
忙しい日常に疲れを感じた時は、心を癒す温泉と爽快なドライブを一度に味わえる温泉郷へ車を走らせてみるのはいかがでしょうか。この記事では、東日本エリアに点在する魅力的な温泉地を10カ所、紹介します。(※とくに冬のドライブで訪れる際は、路面の積雪や凍結に注意が必要です。現地の天気予報や通行止めなどの情報収集をし、適切に車の支度を整えてからドライブに出かけましょう)
TABLE OF CONTENTS
目次
①草津温泉(群馬県)

群馬県の草津白根山の麓に広がる「草津(くさつ)温泉」は、「日本三名泉」の一つに数えられる日本有数の温泉地です。自然湧出量は日本一を誇り、硫黄の香りが漂う湯は「恋の病以外はすべて効く」と言い伝えられるほど。温泉街の中心に位置する「湯畑」では、毎分4,000リットルもの源泉が湧き出し、もうもう立ち上る湯けむりとあいまって草津らしい独特の風情を楽しめます。
冬には一面が白銀の世界に変わり、雪景色と湯けむりが織りなす幻想的な眺めが広がります。周辺にはスキー場も多く、ウィンタースポーツと温泉をセットで楽しめるのも魅力。さらに自然の迫力を感じながら散策できる「西の河原公園」など、家族みんなで遊べるスポットも充実しています。
②箱根温泉郷(神奈川県)

神奈川県の南西部に位置する「箱根(はこね)温泉郷」は、首都圏から最も近い温泉郷の一つとして知られています。約40万年もの火山活動によって育まれたエリアには、大小20以上の温泉が点在し、「箱根二十湯」とも呼ばれています。場所によって泉質が異なり、肌にやさしいアルカリ性単純温泉、新陳代謝を促進する硫黄泉など、バラエティ豊かな湯めぐりが楽しめるのも特徴です。
芦ノ湖や富士山を望む、ダイナミックな景色の中、四季折々の自然と温泉の両方が楽しめます。どんな旅のスタイルにもフィットする、宿泊施設の幅広さも箱根温泉郷の魅力。源泉かけ流しの老舗旅館から、眺望自慢のリゾートホテル、気軽に楽しめる日帰り温泉スポットなど充実しています。
③鬼怒川温泉(栃木県)

栃木県日光市に位置する「鬼怒川(きぬがわ)温泉」は、鬼怒川の渓谷沿いに旅館やホテルが立ち並ぶ、関東でも人気の高い温泉地です。江戸時代に発見された歴史ある温泉で、当時は日光詣での僧侶や大名など、限られた人しか入浴ができない特別な温泉として知られていました。泉質は肌に優しいアルカリ性単純温泉。さらりとした湯ざわりで、神経痛や疲労回復などに良いとされ、幅広い年代に親しまれています。渓谷を望む露天風呂も多く、川の流れる音に耳を傾けながら、ゆっくりと湯に浸かれるのも魅力です。
アクセス面も便利で、日光宇都宮道路・今市ICから約20分とドライブしやすい距離感。世界遺産「日光の社寺」までも車で30分ほどなので、観光と温泉をセットで楽しむ旅にもぴったりです。
④那須湯本温泉(栃木県)

栃木県の那須岳の麓に広がる「那須湯本(なすゆもと)温泉」は、那須温泉郷の中でも最も古い歴史を持つ温泉地です。約1300年前に、傷を癒やす鹿が見つけたと伝わる名湯「鹿の湯」がそのルーツとされ、那須温泉郷最古の温泉地です。白く濁る硫黄泉は成分が濃く、血行促進や美肌効果が期待できると評判。温泉街には硫黄の香りが漂い、昔ながらの湯治場の素朴な雰囲気が今も色濃く残っています。
東北自動車道・那須ICから車で約25分とアクセスも良く、那須高原エリアが近いので自然散策や牧場めぐりと組み合わせたドライブ旅もおすすめです。
⑤伊香保温泉(群馬県)

群馬県の榛名山の中腹に位置する「伊香保(いかほ)温泉」は、古くから湯治場として親しまれてきた歴史のある温泉地です。温泉街のシンボルとなっているのが、365段の「石段街」。石段の両脇には土産物店や飲食店などが軒を連ね、浴衣姿で散策するだけでも温泉情緒を満喫できます。歴史は古く、万葉集にもその名が詠まれているほどです。
伊香保の湯は「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」と呼ばれる2種類の源泉があります。鉄分を多く含む茶褐色の黄金の湯は、冷え性や慢性的な痛みに良いとされ、無色透明の白銀の湯は肌あたりがやさしく、病後の回復や疲労回復に効果があるとされています。
⑥蔵王温泉(山形県)

