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投稿日:2024.03.21 Thu

沖縄の道の駅・海の駅を一挙紹介!おすすめのお土産や絶景スポットは?

沖縄の道の駅・海の駅を一挙紹介!おすすめのお土産や絶景スポットは?

公共交通機関を利用した沖縄観光は、行けるところが限られてしまうのが難点。本島はもちろん離島にも見所スポットは数多くあるので、観光を満喫するならレンタカーでの移動がおすすめです。ドライブ中の頼もしい味方と言えば道の駅。休憩に立ち寄るだけではなく、沖縄ならではのお土産や絶景スポットを堪能するのも沖縄ドライブの魅力です。おすすめ道の駅をエリア別に確認していきましょう。

【沖縄本島】エリア別!おすすめの道の駅

ドライブの魅力の一つである道の駅は、沖縄でも人気のスポット。観光客はもちろんですが、地元の人にとっても人気のスポットです。トイレ休憩だけに立ち寄るのは勿体ない、そこでしか食べられないローカルフードや季節の食材に舌鼓を打つなど、普段の観光旅行とは少し違った楽しみ方ができるでしょう。とはいえ、沖縄は広く、離島なども多いので、ここではエリア別におすすめの道の駅を紹介していきます。

1. 北部エリア①

沖縄本島北部は、亜熱帯の深い森が広がる自然の宝庫。沖縄屈指の観光地である沖縄美ら海水族館があるのもこのエリアです。おすすめの道の駅を見ていきましょう。

道の駅 ゆいゆい国頭(国頭村)

道の駅 ゆいゆい国頭(国頭村)

自然豊かな国頭に位置する道の駅で、2016年にフードコートと観光案内所が増設され、駐車場も広くなりますます利用しやすくなりました。ここの注目ポイントは直営レストラン「レストランくいな」で食べられるローカルフード。国頭村のブランド豚「くんじゃん豚」を中心としたもやしそばや豚丼、沖縄そばなどが楽しめます。くんじゃん豚はヨモギや海藻などの地養素を餌として食べて育った優しい甘さが特徴の豚肉で、国頭村のふるさと納税の返礼品にもなっています。あまり市場に出回っていない貴重な豚肉なので、立ち寄った際はぜひ食べてみたい一品です。この他にも、山原猪豚料理を楽しめるレストランや、国頭漁協で水揚げされた魚介類を扱う鮮魚店など、おすすめの場所がたくさんあります。
また、沖縄と言えばトロピカルフルーツ。国府村でもたくさんのフルーツが作られています。そして、国府村は沖縄では珍しくお茶の栽培が行われている場所でもあります。緑茶「おくみどり」と「からぎ茶」は特に有名。直売所では、そんな特産のフルーツやお茶を購入することができます。おみやげに人気なのが、やんばるの森から伐採した木を使ったハンドメイド製品です。自然の木からできる器やコップは一つ一つ表情が違うので、お気に入りの一品を見つけるのも楽しみです。

■URL:https://www.yuiyui-k.jp/

道の駅 許田やんばる物産センター(名護市)

道の駅 許田やんばる物産センター(名護市)

沖縄自動車道「許田インター」を下りてすぐに位置する、沖縄で最初にオープンした道の駅です。歴史が古いこともあり、取り扱っている品数がとにかく多いのが特徴。観光客だけではなく地元の人からも愛される人気スポットとなっています。特に充実しているのが、やんばるの特産品である新鮮野菜の販売です。島らっきょうやゴーヤー、田芋、トロピカルフルーツなど幅広く取り扱っています。沖縄ならではの野菜の扱いに迷っても、スタッフに聞けば教えてもらえるのもうれしいポイントです。2階にある屋上休憩所は、名護湾を見渡せる絶景スポットでもあります。望遠鏡も設置されており、名護湾の向こうに本部半島をみることも可能。ここでしか買えないお菓子やテイクアウトフードを片手に、景色を楽しみましょう。

■URL:https://www.yanbaru-b.co.jp/

道の駅 ぎのざ(宜野座村)

道の駅 ぎのざ(宜野座村)

「道の駅ぎのざ」は、国頭郡宜野座村、国道329号沿いにあります。大きな遊具や水遊び場があるので、家族連れのお出かけに人気のスポットです。また、阪神タイガースの春季キャンプが行われる場所でもあるので、阪神グッズショップがあるのも特徴の一つです。道の駅でありながら、アクティビティや屋外イベント、体験プログラムなど、休憩やお土産に収まらず様々な楽しみ方を提供しています。施設はすべてバリアフリーになっており、コインシャワーや更衣室も完備しているので、長時間ドライブで疲れたときにも活用することができます。1階のテラスは漢那福地川に隣接しており、のんびり過ごせる人気エリアになっています。事前予約をすればBBQも利用できます。

■URL:https://mitinoeki-ginoza.com/

おんなの駅 なかゆくい市場(恩納村)

おんなの駅 なかゆくい市場(恩納村)

