
Ⓒわたらせ渓谷鐵道 各駅イルミネーション
群馬県のほぼ真ん中にどっしりとかまえる赤城山。関東平野を一望する山頂から四方へと緩やかに広がる、長い裾野が特色です。冬には山から冷たい「からっ風」が吹きおろしますが、山麓には心も体も温かく包みこんでくれる癒しのスポットが。ロマンチックな旅 Vol.9では、冬だからこそ出かけたい赤城山南面ドライブを紹介します。
TABLE OF CONTENTS
目次
- START ぐんまフラワーパークプラス 移動 🚙で約40分
- cafe restaurant NILS 移動 🚙で約15分
- 桐生市街(地図は桐生駅) 移動 🚙で約15分
- わたらせ渓谷鉄道(地図は大間々駅) 移動 🚙で約1分
- 蔵宿 銅の夢
花や緑に囲まれた空間で自然のぬくもりにふれる/ぐんまフラワーパークプラス

旅のはじまりは、花と緑に包まれるスポットから。駒形ICから北へ約30分、「ぐんまフラワーパークプラス」へ到着です。ここは「花とあそぶ」をコンセプトに、花を見るだけでなく五感で楽しめる施設。フラワーガーデンや森が広がる屋外に加え、カフェやレストラン、ショップなど屋内エリアも充実し、寒い季節も心おきなく植物とふれあえます。
ドライフラワーのシャンデリアが印象的なフラワーホールでは、季節を感じられるアクティビティを毎日開催。ボタニカルポストカードづくり、松ぼっくりを使ったクリスマスツリー制作、植物のペンライト作りなど、旅の思い出作りにもおすすめです。ショップには生花や苗、雑貨、アロマなど日常を彩るオリジナルアイテムが並び、お土産選びも楽しい時間です。
ぐんまフラワーパークプラスの詳細
住所 群⾺県前橋市柏倉町2471-7 営業時間 9:00〜17:00 定休日 火曜日 駐車場 あり https://www.flower-park.jp/access/ URL https://www.flower-park.jp/

森の冬景色を眺めながらランチタイム/ cafe restaurant NILS

花と植物に囲まれてリフレッシュした後は、ランチタイム。桐生市方面へ向かい、市街地を抜けて山道を進み、「cafe restaurant NILS(カフェレストラン ニルス))」へ。
オーナーの祖母の代まで織物工場だった建物を改装したカフェは、まるでヨーロッパの田園に佇む一軒家のような雰囲気。窓の外に広がる森の冬景色を眺めながら、温かいランチをいただきましょう。メニューは、地元で採れた新鮮野菜をたっぷり使ったパスタ・ピッツァ、岩手豚のフランクグリルなど。食後のコーヒー&デザートもおすすめです。
cafe restaurant NILSの詳細
住所 群馬県桐生市梅田町3-127 営業時間 11:30~15:00 定休日 火、水曜日 駐車場 有(無料) URL https://www.instagram.com/caferestaurantnils/

薪で沸かすレトロ銭湯で一休み/一の湯

ランチの後は車で桐生市街地へ。かつてシルク織物の一大生産地として栄えた町を散策しましょう。採光のため片側だけが斜めになった「ノコギリ屋根」の織物工場をはじめ、洋館やレンガ造りの倉庫、伝統的な町家風の商家建築などが残り、織都の面影が感じられます。
歩き疲れたら銭湯で一休み。国重要伝統的建造物保存地区(重伝建)の一角にある「一の湯」は、明治時代、織物工場で働く女性工員のためにつくられた浴場が始まり。2018年に経営者が亡くなり廃業しましたが、その魅力に惹かれて桐生へ移住した現オーナーの手で復活しました。
昭和の風情ただよう銭湯は、薪で湯を沸かす昔ながらのスタイル。やわらかく湯冷めしにくいお湯に身を沈めれば、冷えた体もポカポカに。
一の湯の詳細
住所 群馬県桐生市本町1-4-35 営業時間 火曜~土曜 17:00~23:00(最終入店22:30) 日曜 7:00~13:00(最終入店12:30) 定休日 月曜、7日、17日、27日 駐車場 有(無料) URL https://www.instagram.com/ichinoyu.sento/
きらめく駅舎をめぐる列車旅へ/わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション

銭湯で温まった後は、車で桐生市のお隣・みどり市へ移動します。「大間々駅」前の駐車場に車を停めて、「わたらせ渓谷鐵道」へ。
群馬県の桐生駅と栃木県の間藤駅を結ぶローカル線・わたらせ渓谷鐵道では、毎冬「わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション」を実施。沿線の駅がそれぞれに趣向を凝らしたライトアップで飾られ、暗闇に包まれた山あいに温かな光が浮かび上がります。イルミネーション点灯時間(17:00〜終電)に運行する「イルミネーション号」に揺られながら、きらめく駅舎を巡る鉄道旅を楽しみましょう! 往復の鉄道運賃とお弁当がセットになったお得なツアー「トロッコわっしー号で行くわたらせ渓谷鐵道イルミネーションの旅」(要事前予約)もおすすめです。
※イルミネーション号は普通列車での運行。普通乗車券のみで乗車可能
※第22回わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション 2025年12月7日〜2026年2月28日
わたらせ渓谷鐵道 大間々駅の詳細
住所 群馬県みどり市大間々町大間々1375 駐車場 有(有料・1日500円) URL https://www.watetsu.com/
もし泊まるなら…築100年の蔵で心安らぐ夜を/蔵宿 銅の夢

大間々駅に戻った後は、駅から車で2分、「蔵宿 銅(あかがね)の夢」に宿泊するのもおすすめです。
ここは、明治から大正期に瀬戸物屋の倉庫として使われていた蔵をリノベーションした一棟貸切の宿泊施設。百年の時を経て受け継がれてきた天井や梁、大谷石の壁に囲まれた重厚な空間が心に安らぎをもたらします。製氷器・冷蔵庫・IHコンロを備えたカウンター付きキッチンや大谷石をあしらったバスルーム、ツインベッドの洋室など設備も充実。夜は旅の余韻にひたりながら、カウンターでくつろぐのもおすすめです。
蔵宿 銅(あかがね)の夢の詳細
URL https://kurart-arau.jp/akaganenoyume/
<まとめ>
「ぐんまフラワーパークプラス」から桐生市へ向かう途中にも通る、赤城山南麓を東西に走る国道353号は、通称「あかぎ風ライン」として親しまれる観光ルートです。沿道には日帰り温泉やカフェ、道の駅などが点在し、立ち寄りスポットも豊富。一部には視界が大きく開け、関東平野を見渡せるビューポイントもあります。赤城南面ならではの景色を楽しみながら、快適なドライブをお楽しみください。
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Drive! NIPPON編集部
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