山形県に位置する「蔵王(ざおう)温泉」は、開湯1900年ともいわれる日本屈指の古湯です。東北随一の強酸性の硫黄泉が特徴。血行促進効果から「美人づくりの湯」としても親しまれ、湯の花が舞うほどの成分の濃い温泉を楽しめます。昭和初期にはスキー場が開かれ、ロープウェイや観光道路も整備されるなど、東北最大級の総合マウンテンリゾートとして発展してきました。
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを存分に楽しんだ後は、冷えた体を温泉で温めるのは至福のひととき。温泉街には3つの共同浴場をはじめ、足湯や日帰り温泉施設も充実しており、気軽に湯めぐりができるのも嬉しいポイントです。
⑦下呂温泉(岐阜県)

岐阜県に位置する「下呂(げろ)温泉」は、草津、有馬と並ぶ「日本三名泉」の一つです。飛騨川の流域に広がる温泉街は、山々に囲まれたのどかな雰囲気が魅力。泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明のまろやかなお湯は、肌を絹のように滑らかにしてくれるといわれています。
下呂温泉では、すべての加盟旅館で同じ泉質の源泉を楽しめるように温泉が集中管理されており、どこに宿泊しても質の高い湯を堪能できます。豊かな自然に囲まれながら、日本を代表する名湯で心身ともにリフレッシュする、癒やしの旅にぴったりです。
⑧四万温泉(群馬県)

群馬県の「四万(しま)温泉」は、「四万(よんまん)の病を癒やす」という伝説に由来する歴史ある温泉地です。その歴史は古く、坂上田村麻呂が入浴したという説も残っています。昭和29年には、優れた温泉地として国民保養温泉地の第一号に指定されました。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、肌にやさしい柔らかな湯が特徴です。
強酸性の草津温泉で湯治をした後は、泉質のやさしい四万温泉で肌を整えるとより湯治効果を高められるということから、四万温泉は「草津の上がり湯」とも呼ばれ、湯治客に愛されています。また冬のシーズンは、雪が降ると神秘的な青色で知られる「奥四万湖」の湖面が凍ることもあり、冬ならではの幻想的な景色にも出会えます。
⑨水上温泉(群馬県)

群馬県みなかみ町は、谷川岳の麓に広がる自然豊かなエリアで、「みなかみ18湯」と呼ばれる個性豊かな温泉地が点在しています。その中心となるのが「水上(みなかみ)温泉」です。利根川の渓谷沿いに温泉街が広がり、四季折々の美しい景観を楽しめます。
都心からのアクセスも良く、関越自動車道を利用すれば練馬ICから約1時間半で到着します。春の芽吹きや夏の新緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色と、一年を通してドライブが楽しめます。また、ウォータースポーツなど、豊かな自然を活かしたアウトドアアクティビティも盛んです。自然の中で思いきり体を動かした後に浸かる温泉は格別でしょう。
⑩銀山温泉(山形県)

山形県に位置する「銀山(ぎんざん)温泉」は、川沿いに大正時代の面影を残す木造旅館が立ち並ぶ、風情豊かな温泉地です。ガス灯が灯る夕暮れ時の景色は特に美しく、まるで大正時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気に包まれます。
銀山温泉の泉質は、わずかに塩味を含んだ硫黄泉。疲労回復や美肌効果などにも良いとされています。なお、冬期を中心に特定の期間は温泉街へのマイカー乗り入れが規制され、指定の駐車場からシャトルバスで移動します。訪れる際は、事前に公式サイトで規制期間や詳細を確認しておきましょう。
<まとめ>
東日本には、それぞれに個性と魅力を持った温泉郷が数多く存在します。季節の移ろいを感じながら車を走らせ、その土地ならではの景色やグルメ、そして名湯を堪能するドライブは、日常を忘れさせてくれる特別な体験になるでしょう。次の休日は、この記事を参考に、素敵な温泉ドライブへ出かけてみてはいかがでしょうか。
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Posted by
Drive! NIPPON編集部
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