「なかゆくい」とは、沖縄の言葉で「ひとやすみ」を意味します。恩納村はリゾート地として有名ですが、野菜やトロピカルフルーツの栽培、農業や漁業が盛んな場所でもあります。そんな恩名村にある「おんなの駅 なかゆくい市場」は、道の駅としてだけではなく産直市場としても有名な人気スポットで、恩名村を中心に近隣市町村から約1300名の農家さんが生産者登録を行っています。地元で採れた旬の野菜や果物は、沖縄の魅力を十二分に伝えてくれることでしょう。
注目グルメはフルーツパーラー「琉冰」のかき氷。2~3人前はあろうかという山盛りっぷりは全国規模で有名で、中でもマンゴーやパイナップル、ドラゴンフルーツなど、おすすめフルーツ数種類の果肉がたっぷり乗った「アイスマウンテン・トロピカルフルーツ」は見た目の迫力もあって一番人気を誇っています。季節によって変わるメニューも楽しみの一つです。観光農園ではイチゴも栽培されています。コロナウイルスによる観光客減少の対策として始められ、力を注がれています。

■URL:https://onnanoeki.com/

   北部エリア②

道の駅おおぎみ やんばるの森ビジネスセンター(大宜味村)

道の駅おおぎみ やんばるの森ビジネスセンター(大宜味村)

沖縄北部の中でも豊かな大自然が広がる国頭村、大宜味村、東村エリアは、ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネといった世界でも希少な動物が集中して生息している地域で、「やんばる」と呼ばれています。やんばるエリアへの観光途中に立ち寄りたいのがこの「道の駅おおぎみやんばるの森ビジターセンター」です。2020年に大宜味村に移転してリニューアルオープンしたこの場所は、大自然やんばるの玄関口にあたります。グルメやお土産といった道の駅の役割はもちろん、やんばるの自然や文化を発信するための施設としても活用されており、360度ドームシアターやVRを通して、本当にやんばるの自然の中にいるかのような体験をすることができます。実際にやんばるの自然に触れる際にも頼りになるのがポイント。ハイキングツアーやマリンアクティビティの受付も行っています。

■URL:https://www.yambaru-vc.com/

みちの駅 やんばるパイナップルの丘 安波(国頭村)

みちの駅 やんばるパイナップルの丘 安波(国頭村)

「観る」「実る」「未来」「知る」など、さまざまな「み」と「ち」に出会える場所、というコンセプトから「みちの駅」を掲げる場所です。沖縄本島北部の東側に位置しており、周囲は一面畑が広がる沖縄の原風景、すなわち他の道の駅はもちろんコンビニも少ない「休憩場所が少ない」エリアで、やんばる東側を楽しむための拠点として活用されているスポットです。ドライブで疲れた体を癒すための休憩施設はもちろんのこと、洗濯機やランドリーも完備されているので、ここでしっかりとコンディションを整えることができます。
お土産として人気なのが、安波のパイナップルで作られたお菓子や地域の特産品です。元々パイナップル農家さんが多かった地域だったのですが時代の流れとともに数が減少してしまい、「もう一度パイナップル畑が広がっていた風景を復活させたい」という思いから施設の名前が付けられています。7~10月のシーズン中はパイナップル販売も行われています。また、木工房もあり、やんばる材など国頭村の木材を加工しています。研修やワークショップなども開催されていることから、地元の産業に触れる体験もできます。

■URL:https://pineapple-hills.jp/

道の駅 サンライズひがし(東村)

道の駅 サンライズひがし(東村)

沖縄県北部東海岸に位置する道の駅で、パイナップルを使った加工製品や東村産ハーブを使った天然コスメなど、地域の特産品を販売しています。東村はパイナップルの生産量が日本一であり、市場に出回りにくい「ゴールドバレル」という新品種や、スナックパインなども入手することができます。パイナップルそのものだけではなく、お菓子やドレッシング、ポン酢などの加工商品も人気です。チャンプルー料理や沖縄そばなどの定番沖縄料理が楽しめるレストランもあり、地元の人からも愛されています。

■URL:https://sunrise-higashi.okinawa/

2. 中部エリア

沖縄中部は、独自カラーを持ったまちがぎゅっと詰まった魅力あふれるエリア。そんな中部の道の駅を見ていきましょう。

海の駅 あやはし館(うるま市)

海の駅 あやはし館(うるま市)

与勝半島と平安座島を結ぶ海中道路の中部にある海の駅です。外観は琉球時代を代表する伝統的な船舶である「マーラン船」をかたどっています。海中道路中央に位置するだけあって、圧倒的な360度オーシャンビューが最大の特徴で、展望室からコバルトブルーの美しい海が広がるロケーションを堪能することができます。施設2階には、与勝半島の歴史や民俗資料を集めた「海の文化資料館」があります。軽食販売も充実しており、ブルーシールアイスクリームやもずくの天ぷら、じゅうしいおにぎりなどが販売されています。

■URL:https://uruma-ru.jp/member/uminoekiayahashikan/

道の駅 かでな(嘉手納町)

道の駅 かでな(嘉手納町)

