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投稿日:2023.04.25 Tue

春の奥飛騨温泉郷でアクティビティを満喫。桜と新緑の大自然で遊ぼう!

春の奥飛騨温泉郷でアクティビティを満喫。桜と新緑の大自然で遊ぼう!

日本有数の源泉湧出地として知られる、奥飛騨温泉郷の春は今が真っ盛り。標高が高く、平地よりひと月ほど遅れて桜が開花するため、淡いピンクの桜景色が山々の新緑と一緒に楽しめます。
奥飛騨エリアは車でのアクセスが良く、中部や北陸からはもとより、関東方面からも訪れやすいことが観光地として人気の理由のひとつ。近年は、温泉観光や北アルプスの山岳観光のみでなく、この地ならではのアクティビティも充実してきました。今回は、大自然が生み出した絶景に囲まれて楽しめるスポットのほか、かつての神岡鉱山鉄道を生かした話題のレジャーなど春の奥飛騨で楽しみたいおすすめのアクティビティをご紹介します。
(写真提供:新穂高ロープウェイ)

クマたちの愛らしい仕草に釘づけ!こぐまとの触れ合いも!「奥飛騨クマ牧場」

クマたちの愛らしい仕草に釘づけ!こぐまとの触れ合いも!「奥飛騨クマ牧場」

全国的にも珍しいクマ牧場が「奥飛騨クマ牧場」です。ここには、本州に生息するツキノワグマが、何と約100頭も飼育されています。
牧場へ入ったら、まずエサ用のドライフルーツやビスケットを購入しましょう。エサを手にクマ舎へ近づくと、クマさんたちは立ち上がって手を伸ばしたり、口を開けたりと愛らしいポーズでエサをねだります。そこへエサを投げ入れると、上手に口でキャッチするクマさんもいれば、受け損なって転がるエサを慌てて拾いに行くクマさんも。ずっと見ていても飽きないユーモラスな姿を見せてくれます。
また、春から秋にかけての期間限定企画で、こぐまと一緒に記念写真を撮ることができます。今年2月に生まれたこぐまちゃんにふれることができるのは園内でここだけ。ぜひ体験してみてください。
(写真提供:奥飛騨クマ牧場)

■住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根2535
■TEL:0578-89-2761
■定休日:なし
■営業時間:8:00~17:00(冬季は16:30まで)
■料金:大人(中学生以上)1,100円、小人(3才~6年生)600円、団体(25名以上)1割引
※お得なオンライン前売りチケットもあります。
■注意事項:
ペット同伴の入場不可。無料の鍵付き犬舎(小型犬2部屋、大型犬1部屋)へ預けることができます。
■駐車場:バス20台、乗用車300台(無料)

標高日本一!神秘的な「飛騨大鍾乳洞」で2億5000万年の時を体感しよう

標高日本一!神秘的な「飛騨大鍾乳洞」で2億5000万年の時を体感しよう

「飛騨大鍾乳洞」へ入ると第1洞の「竜宮の夜景」が目の前に広がります。青白くライトアップされた鍾乳石が訪れる人々を神秘的な世界へといざない、ここが2億5000万年前には海底だったことを教えてくれます。「飛騨大鍾乳洞」の標高は900mで、日本一高い場所にある観光鍾乳洞。年間の平均気温は12℃ほどで、夏はひんやり涼しく、冬は厳しい寒さが和らぐ空間です。
全長が約800mの鍾乳洞は、大きく3つに区分けされ、それぞれに出口が設けられています。洞内は急こう配が続くため、体力やコンディションに合わせて無理なく楽しみましょう。所要時間は、鍾乳洞の入口から第1出口まで約10分、第2出口まで約20分、第3出口まで約30分かかります。
入口の途中にある「大橋コレクション館」には、飛騨大鍾乳洞を発見した故・大橋 外吉氏が集めた世界の美術品や装飾品が展示されています。こちらもお立ち寄りを。
(写真提供:飛騨大鍾乳洞観光株式会社)

■住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147
■TEL:0577-79-2211
■定休日:なし
■営業時間:<4月〜10月>8:00~17:00(閉館17:30)<11月〜3月>9:00~16:00(閉館16:30)
■料金:大人(高校以上)1,100円、小人(小・中学生)550円、団体(20名以上)大人 900円、小人 350円
※前売・WEB割引券あり。飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館共通です。
■駐車場:バス20台、普通車300台(無料)

「新穂高ロープウェイ」の2階建てゴンドラから北アルプスの絶景を満喫

「新穂高ロープウェイ」の2階建てゴンドラから北アルプスの絶景を満喫

「新穂高ロープウェイ」は、日本で唯一の2階建てゴンドラで、標高2,000mを超える北アルプスの山々の絶景を楽しむことができます。山頂エリアには、展望デッキやテラスを設えた「頂の森」が2022年10月にオープン。穂高連峰の美しい景色はもちろん、春から初夏にかけたこの時季は、山野草や高山植物の花が咲きほころんで出迎えてくれます。
新穂高ロープウェイは、「新穂高温泉駅」から「鍋平高原駅」を結ぶ第1ロープウェイと「しらかば平駅」から「西穂高口駅」を結ぶ第2ロープウェイがあり、徒歩で乗り継ぐことができます。自然散策路、露天風呂に足湯、飲食店や売店などが充実し、1日かけてゆっくり遊ぶことができます。
標高が高く、気温の上下が激しいエリアなので、長袖の上着やストールがあると安心です。2023年5月8日(月)から、ロープウェイは第1・第2ともにメンテナンス運休に入りますので、初夏の北アルプスを楽しみたい方は、ゴールデンウイーク中に訪れることをおすすめします。
(写真提供:新穂高ロープウェイ)

