々の風景を楽しむことができます。特に冬場には、夜の網走湖でワカサギ釣りをするテントの数々が見られることも。テントにほんのりとあかりが灯り、幻想的な風景に包まれます。

オホーツク海の幸を余すところなく堪能

オホーツク海の幸を余すところなく堪能

5種類のお膳から選べる夕食は、どれもオホーツク海の新鮮な素材を使用したものばかり。一番人気の「オホーツク満喫膳」では、メンメ(きんき)のしゃぶしゃぶや毛ガニ、アンコウの唐揚げなどオホーツクの旬の味が楽しめます。朝食はバイキングスタイルで、好みのものを好きなだけ味わえます。

音楽家によるコンサートも開催!

音楽家によるコンサートも開催!

網走湖荘では、北海道在住の音楽家・田村まさかさんによるコンサートを開催。美しいピアノやオカリナ演奏のほか、ものまねタレントとして人気の一面もある田村さんの楽しいおしゃべりも見どころ。しっとりとした大人の雰囲気が漂う、優雅な夜のひとときを堪能してみては。開催日はホテルに問い合わせを。

細やかな気配りと声かけで、温かなもてなしを

細やかな気配りと声かけで、温かなもてなしを

「どんなに忙しくても、できる限りお客様にはご挨拶や声かけをしたいと思っています」と話す、女将の浅利順愛さん。そこから生まれる会話を楽しんだり、アットホームな雰囲気を感じたりしてほしいという思いがあるのだそうです。他にも、ホテル内のいたる場所には浅利さんの生けた花があり、訪れる人の心を和ませてくれています。
そんな気配り上手な浅利さんは、かつてオーストラリアから来たという老夫婦の接客をした際に、忘れられない出来事があったのだとか。「滞在中にご主人の眼に異常が見つかり、病院へご案内したり次の宿泊先を手配したりと、いろいろとお手伝いをさせていただきました。やがてご主人も回復され、当ホテルを無事にご出発なさいました。私はお二人が乗っているはずの汽車に向かってそっと手を振ったのですが、なんと偶然にも奥様がそれを列車の窓からご覧になっていて。そのとき車窓から奥様が撮られたお写真と、そのときのお礼のお手紙をいただいてしまいまして、感動で胸がいっぱいになりました」と、丁寧な接客を心がけているからこそのエピソードを聞くことができました。
網走湖を眺めながら毎朝愛犬の散歩をし、ときにはロードバイクや山登りで健康的な体づくりに取り組んでいるという浅利さん。これからも明るい笑顔とおもてなしでホテルを支えていくことでしょう。

網走湖畔温泉 ホテル網走湖荘
住所/北海道網走市呼人78
TEL/0152-48-2311

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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