厳選!全国の職人技を感じるモノづくり~厳選10番外編~

ものづくり大国日本の伝統芸能に触れる旅
ものづくり大国日本の伝統芸能に触れる旅

便利な世の中になっても、昔ながらの産業を今も守り続けている職人産業。それぞれの土地に伝わる伝統的な製法、デザインや美しさ、素材にこだわったこれらは、わたしたちの暮らしを豊かにしてくれ、彩りを与えてくれます。

GWに約100万人で賑わう一大イベント「有田陶器市」
GWに約100万人で賑わう一大イベント「有田陶器市」

「陶器の町」として知られる佐賀県有田町で開催される、日本三大陶器まつりのひとつ。毎年4月29日~5月5日に開催され、佐賀県有田町内一円4kmにわたって約500の店舗が立ち並び、毎年から約100万人の来場者で賑わいます。400年の歴史を誇る有田焼。陶磁器をお値打ち価格で購入できるのはもちろん、スタンプラリーやテーブルコーディネート展など、様々なイベントが催されます。

西松浦郡有田町

TEL:0955-42-4111(有田商工会議所)

その素肌美と素朴さが長きにわたり多くの人に愛される「備前焼」
その素肌美と素朴さが長きにわたり多くの人に愛される「備前焼」

釉薬は一切使用せず、絵付けもしない。一点ずつ良質の陶土の形を整え、ただ焼く。素朴な容姿でありながら、どこか力強く、独特の魅力を放ち、手作りのあたたかみを感じられる備前焼。割れにくく、飽きがこず、使うほどに味がでる風合いは、一度使ったら手放せなくなると評判です。備前は、日本の六古窯の中でももっとも古い窯場だそう。須恵器の時代から、無釉焼き締めの伝統を守りつづけ、一千年もの間、窯の火は途絶えたことがないといいます。

1300年以上の歴史を持ち、国内外で広く親しまれる「美濃焼」
1300年以上の歴史を持ち、国内外で広く親しまれる「美濃焼」

岐阜県美濃地方の東部、多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市で生産され、1300年以上の歴史を持つ日本の代表的な焼き物。焼き物の原料となる粘土や窯を焚くための燃料が豊富で、古墳時代ごろから作られ始めたと言われます。 食器類の生産は、全国シェアの60%。毎年5月3日~5日には、日本3大陶器まつりの一つ「土岐美濃焼まつり」が開催され、県内外から30万人以上の人で賑わいます。

岐阜県土岐市泉北山

TEL:0572-55-1322(土岐美濃焼卸センター)

奈良時代に仏教伝来とともに大陸から伝わった「伊賀くみひも」
奈良時代に仏教伝来とともに大陸から伝わった「伊賀くみひも」

明治35年、廣澤德三郎が東京から江戸組紐の技術を持ち帰り、失われかけた伊賀くみひもを再び開花させたといわれています。絹糸を主に金属糸などを組み糸に使い、高台・丸台・角台・綾竹台などの伝統的な組台で、繊細な美しさを持つ組紐を生産。伊賀くみひもは、特に高台による高級手組紐による全国生産の大半を占め昭和51年には通産大臣が定める伝統的工芸品に指定されています。

伊賀市四十九町1929-10

TEL:0595-23-8038(三重県組紐協同組合)

400年にわたり受け継がれる「有松・鳴海絞 」
400年にわたり受け継がれる「有松・鳴海絞 」

江戸の宿場町の面影を残す名古屋市緑区有松で、脈々と受け継がれている「有松・鳴海絞」。江戸の旅人が競って手ぬぐいや浴衣を買い求めたことから全国へ広まりました。工芸士の繊細な絞り技法によって生み出される作品は、モダンで個性的な柄もあり、現代の暮らしにマッチ。国の伝統工芸品に指定され海外やアート分野にも進出、毎年6月には「有松絞まつり」を開催します。

名古屋市緑区有松

TEL:052-621-0111(有松・鳴海絞会館)

孫の代まで使える一生モノの伝統工芸品「南部鉄器 」
孫の代まで使える一生モノの伝統工芸品「南部鉄器 」

17世紀中期に南部藩主が京都から釜師を招いて湯釜を作らせたのが始まりと伝わる南部鉄器。鉄や粘土など、良質な原材料に恵まれていたこともあり、盛岡と奥州で発展を遂げました。使うほどに味の出る、重厚なデザイン。優れた品質と造形美は、日本の伝統的工芸品として第1号の指定を受けるほど。南部鉄器で沸かしたお湯はとてもまろやかになり、料理は美味しくなるとか。日本だけでなくアジアや欧米など海外での評価も高い。鉄瓶、鍋、フライパンなど種類も豊富。

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