■住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
■TEL:0578-89-2252
■定休日:なし(年1~2回の定期点検、天候不良による運休があります)
■メンテナンス情報:
第1ロープウェイ 2023年5月8日(月)~7月20日(木)
第2ロープウェイ 2023年5月8日(月)~8月9日(水)
■営業時間:
新穂高温泉駅(上り)8:30~16:00、西穂高口駅(下り)8:45~16:45
グリーン4/1~11/30の期間、8/1~8/30の始発は各30分前から
■運賃:
大人(中学生以上)3,300円、小人(6才以上小学生まで)1,650円
*第1・第2ロープウェイ連絡(新穂高温泉~西穂高口)の往復運賃です。片道運賃、団体旅客運賃、貸切運賃などはお問合せいただくか、Webサイトでご確認ください。
■駐車場:164台(乗用車 600円/6時間)

旧神岡鉱山鉄道のレールをマウンテンバイクで走る「Gattan Go!!」

旧神岡鉱山鉄道のレールをマウンテンバイクで走る「Gattan Go!!」

レールマウンテンバイク「Gattan Go!!」(ガッタンゴー)は、2004年に廃線となった神岡鉱山鉄道の線路を専用のマウンテンバイクで走るアクティビティ。奥飛騨の町並みを眺めながら走る「まちなかコース」と奥飛騨の渓谷沿いをスリルと共に走る「渓谷コース」の2コースが楽しめます。
初めての人や家族グループにおすすめのコースは、旧奥飛騨温泉口駅から旧神岡鉱山前駅までの往復約6kmを走る「まちなかコース」。途中で暗いトンネルを走り抜けるドキドキも楽しめます。
マウンテンバイクは、電動アシスト機能付きで人力と電力で走行する「ハイブリッド型」。往復約6km、時間にして1時間弱の距離も電動モーターがアシストしてくれるので、快適にサイクリングを満喫できます。旧鉄道ならではの、レールの継ぎ目の「ガッタン!ゴットン!」という音と振動を味わってみて。
(写真提供:NPO法人 神岡・町づくりネットワーク レールマウンテンバイク事務局)

<まちなかコース>
■住所:岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2(出発地)
■TEL:0578-82-6677
■定休日:水曜(2023年度は11月23日まで営業)
■営業時間:9:00~16:30
■料金:ハイブリッド車2人乗り1車両3,200円など
※詳しくはWebページをご覧ください。
■駐車場:40台(無料)
*<渓谷コース>については、「Gattan Go!!」(ガッタンゴー)Webサイトをご覧ください。

ガイドツアーでしか入れない「乗鞍山麓 五色ヶ原の森」でトレッキング

ガイドツアーでしか入れない「乗鞍山麓 五色ヶ原の森」でトレッキング

乗鞍山麓五色ヶ原の森では、乗鞍岳の裾野3,000haという広大なエリアに、神秘的な池や滝をはじめ渓谷林や湿地植生といった、さまざまな森の顔を見ることができます。この大自然のありのままの姿を楽しめるのも、サステナブルな自然環境の保護と利用を両立するための規制があってこそ。入山には必ずガイドが同伴し、1日の利用者数にも制限を設けるなどのルール下で運営されています。
本来なら、5月20日の山開きからツアーが始まりますが、標高が低く雪解けも早い「久手御越滝コース」は、4月29日からプレオープンして一足早く楽しめます。久手御越滝までの片道約1.7kmを五色ヶ原の森の専属ガイドと一緒にゆっくり歩き、滝見展望台から落差58mの久手御越滝を見て戻ってくる約3時間のコース。この辺り一帯を知り尽くしたガイドが一緒なので、初めての方やご家族でも安心して楽しめるトレッキングツアーです。
(写真提供:乗鞍山麓 五色ヶ原の森)

*プレオープン*久手御越滝コース
期間:4月29日から5月14日まで
※事前予約が必要ですが、4月29日から5月7日は当日受付も可能。
料金:1人5,000円(最少催行人数2名)
時間:【午前の部】9:00~12:00、【午後の】13:00~16:00
※どちらも10分前に五色ヶ原の森案内センターへ集合

■住所:岐阜県高山市丹生川町久手471-3(案内センター)
■TEL:0577-79-2280
■定休日:なし
■料金:ツアーコースによる(大人5,000円~9,000円)
※詳しくはWebページをご覧ください。
■駐車場:150台(無料)

(文:高橋尚美)

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Drive! NIPPON編集部

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