所在地である嘉手納町は那覇空港から本島北部に向かう中間辺りに位置しており、長距離ドライブの休憩場所として、そして嘉手納町の観光拠点としてにぎわっている道の駅です。看板に寄り添いながら天に上る白い龍がシンボルになっています。地元のお土産やグルメが楽しめるのはもちろんですが、展望台から極東最大規模の嘉手納空軍基地を一望できるのが最大の特徴となっています。目で見るのはもちろんのこと、戦闘機の爆音をその身で体験することもでき、平和について考える一助となっています。3階には学習展示室も設置されており、3部構成による平和学習も行われています。

■URL:https://michinoeki-kadena.jp/

道の駅 喜名番所(読谷村)

道の駅 喜名番所(読谷村)

読谷村の国道58号線沿いにある道の駅です。喜名番所付近は琉球王朝時代から宿場として栄えていた地域で、「喜名番所」は当時首里から恩名村を結ぶ行路の関所として建てられたと言われています。廃藩置県後は役場として、村の政治や行政の中心としての役割を持っていましたが、戦争で残念ながら焼失。建物は2005年に当時の雰囲気を再現して観光案内所として整備されたものです。飲食物を含む物品販売を行っていないという、道の駅としては珍しい特徴を持っており、歴史資料館や博物館でもありません。ただ静かな休憩所、観光案内所としてゆったりとした時間を楽しむことができます。観光ガイドも常駐しています。

■URL:https://www.vill.yomitan.okinawa.jp/soshiki/shoko_kanko/gyomu/shisetsu/1325.html

3. 南部エリア

沖縄本島南部は、那覇空港を中心に都会的な雰囲気が楽しめるエリアです。観光はもちろん、自然や歴史も楽しむことができます。戦跡や平和祈念施設が集中しているのも特徴です。そんな南部の道の駅を見ていきましょう。

道の駅 いとまん(糸満市)

道の駅 いとまん(糸満市)

国土交通省道路局に登録されている「公式の道の駅」の中では日本最南端に位置しています。そんな「道の駅いとまん」は、道の駅であると同時に県内最大級の農産物販売所でもあります。「うまんちゅ市場」には旬の野菜がところせましと並んでおり、産地直送の野菜を安く購入できるのが特徴です。特に朝一は新鮮なものが手に入ることから多くの地元民が行列を作っています。漁業の直営店も数多く立ち並んでおり、新鮮な海鮮をその場で楽しむことができます。

■URL:https://www.city.itoman.lg.jp/site/kankou-navi/1814.html

道の駅 豊崎(豊見城市)

道の駅 豊崎(豊見城市)

平成20年にオープンした道の駅で、日本最西端の道の駅としても知られています。空港から車で約13分、近隣には人気観光スポットやショッピングスポットが集まっているので、旅行初日でも最終日でも立ち寄りやすいのが魅力です。県内最大規模のレンタカーステーションが隣接しているので、最終日のレンタカー返却時にふらりと寄るのもおすすめです。地元の特産品が揃うファーマーズマーケットJAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」をはじめ、観光ステーションや情報施設などもあり、観光客だけではなく地元客も気軽に訪れるスポットになっています。

■URL:https://www.city.tomigusuku.lg.jp/soshiki/1/1008/gyomuannai/3/3/1/919.html

【離島】番外編!沖縄の離島にある道の駅

実は離島にも道の駅があります。アクティビティや観光の合間に立ち寄るのはどうでしょう。

いらぶ大橋 海の駅(宮古島市)

いらぶ大橋 海の駅(宮古島市)

宮古島市にある海の駅で、併設されているレストランでは、伊良部大橋と輝く海を一望しながら、伊良部島の食材を最大限に活かした料理を味わうことができます。一年を通して新鮮な海産物を堪能することができ、特にマグロやカツオは地域を代表する特産物として有名です。宮古そばやソーキそばといった沖縄定番メニューはもちろん、オリジナルメニュー「かつお飯」も人気です。伊良部島特産品を中心にしたお土産屋さんもあり、この場所ならではの一品を探すことができます。

■URL:https://irabu-sta.jp/

島の駅 みやこ(宮古島市)

島の駅 みやこ(宮古島市)

宮古空港から車で10分の場所にある島の駅で、特にフードコートがおすすめスポットです。出汁からこだわっている宮古そばや、ふわふの沖縄風天ぷら、そして宮古島の「雪塩」が使われているふんわりもっちり焼きたてパンなどのグルメを堪能することができます。特産品のマンゴーとメロンもおすすめで、6~8月にはマンゴーの、12~2月にはメロンのイベントが開催されています。島限定の泡盛も販売されているので、お酒好きの人にもおすすめです。

■URL:https://shimanoeki-miyako.com/

≪まとめ≫沖縄の道の駅で地元ならではの特産品を購入しよう!

≪まとめ≫沖縄の道の駅で地元ならではの特産品を購入しよう!

沖縄には特産品の販売に力を入れている道の駅がたくさんあります。単なるトイレ休憩で終わらせてしまうのは勿体ない。そこでしか食べられない、買えない一品を目指して車を走らせるのも沖縄旅行の魅力です。また、新鮮な野菜やトロピカルフルーツを安く購入できるところも多いので、沖縄でドライブ旅行をするときはぜひ道の駅に立ち寄ってみてください。

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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