投稿日：2025.09.09 Tue

JAF長野支部×信州大学、産学官連携で小谷村モデルコースを制作　観光連盟公認プランとして公開

JAF（一般社団法人日本自動車連盟）長野支部と信州大学人文学部佐藤ゼミは、2016年から信州の魅力を発信し地域活性化を目指す共同研究を行っています。その一環として2024年度は、北アルプスのふもと・長野県北安曇郡小谷村を舞台に、学生目線で観光プランを企画・制作しました。

制作された観光プランは、小谷村観光連盟の公認モデルコースとして採用され、2025年8月1日にWebページで公開。信州大学とJAFが手掛けた観光プランが自治体公式に採用されるのは初めての取り組みとなります。

■学生が考案した“グリーンシーズン”の楽しみ方
観光プランは学生や若年層、さらにはインバウンド客をターゲットに、小谷村ならではの体験を盛り込んだ日帰りプラン。公共交通機関を利用するコースも用意されており、車を持たない学生でも訪れやすい設計となっています。ドライブ派に向けたコースはJAFが制作し、車・電車の双方でアクセスできる点が魅力です。

また、ゆったりと小谷村を満喫できる1泊2日のモデルコースも公開されており、自然や歴史、食文化を組み合わせた滞在型観光を提案しています。

■Web公開ページでは体験イベントも紹介
公開中のJAF公式ページでは、今回の観光プランの詳細に加え、信州大学とのこれまでの取り組み、小谷村で体験できるイベントなどもあわせて紹介。地域を訪れる人にとって役立つ情報が発信されています。
詳細はこちら ▶ https://jaf.or.jp/common/area/2025/kanto/nagano/local-news/otari-0822?utm_source=chatgpt.com

■今後の展望
JAF長野支部では「産学官の連携をさらに広げ、長野県内各地の地域活性化に取り組んでいきたい」としています。今回の小谷村での成果は、学生主体の発想と地域資源を結び付けた新しい観光プロモーションのモデルケースとなりそうです。