
東日本には、車で行くことのできる美しい滝スポットが多く点在しています。同じ滝でも迫力重視のスポットから静かに癒される場所まで個性はいろいろ。そこで今回は車で訪れたい東日本の滝スポットを10か所ピックアップしました。ぜひ次のドライブ計画のヒントに役立ててください(※各スポットへ訪れる前には通行止めになっていないか、冬期期間の閉鎖はないかなど、最新の情報を確認してからお出かけください)。
TABLE OF CONTENTS
目次
①袋田の滝(茨城県)

袋田の滝は日本を代表する滝のひとつで、高さ約120メートル・幅約73メートルの大きさを誇ります。大きな岩の壁が四段に分かれて流れ落ちる独特の姿から「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。春は新緑、秋は紅葉、冬は氷瀑など、訪れる季節によって違った滝の美しさを楽しむことができます。
滝つぼからわずか10メートルの距離で間近に滝を望む第1観瀑台と、上から滝の全景を鑑賞できる第2観瀑台が整備されており、異なる視点で滝の迫力を味わえます。車でのアクセスは、常磐自動車道の那珂ICから約50分です。
②乙女の滝(栃木県)

乙女の滝は白笹山を水源とする沢名川にかかる滝で、幅は約5メートル、落差は10数メートルです。水が岩肌を広がるように落ちる形が特徴で、水量や季節によって流れ方が変化します。例えば、夏であれば水しぶきが広がり、涼しい環境になります。
滝名の由来には複数の説があり、「滝の上に盲目の美しい乙女が現れた」「水の流れが乙女の長い髪のように見える」などの話が残っています。駐車場から約30メートルの階段を下りると観瀑台があります。車でのアクセスは東北自動車道・那須ICから約30分です。
③七ツ釜五段の滝(山梨県)

七ツ釜五段の滝は西沢渓谷の最奥に位置し、5つの滝と7つの滝壺が連なって流れ落ちる構造が特徴です。落差は上から順に約3メートル、4メートル、2メートル、9メートル、10メートルとなっています。花崗岩を長い年月かけて削り出した深い渓谷を、清流が段階的に流れ落ち、奥行きのある立体的な美しさを生み出しています。花崗岩を削った深い谷に清流が段階的に広がります。流れが変化しやすく、季節によって水量の違いがはっきり見られる滝です。
道のりは西沢渓谷入口から徒歩で約2時間。ハイキングとなるので歩きやすい装備は必須です。途中には大久保の滝や竜神の滝など複数の滝が続きます。車でのアクセスは中央自動車道・勝沼ICから約60分。
④白糸の滝(長野県)

北軽井沢エリアにある白糸の滝は、高さは約3メートル、幅は約70メートルの滝。岩肌から湧き出す地下水が、糸のように流れ落ちる様子は「白い糸」を思わせ、軽井沢を代表する景観のひとつとして人気のスポットです。浅間山の伏流水が岸壁の間から湧き出すこの滝は、流量や透明度が安定し、天候に左右されにくいのが特徴です。
車でのアクセスは、上信越自動車道・碓氷軽井沢ICから約50分。軽井沢町を縦断する白糸ハイランドウェイ(有料道路)沿いに駐車場があり、そこから遊歩道を歩いて5分程度で滝に到着できます。
⑤洒水の滝(神奈川県)

神奈川県足柄上郡にある洒水の滝(しゃすいのたき)は、酒匂川の支流である滝沢川から流れ落ちる三段構造の滝。落差は一の滝が約69メートル、二の滝が約16メートル、三の滝が約29メートルで、段を重ねて落ちる形が特徴です。「日本の滝百選」と「全国名水百選」の両方に選ばれており、水質と規模の両面で評価されています。
周辺には新しく整備された遊歩道があり、赤い橋の上から一の滝の全景を見渡すことができます。車でのアクセスは東名高速・大井松田ICから約15分です。
⑥月待の滝(茨城県)

月待の滝は、久慈川の支流である大生瀬川がつくる高さ約17メートル・幅約12メートルの滝です。普段は二筋に流れているため「夫婦滝」の愛称で親しまれていますが、水量が増えると子滝が現れて三筋になることから「親子滝」とも呼ばれています。さらに水に濡れずに滝の裏側へ回り込めることから「裏見の滝」や「くぐり滝」としても知られています。
滝の周辺にはもみじが多く、秋は沿道が紅葉に染まります。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月下旬にかけて。車でのアクセスは常磐自動車道・那珂ICから国道118号を経由し、約60分。
⑦濃溝の滝(千葉県)

濃溝の滝は、千葉県君津市にある笹川上流の清水渓流広場内に位置する景勝地です。洞窟から差し込む朝の光が水面に反射し、ハート形の輪郭のような光景が現れることでSNSを中心に注目を集めました。光が洞窟に差し込むのは早朝で、春分と秋分の前後は条件が合いやすく、幻想的でフォトジェニックな雰囲気が高まります。
周囲では新緑やホタル、紅葉など、季節ごとの自然の変化も楽しめます。駐車場から滝までは整備された遊歩道を歩いて約5分とアクセスも良好です。車で行く場合は、館山自動車道・君津ICから約40分です。
⑧払沢の滝(東京都)

払沢の滝(ほっさわのたき)は東京都檜原村を流れる北秋川(秋川源流部)に位置する、4段に分かれて流れ落ちる全長約60メートルの滝です。遊歩道から見られる最下段は落差約23.3メートルで、清らかな水が直下に落ちる迫力のある姿が見どころです。冬には条件がそろうと氷瀑となり、段ごとに凍りつく幻想的な景観が現れます。
かつて水が落ちる形が僧侶の持つ払子(ほっす)に似ていたことから、払沢の滝という名が付いたとされています。車でのアクセスは中央自動車道八王子ICから約45分です。
⑨達沢不動滝(福島県)

達沢不動滝は、福島県猪苗代町を流れる不動川にかかる滝で、岩肌をすだれ状に流れ落ちる男滝と、その西側にある女滝の2つで構成されています。男滝は水量が多く力強い流れが特徴で、女滝は細く穏やかな水筋を見せ、対照的な景観をつくっています。滝の近くには達沢不動尊が祀られており、周囲はブナ林に囲まれた静かで神聖な雰囲気が漂います。
新緑や紅葉の時期には樹々の色づきが滝を彩り、冬季には積雪や凍結による景観の変化も楽しめます。駐車場からは徒歩約10分で、沢沿いの道を通って滝へ向かいます。車でのアクセスは磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICから約30分です。
⑩玉簾の滝(山形県)

山形県酒田市にある玉簾の滝は、落差約63mを誇る直瀑の滝。切り立った岩壁を一筋に水が流れ落ちる姿はその名の通り、玉を連ねたすだれのよう。約1200年前に弘法大師により発見され命名されたともいわれています。
季節によって水の飛沫の見え方が変わるため、光の当たり方で景色が変化します。駐車場からは整備された道を歩いて約10分。車でのアクセスは、日本海沿岸東北自動車道・酒田みなとICから約30分。
まとめ
東日本には車でアクセスができる滝スポットが多く点在しています。季節によって見える風景が変わってくるのが、滝ドライブの魅力です。新緑や紅葉、氷瀑など、どのような景色が見たいかによって目的地を選んでみましょう。また、期間限定でライトアップを実施しているところもあります。出かける前は、行く先の現地情報を収集してから安全運転でお出かけください。
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Posted by
Drive! NIPPON編集部
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