トヨタ博物館で特別企画展「What’s JDM？―世界が熱中する’80–’90年代の日本車―」開催

1980～90年代、日本の自動車メーカーが世界を驚かせた“技術とデザインの黄金期”。その時代の日本車に再びスポットを当てる特別企画展「What’s JDM？―世界が熱中する’80–’90年代の日本車―」が、2025年10月3日（金）から2026年4月5日（日）まで、愛知県長久手市のトヨタ博物館 文化館2階 企画展示室にて開催されます。
　▶ 詳細：https://toyota-automobile-museum.jp/event/detail/9162.html

■JDMとは？ 世界が再び熱狂する“日本車文化”
「JDM（Japan Domestic Market）」とは本来“日本国内市場”を意味しますが、今ではアメリカやヨーロッパで「日本車を愛し、カスタムし、楽しむカルチャー」として広がっています。1980～90年代の日本車は、電子制御、高性能エンジン、空力デザインなど当時最先端の技術を結集し、今も世界中のファンから再評価されています。
本展ではその黄金期を象徴する約10台を、「当時の最新技術」「独自のデザイン」「小さな高性能」の3つのテーマで紹介します。Honda、SUBARU、NISSAN、MAZDA、MITSUBISHI、DAIHATSU、SUZUKIなど、国内メーカー各社の協力により、希少な車両も特別展示されます。

■展示車両テーマ
【当時の最新技術】
電子制御やターボ技術が進化した時代。高性能化を競った名車が並びます。
・ダイハツ　シャレード デ・トマソ（1984）
・トヨタ　スプリンター トレノ（1986）
・ニッサン　スカイライン GT-R（1989）
・アンフィニ　RX-7（マツダ／1991）
・スバル　インプレッサ WRX STi（1994）
・三菱　ランサーエボリューションVI トミー・マキネンエディション（2000）
・ホンダ　インテグラ Type-R（1998）
・ホンダ　シビック Type-R（1997）

【独自のデザイン】
日本らしい個性と遊び心を感じる“デザインカー”たち。
・ニッサン　PAO キャンバストップ（1989）
・ニッサン　フィガロ（1991）

【小さな高性能】
軽自動車の枠を超えて走りを追求した“小さな名車”たち。
・ダイハツ　ミラ TR-XX（1987）
・スズキ　セルボ・モード（1990）
・ホンダ　ビート（1991）
・オートザム　AZ-1（マツダ／1993）
・スズキ　カプチーノ（1995）
※展示車両は一部期間入れ替えあり。詳細は公式サイトにて。

■関連イベントも充実
◎Classic Car Meeting ～'80–'90年代の日本車～
日時： 2025年11月29日（土）10:00～16:00
場所： P2駐車場・文化館1階ホール
懐かしの日本車が集うオーナーミーティング。展示車の前で当時の熱を語り合う交流の場に。

◎特別展示「ラリーで活躍した1980–90年代の日本車」
期間： 2025年9月9日（火）～10月26日（日）
場所： クルマ館1階エントランス
トヨタ セリカ TA64型（1985年）、GT-FOUR ST165型（1990年／WRCサファリラリー優勝車）を展示。

■体験・ワークショッププログラム
子どもから大人まで、クルマ文化を“体験”できる企画も開催。
「ミニカープログラミング」「タイヤ交換」「ミニカーづくり」など
（2025年11月21日・22日／文化館1階ホール）
協力：トヨタ技術会

また、文化館3階の「クルマの図書室」では、絵本の読み聞かせや“カタログ語り隊”など、クルマと本を楽しむ催しも予定されています。

■トヨタ博物館 概要
所在地： 〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100
アクセス：
　・地下鉄東山線「藤が丘」駅 → リニモ「芸大通」駅下車 徒歩5分
　・名古屋瀬戸道路「長久手IC」より西へ約400m
開館時間： 9:30～17:00（最終入館16:30）
休館日： 月曜日（祝日の場合は翌平日）、年末年始（12/25～1/3）
入館料： 大人1,200円／シルバー700円／中高生600円／小学生400円
公式サイト： https://toyota-automobile-museum.jp/


“テクノロジーとデザインの黄金期”を象徴する日本車たちが一堂に集結。JDMが世界を熱狂させた理由を、トヨタ博物館でぜひ体感してみてください。